
レンジフード(キッチン換気扇)の頑固な汚れに
レンジフード(キッチン換気扇)の掃除のポイントは汚れがひどくならないうちに“こまめに掃除をする”に限りますが、では、ひどくなってしまった汚れはどう対処すればよいのでしょうか?
レンジフードについてしまった頑固な汚れの落とし方や、汚れが引き起こすデメリットなどをご紹介します。
レンジフード本体のひどい油汚れを落とす
レンジフード本体についてしまい、固くなってしまった油汚れは簡単な拭き掃除だけでは取れません。
そこで有効なのが、油汚れは冷えると固まり落ちにくくなってしまうので、汚れをあたためて落とす方法。どの方法もご家庭にあるものを使って行う簡単な方法です。


上記どちらかを行った後、塗布法を行うのが効果的です。汚れている箇所の範囲や、汚れの具合などに応じてお試しください。
困ったときはプロにお願いする
フィルター付タイプの場合、レンジフードのフィルターでキャッチできる油汚れの量には限界があります。そのため、フィルターでキャッチできなかった油汚れは、レンジフード本体や内部などに付着していきます。フィルター掃除を頑張ってもレンジフード内部がどんどん汚れていってしまうのはそのためなのです。
レンジフードの汚れに目をつぶっていると、いつの間にか自分では手に負えないほどの頑固な汚れになってしまうことも。また、高い位置にあるため、長い時間をかけての掃除が難しいという方も多いのではないでしょうか。 そんな時は、思い切ってプロにお任せするのもひとつの方法です。
解体して、全部をピカピカにしてくれるプロのお掃除サービスも上手く利用して、レンジフードのキレイを保ちたいものです。
キレイに保つと電気代もお得!?

レンジフードの掃除方法などをご紹介してきましたが、実際に、レンジフードをきれい保つことで実は電気代にもメリットがあります。
レンジフードの掃除は「汚れを落としキレイにする」という役割だけではありません。
汚れがひどくなってくると、レンジフードの吸い込みを邪魔してしまい、「弱」で吸い込めるものが「中」にしないと吸い込めなくなったり、「中」で吸い込めるものが「強」にしないと吸い込めないといったことが起きてきます。
レンジフードの吸い込む強さは、「弱・中・強」などの3段階が一般的。それぞれ強さによって消費電力が異なります。もちろん吸い込む量が大きくなるほど消費電力は上がります。
消費電力自体はレンジフードにより異なりますが、弱と強で3倍近く消費電力が異なる機種もあります。また、「弱・強」の2段階設定のレンジフードでは、倍近く消費電力が異なる場合が多いようです。
レンジフードで吸い込みきれなかった油煙は、室内に広がりお部屋を汚してしまうことにもなりかねません。
レンジフードをキレイに保つことは、電気代の節約にもなり、さらには室内のキレイを保つことにも繋がるのです!
レンジフードはこまめな掃除でキレイを保ちましょう。