メーカー徹底討論 アラウーノ編5. おすすめの機種は?

メーカーと徹底討論!パナソニック「アラウーノ」編 5.グイグイ動いて排水するターントラップ
~トイレといえばTOTOかLIXIL~
この常識を覆すべく、2強に斬りこんだのが、総合電機メーカー パナソニック。「陶器ではなく、特殊樹脂を使ったトイレ」「モーターで動かす、可動式のトラップ」「台所用洗剤の泡で、便器を自動洗浄」。従来の便器メーカーでは考えもつかない、型破りな発想と技術力で開発したタンクレストイレ『アラウーノ』が消費者に支持され、発売開始からたったの9年で、累計販売100万台を達成。今、最も勢いのある、パナソニック アラウーノ。メーカー開発者との対談を通じて、その魅力に迫ります。

5. おすすめの機種は?

メーカーと徹底討論!パナソニック「アラウーノ」編 5. 対談者
高橋 パナソニックさんだけが、タンクレストイレのみの商品ラインナップなのですが、これはなぜなのでしょうか。タンク式のトイレを開発する予定はないのでしょうか。
中出さん 低水圧の地域でも、タンクレストイレのアラウーノを設置できますので、タンクの必要性がないから、ということだと思います。ただ、手洗いが必要というお客様はいらっしゃいますので、アラウーノV手洗い付きのように、手洗いの付いた機種はラインナップしております。
高橋 個人的には、アラウーノシリーズの中でも、アラウーノVがタンクレストイレなのに、あれだけ安い価格というのが衝撃的だったのですが。
坂本さん 実は、私も衝撃を受けまして。アラウーノV、もっと売れてもいいのでは、と個人的には思っているのですが・・・。
中出さん アラウーノシリーズの特長として、やはり一体成形デザインというのがあるのですが、アラウーノVだけは一体成形ではないこともありまして。
見た目や、掃除のしやすさで他のアラウーノよりも見劣りしてしまうのでは?というご意見もお客様から頂戴していました。
そこで、フォルムからデザインを見直しまして、NewアラウーノVを2015年12月に発売しました。一体成形ではないのですが、便器・便座・便フタのフォルムに一体感が出るように、デザインを工夫しました。
2015年12月発売の「NewアラウーノV」

