ビルトイン食洗機(食器洗い乾燥機)の電気代・光熱費

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ビルトイン食洗機の電気代・光熱費
ビルトイン食洗機の電気代と光熱費
今や3世帯に1世帯の割合で普及し、マンションに標準で備え付けられていることも多くなったビルトイン食洗機。共働きのご家庭や、お子さまのいるご家庭など、家事の負担を減らすための必需品アイテムとなりました。
一方で、ビルトイン食洗機を使ったら電気代が上がった、というお声もあります。ここではビルトイン食洗機を使うとどのくらい電気代・光熱費がかかるのか、また、手洗いの場合の光熱費との比較をご紹介しております。電気代・光熱費の目安としてぜひご覧ください。

ビルトイン食洗機の1回の電気代

パナソニックのB1シリーズ・ディープタイプ(深型)ビルトイン食洗機NP-45BD1Sの消費電力をもとに、1回あたりの電気代は下記の通りです。(パナソニック食洗機ページより)
洗浄コース おまかせコース おまかせコース/エコナビ運転
消費電力量 0.56kWh 0.42kWh
電気代 約17.36円 約13.02円
※エコナビ運転は、汚れの量や食器の量をセンサーが感知し、機器の判断によって水すすぎの回数を減らしたり乾燥時間を短縮して節電・節水を行う機能です。
※水温20℃として給湯60℃接続(本体直近まで60℃のお湯がきている)場合です。
※電力料金目安単価:31円/kWh(税込)<家電公取協調べ>を基準に算出。
標準コースで1日2回ビルトイン食洗機をまわすとすると、
1ヶ月の電気代は、17.3円 × 2回 × 31日 = 約1,073円が目安となります。

ビルトイン食洗機と手洗いの場合の光熱費を比較

続いては「約6人分(標準食器46点+箸などの小物24点)をビルトイン食洗機と手洗いで洗った場合、どれくらいの光熱費がかかるのかを計算し、比較します。

ビルトイン食洗機の場合(NP-45BD1S/給湯接続・おまかせ運転)

[1回あたりの光熱費]は、約32.0円(税込)が目安です。
詳しい計算は下記をご覧ください。
[水道料金] + [電気料金] + [ガス料金] + [食洗機専用洗剤代][1回あたりの光熱費]
[条件]
・おまかせコース運転、使用水量8L
・上下水道料金 262円/m³
・水温20℃として給湯60℃接続(本体直近まで60℃のお湯がきている)
・食洗機専用洗剤1本840g入り667円(税込) 0.8円/g ※標準使用量:8.0g/回
[水道料金]
おまかせコース運転の8Lで、上下水道料金を262円/m³とすると、
8L ÷ 1000m³/L × 262円/m³ = 約2.1
[電気料金]
0.56kWh × 31円/kWh = 約17.3
[ガス料金]
都市ガスでガス料金222円/m³(税込)とすると、
水1Lを1℃上げるには、1kcal
1kcal = 4.186kJ
20℃から60℃に上げるのにかかる熱量は、
1kcal × 8L ×(60℃-20℃)× 4.186kJ = 1339.52kJ
都市ガス熱量:45MJ/m³(参考:東京ガス 東京の都市ガス熱量) 熱効率:80%とすると、
45MJ/m³ × 80%/100 = 36MJ/m³
使用したガスの量は、
1339.52kJ ÷ 36MJ/m³ ÷ 1000 = 0.0372m³
0.0372m³ × 167円/m³ = 約6.2
[食洗機専用洗剤代]
0.8円/g で667円の洗剤を8.0g使用すると、
0.8円 × 8.0g = 約6.4
[1回あたりの光熱費]
2.1円 + 17.3円 + 6.2円+ 6.4円 = 約32.0円(税込)

