
東京ガスのガスコンロ修理の費用相場は?高いor安いの?買い替えとの判断基準
2025/08/11
2025/08/11
「ガスコンロの火がつきにくい…」
「東京ガスに修理を頼んだら高いのかな?」
東京ガスはガス機器取り扱い業者として大手であることから、信頼を集めています。一方で、大手であるため工事費用はやや高めに設定されています。
修理・交換を検討している方の中には、「ほかの選択肢も検討したほうが良いのか?」と迷う方もいるかもしれません。
この記事では、東京ガスで修理した場合の費用相場や、修理と買い替えの判断基準、業者選びのポイントまでくわしく解説します。安心・安全なキッチン環境を整えるために、ぜひ参考にしてください。
目次
東京ガスでガスコンロの修理を依頼した場合、最も基本的な費用は6,600円(税込)です。これは「修理基本料」として定められており、以下の内容が含まれます。
この6,600円は、点検の結果修理を実施しなくても発生します。たとえば「見てもらったけど、修理せずに様子を見ることにした」という場合でも費用は発生するので、依頼時は慎重な検討が必要です。
また、点検の際にガスコンロを取り外す必要がある場合は、別途3,300円(税込)の取り外し費用がかかります。
加えて部品交換が必要なケースや作業が複雑な場合には、ここに「技術料」や「部品代」が加算されます。日曜・祝日に依頼した場合は25%割増料金がかかる点も考慮が必要です。
なお、東京ガスで購入・契約したガスコンロでなくても修理の対象になるため、他社で購入した機器でも点検・修理依頼は可能です。
東京ガスのガスコンロ修理は、簡易的な作業で済む場合は6,600円(税込)と明瞭な料金設定になっており、出張費や診断料込みと考えれば割安と感じるかもしれません。
ただしこの基本料金だけで済むケースは少なく、たとえば「火がつかない」「異音がする」「火力が不安定」などの不具合があった場合、出張料の6,600円に加えて技術料や部品代が発生します。
「出張・点検料無料」「金額に納得できなければ無料キャンセルOK」としている会社が多いことを踏まえると、東京ガスでの修理依頼は決して安いとは言えないかもしれません。
「大手だから安心」というメリットはあるものの、費用面を重視する場合は他の選択肢と比較検討してみてください。
ガスコンロの不調が起きたときに悩むのが、修理と買い替えの判断です。
ガスコンロの寿命は一般的に10年前後とされています。使用から10年が経過している場合、たとえ修理して一時的に直ったとしても、別の部位で再び故障が発生する可能性があるため、10年以上使っているコンロは修理ではなく買い替えを検討したほうが安心です。
一方で、使用年数が5年未満の場合は、修理対応で十分なケースが多いです。特に、点火しにくい・火力が弱いといった軽微な不具合であれば、部品交換や調整のみで済む可能性があります。
このように使用年数は修理・交換のひとつの判断目安となります。もちろん使用から10年に満たない場合でも交換が必要となるケースもあるため、状況に合わせて判断することが大切です。
東京ガスでビルトインガスコンロの交換を依頼した場合、本体代と工事費を含めて8万円〜25万円前後が目安となります。
価格に幅があるのは、選ぶコンロのグレードや機能性に大きく差があるためです。たとえば、シンプルな2口コンロであれば10万円以下で収まることもありますが、自動調理機能やガラストップ天板付きの高機能モデルを選ぶと、20万円近くになることもあります。
また、レンジフードと同時に交換する場合や、配管の延長・調整が必要な場合は追加費用が発生します。
東京ガスならではの安心感や施工品質は魅力ですが、価格はネット通販などと比較してやや割高になる傾向があるため、費用重視の場合は他の選択肢も検討してみてください。
ガスコンロの交換は、東京ガス以外の業者にも依頼可能です。ネット通販や住宅設備専門店、地域のガス工事業者など、選択肢は多くあります。
価格や対応力、保証内容に違いがあるため、以下のポイントを踏まえて業者を選んでみてください。
過去の施工事例や運営年数を確認することで、その業者がどれだけ信頼されているかがわかります。
ビルトインタイプの設置経験が豊富かどうかは特にチェックしておきたいポイントです。
実際にその業者を利用した人のレビューを確認しておくと安心です。依頼した人が工事のていねいさ、対応の早さ、トラブル時の対応などに納得しているかどうかを確認しておくことで、依頼後のミスマッチを防げます。
問い合わせから見積もりまでのやりとりがスムーズかどうかも重要です。レスポンスが早く、ていねいな対応をしてくれる業者は施工後のフォローにも期待が持てます。
施工業者によっては、見積もり内容の内訳が不明瞭なところもあります。
見積もり内容の細かい部分がわからないと工事後に高額な請求や追加費用が発生する可能性もあるため、なるべく見積もりの内訳がわかりやすく記載されている業者を選んだほうが安心です。
保証内容は会社によって異なります。製品保証の期間の長さはもちろん、工事に対する保証があるかどうかも確認しておいてください。
保証内容が充実している会社を選ぶことで、何かあったときの費用負担に不安を感じず、安心して使い続けることができます。
東京ガスの修理は信頼感がある反面、診断だけでも基本料金がかかるため、軽微な不具合でも負担を感じることがあります。
また、10年以上使用しているコンロは、修理しても別の箇所に不具合が出る可能性があるため、この機会に新しい製品への交換を検討するのもひとつの方法です。
交換を検討する際は、東京ガスだけでなくネット通販や住宅設備業者など、複数の選択肢を比較しながら、費用・対応・保証のバランスを見て選ぶことが大切です。
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