2015年12月に発売された「New アラウーノV」

高橋 先代のアラウーノVもいい機種で、当社でも常にランキング上位だったのですが、便器と便座のスキマが少しだけありました。NewアラウーノVは、ほとんどスキマを感じさせないデザインですね。対応排水芯も増えましたし。
坂本さん パナソニックの営業みたいですね(笑)
阿部 確かに(笑)
高橋 商品のいい所をお客様に伝えたいという想いが強すぎて、社外秘まで何でもしゃべってしまいそうなので、私には営業は無理です(笑)
パナソニック アラウーノ対談
高橋 タンク式一体型トイレですと、便器が陶器で、タンクが樹脂と、素材の違いがあるので、質感の違いがやはり出てくると思います。アラウーノV手洗い付きは、便器も手洗い部も同じ樹脂系素材なので、デザイン的にも、質感も、一体感があっていいですよね。
坂本さん 実物をじっくり見たときに、アレっ?とならないか、褒められすぎると、少し心配になりますね(笑)
高橋 今回のNewアラウーノVのデザインは、こちらも深澤直人さんにお願いしたのでしょうか。
坂本さん 今回は、アラウーノのデザインコンセプトを受け継いで、社内のデザイナーが担当しました。
阿部 アラウーノシリーズには3モデルありますが、メーカーとして、それぞれどのようなお客様に、おすすめされているのでしょうか。
中出さん リフォームの場合には、最上位モデルの新型アラウーノ(※現在の後継機種はアラウーノL150)からご説明させていただくことが多いです。後付けでアームレストを付けられるとか、自動開閉など付加価値の高い機能をご紹介します。
新築戸建の場合、1階にアラウーノSⅡ(※現在の後継機種はアラウーノS141)、2階にアラウーノV(※現在の後継機種はNEWアラウーノV)をご提案させていただくことが多いです。
ただ、やはり、お客様のご要望が原点となりますので、アラウーノの全体的な特徴と、3機種それぞれの特徴をご説明した上で、お客様の家族構成や状況をお伺いします。祖父母様と同居の場合には新型アラウーノでしたり、あまり使わないトイレにはアラウーノVなど、お客様に合わせて、最適な機種をご提案するように心がけています。
パナソニック アラウーノ対談
阿部 2015年6月に、アラウーノSⅡが出たときに、チャイルドロック機能だったり、樹脂ノズルで2本あったりと。アラウーノシリーズの中で、SⅡだけの独自機能が付いているので、想定されているお客様が違うのかな?と思ったのですが。
中出さん 新築戸建の場合に、アラウーノSⅡが採用されることが多いです。小さなお子様がいらっしゃるご家庭など、やはり新築戸建をはじめてご購入なされる世代のお客様にとって使い勝手のよい機能を付けさせていただいております。
阿部 先代のアラウーノSでもそうだったのですが、シリーズの中でアラウーノSⅡだけ0.07MPa~と、低水圧対応ではないのですが、これには何か理由があるのでしょうか。
坂本さん (リフォームではなく、水圧が比較的安定している)新築戸建を想定した機種ということもあるのですが、後は、先代のアラウーノSのコストパフォーマンスの高さを維持するために、アラウーノSⅡはマイナーチェンジだった、という事情もあります。
高橋 当社でも、アラウーノSⅡをご希望されるお客様もいらっしゃるのですが、新築ではなくリフォームとなりますので、アラウーノSⅡの場合は、必ず事前に水圧測定をさせていただいております。やはりリフォームでアラウーノSⅡを設置する場合は、水圧測定は必須と考えた方がよろしいのでしょうか。
坂本さん 基本的には、一般的な水圧条件に対応できるように開発しているのですが、高層階・高台などで水圧が低い所もありますので、リフォームの場合、水圧確認をお願いしております。けっこう水圧が足りないケースもありますか?
阿部 マンションや集合住宅ですと静動圧は足りていても、やはり流動圧で足りなくて、アラウーノSⅡの設置をあきらめていただくことがあります。
パナソニック アラウーノ対談
高橋 新型アラウーノとNewアラウーノVのステンレスノズルは、パナソニック独自だと思いますが、素材としてのメリットがありましたら、教えていただけますでしょうか。
中出さん ステンレス素材のメリットとしては、清潔感というのが一番かと思います。昔は樹脂のノズルだったのですが、ノズルの汚れを気にされるお客様が多く、アンケートでも、お手入れで改善してほしい部位としてノズルが出てくることもあり、お客様の声からステンレス素材のノズルを開発したという経緯があります。
坂本さん その通りです。ただ、アラウーノSⅡのノズルが樹脂なので、ステンレスが素晴らしいと、完全に言い切れない所はありますが・・・。SⅡのノズルは樹脂ですが、先端を取外しできるように工夫しています。ステンレスは硬い素材ですので、汚れにくいメリットがある反面、長年掃除をしていると、 細かなキズが付くこともあります。 それぞれメリット・デメリットがあります。
高橋 壁掛リモコンに、液晶が付いていないのはなぜでしょうか。
阿部 昔は付いていましたよね。
坂本さん そうなんです。これはお客様の声によるものでして。特に、時計は別にあるので不要という方が多く、お客様の声を踏まえて開発した結果、リモコンから液晶をなくした、ということになります。
高橋 新型アラウーノに後付できるアームレストもいいですね。手すりと比べても費用が安いですし、後でも手軽に付けられますので。
中出さん 本格的な手すりと比べると、アームレストの耐荷重は片方40kgなので、簡易手すりのようなイメージで、お使いいただく形になります。大掛かりな工事が必要なく、手軽につけられるので、お客様からもお問い合わせをいただくことが多いです。
阿部 最後になりますが、おすすめというか、私はこの機種が好き、というのはありますでしょうか。
中出さん 私の実家では、新型とSⅡを使っております。
坂本さん えっ?新型とSⅡを?
中出さん はい。実はルートがありまして、、。こっそりと付けております。
坂本さん そうなんだ。こっそり(笑)
パナソニック アラウーノ対談
パナソニックショールームにて、アラウーノ対談を終えて記念撮影

長時間の対談を終えて、アラウーノと一緒に記念撮影

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