団地（公団）給湯器交換の特長・費用まとめ

団地と呼ばれる住宅は市営・県営住宅から分譲タイプまで様々あります。
団地の場合、一般的な壁掛け型給湯器の他に、据え置き型、バランス釜タイプ、壁貫通タイプ、室内設置型など構造や築年数によって設置されている給湯器は様々です。通常は同じタイプの給湯器へ交換いたしますが、団地に取り付けられている壁貫通型給湯器の場合、別タイプへの交換ができる場合もあります。団地の給湯器交換について詳しくご説明いたします。

賃貸の団地にお住まいで給湯器交換を行う場合は、まず管理会社または住宅所有者に相談して、交換にかかる費用の負担、所有権、退去時の原状復帰が必要かどうかなどの確認と許可が必要になります。お住まいがご自身所有の場合は、規約（工事可能時間、曜日など）に則って手配ください。

よくみかける壁掛け給湯器の他に、以前の団地に採用されるケースが多かったバランス釜タイプなど、団地に取り付けられている給湯器の種類とその特徴をご案内いたします。
給湯器の種類や設置タイプについてはこちらでも詳しく解説しております。

団地に採用されているケースが多いバランス釜ですが、交換の際に壁貫通型給湯器へ変更希望されるケースが多々あります。ここではバランス釜から壁貫通型給湯器へ変更する際のメリット・デメリットと注意点をご紹介いたします。

浴槽を大きくできる｜メリット1

バランス釜は浴槽の隣に置いているため、大きい浴槽を置くことができません。しかし、壁貫通型給湯器は貫通穴の中に本体が納まるため、大きな浴槽を設置するが出来ます。

自動で湯はり・追い焚き・保温・たし湯ができる｜メリット２

フルオートタイプの壁貫通型給湯器に交換すると、ボタン一つで湯はり、設定水位でストップ、湯温が下がると追い焚き、浴槽のお湯が少なくなるとたし湯まで、全て自動でできるようになります。

屋外に設置されている給湯器は16号・20号・24号がありますが、ガスメーターの大きさによって取り付けられる号数に上限があります。対して壁貫通型給湯器は8号（8.2号、8.5号）と16号があり、ガスメーターの大きさで取り換え機種が制限されることはありません。予算に余裕があるようでしたら16号タイプの設置がおすすめです。

主要メーカーの商品ラインナップ

	リンナイ	ノーリツ	ハウステック
フルオート	16号	8号 16号	8.2号 16号
オート	8.2号	8号	8.5号

※フルオートは型番末尾が「A」、オートタイプは「SA」となっています

壁貫通型給湯器へ交換できない場合もあります

壁貫通型給湯器を取り付けるには、浴室内にガス栓、ホース取り回し、給水栓が必要になります。ただしそれぞれの設備があったとしても配管の位置によっては壁貫通型へ取り替えることが出来ない場合もあります。

メーカー、号数、機能などさまざまなタイプを取り扱っております。お気軽にお問合せください。

お見積りは商品代金と基本工事費、その他項目をすべて含めた総額でご提示いたします。
設置状況等により部材やオプション工事が別途必要な場合についても、事前にお知らせいたします。