手洗いの場合

[1回あたりの光熱費]は、約72.2円(税込)が目安です。
詳しい計算は下記をご覧ください。
[水道料金] + [ガス料金] + [台所用洗剤代][1回あたりの光熱費]
[条件]
・10Lの湯に使用した食器をつけおきし、洗剤で洗った後、流し湯ですすぎをする
・水温20℃として給湯40℃のお湯、流量は6L/分を使用
・台所用洗剤1本315ml入り197円(税込) ※標準使用量:11.0ml/回 約28.6回分
[水道料金]
10Lの湯につけおきし、1分間に6Lの湯量で、食器1点あたり13.5秒、小物1点あたり5.5秒ですすいだとすると、
つけおき用の湯量: 10L
食器すすぎ時の湯量: 46点×13.5秒/60×6L=62.1L
小物すすぎ時の湯量: 24点×5.5秒/60×6L=13.2L
計 10L+62.1L+13.2L=85.3L
上下水道料金を262円/m³とすると、
85.3L ÷ 1000m³/L × 262円/m³ = 約22.3
食器1点あたり13.5秒、小物1点あたり5.5秒、毎分6Lの流し湯ですすぐ[日本電機工業会基準(2022年7月現在)]
[ガス料金]
都市ガスでガス料金222円/m³(税込)とすると、
水1Lを1℃上げるには、1kcal
1kcal = 4.186kJ
20℃から40℃に上げるのにかかる熱量は、
1kcal × 85.3L ×(40℃-20℃)× 4.186kJ = 7141kJ
都市ガス熱量:45MJ/m³(参考:東京ガス 東京の都市ガス熱量) 熱効率:80%とすると、
45MJ/m³ × 80%/100 = 36MJ/m³
使用したガスの量は、
7141kJ ÷ 36MJ/m³ ÷ 1000 = 0.19m³
0.19m³ × 222円/m³ = 約42.1
[台所用洗剤代]
約28.6回分197円(税込)の洗剤を使用すると、
197円 ÷ 28.6回 = 約6.8円
[1回あたりの光熱費]
22.3円 + 42.1円 + 6.8円 = 約71.2円(税込)

まとめ

1回あたりのビルトイン食洗機の光熱費は約32.0円、対して手洗いは約71.2円という計算結果となりました。
ただし、冬季は水温が低くなり、これ以上の光熱費がかかることが予想されます。また、手洗いの場合は、つけ置き洗い+流し湯ですすぎをしたことを想定しておりますので、節水を心がけて工夫して手洗いしている方や、お湯を使わずに水のみで手洗いしている方では、手洗いにかかる光熱費は低くなります。上記の計算結果は、あくまで目安としてお考えください。
算出基準料金:2026年3月現在
電気料金目安単価31円/kW(税込) <家電公取協調べ>
ガス料金(都市ガス)222円/m³(税込) <パナソニック(株)調べ>
水道料金137円/m³(税込)<日本電気工業会調べ>
下水道使用料125円/m³(税込)<日本電気工業会調べ>

なによりも時間の節約で生活が豊かに

ビルトイン食洗機を使用することで、光熱費節約以上のメリットが、時間の節約です。

手洗いでは1日30分程度の時間を食器洗いに費やしていますが、ビルトイン食洗機なら食器の出し入れと洗剤投入の5分程度で、あとはビルトイン食洗機が洗浄・乾燥してくれます。ビルトイン食洗機を使うことで1日あたり25分短縮できるとすると、一年でおよそ152時間=6日分程度の時間を節約できます。

ビルトイン食洗機導入でできたゆとりの時間を、余暇に使うも、家族とのだんらんに使うも、別の家事をするも思いのまま。時間を有効に使うことができます。

またビルトイン食洗機を購入された方の中には、冬場のお湯を使った手洗いによる手あれに悩んでいる方もいらっしゃいます。お湯や高濃度の食器洗い用洗剤が、手の油分を流し、角質を剥がしてしまうことで、手の皮膚を乾燥させることが手荒れを引き起こす原因と言われています。
高温で溶ける牛脂などの動物性の脂は、手洗いでは落とすのが大変ですが、ビルトイン食洗機なら手荒れも気にせずにしっかりと落とすことができます。

時間の短縮、手あれの予防にビルトイン食洗機の導入をご検討ください。

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