【2026年度版】キッチンリフォームで使える補助金・助成金|対象工事と補助額を解説
リフォーム
2026/08/06
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リフォーム
2026/08/06
キッチンは、毎日の食事づくりや片付けで何度も使う場所です。設備が古くなってきた、収納や動線が使いにくい、掃除の手間を減らしたいなどの理由で、キッチンリフォームを検討する方も少なくありません。
ただし、キッチンリフォームは工事内容によって費用が大きく変わります。少しでも負担を抑えたい場合は、国や自治体の補助金・助成金を活用できるか確認しておくのがおすすめです。
2026年度は、キッチンまわりのリフォームでも、ビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、節湯水栓、キッチンセットの交換を伴う対面化改修などが補助対象になる場合があります。
本記事では、キッチンリフォームで使える補助金・助成金の種類、対象になりやすい工事、補助額、申請時の注意点をわかりやすく解説します。
※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。補助金制度は予算上限や制度変更により終了・変更される場合があるため、申請前には必ず公式情報をご確認ください。
目次

キッチンリフォームでは、工事内容によって国や自治体の補助金を使える場合があります。
2026年度に中心となるのは、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」です。キッチンまわりでは、その中の「みらいエコ住宅2026事業」で、ビルトイン食洗機や掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、キッチンセットの交換を伴う対面化改修などが補助対象に含まれています。
ただし、キッチン設備を1つ交換すれば必ず補助金がもらえるわけではありません。対象住宅や工事の組み合わせ、申請下限額、登録事業者による申請などの条件を満たす必要があります。
キッチンリフォームで国の補助金を検討する場合、まず確認したいのが「みらいエコ住宅2026事業」です。
みらいエコ住宅2026事業は、住宅省エネ2026キャンペーンの一部で、住宅の省エネ化や家事負担の軽減につながるリフォームを支援する制度です。キッチンだけでなく、窓の断熱改修や給湯器交換などと組み合わせて申請するケースもあります。
参考:みらいエコ住宅2026事業についてわかりやすく解説|交換できるくん
住宅省エネ2026キャンペーンには、複数の補助事業があります。キッチンリフォームでは、みらいエコ住宅2026事業を中心に、窓リフォームや給湯器交換もリフォームを行うか、といった点が補助金利用可否のポイントになります。
| 制度名 | キッチンリフォームとの関係 |
|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業 | ビルトイン食洗機、レンジフード、コンロ、対面化改修、節湯水栓などが対象になる場合がある |
| 先進的窓リノベ2026事業 | キッチンの窓断熱や内窓設置と組み合わせる場合に関係する |
| 給湯省エネ2026事業 | エコキュートやハイブリッド給湯機など、高効率給湯器へ交換する場合に関係する |
| 賃貸集合給湯省エネ2026事業 | 賃貸集合住宅で給湯器交換を行う場合に関係する |
同じ工事に対して複数の国の補助金を重複して受けることはできません。ただし、工事内容が異なる場合は、複数の制度を組み合わせられるケースがあります。
キッチンリフォームで補助対象になりやすいのは、省エネ性能の向上や家事負担の軽減につながる工事です。
たとえば、ビルトイン食洗機や掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロは、みらいエコ住宅2026事業の「子育て対応改修」に含まれます。子育て対応改修という名称ですが、リフォームでは子育て世帯だけでなく、すべての世帯が対象になります。
| 工事内容 | 補助額 |
|---|---|
| ビルトイン食洗機 | 30,000円/戸 |
| 掃除しやすいレンジフード | 15,600円/戸 |
| ビルトイン自動調理対応コンロ | 18,000円/戸 |
| 浴室乾燥機 | 27,600円/戸 |
| 宅配ボックス(住戸専用) | 13,200円/戸 |
| キッチンセットの交換を伴う対面化改修 | 106,800円/戸 |
| 節湯水栓 | 6,000円/台 |
キッチンリフォームでは、食洗機やレンジフード、コンロをまとめて交換することで、家事の負担を軽減しやすくなります。節湯水栓をあわせて交換すれば、省エネ設備として補助対象になる可能性もあります。
注意したいのは、キッチンセットの交換を伴う対面化改修で補助金を受ける場合、掃除しやすいレンジフードやビルトイン自動調理対応コンロは重複して補助を受けられない点です。どの工事を組み合わせると補助額を活用しやすいかは、見積り時に確認しておくと安心です。

みらいエコ住宅2026事業で補助金を使うには、キッチン設備を交換するだけでなく、対象住宅や工事内容の条件を満たす必要があります。
特に重要なのが「要件化工事」です。要件化工事とは、補助金を受けるための前提となる省エネリフォームのことで、開口部の断熱改修や躯体の断熱改修などを所定の組み合わせで実施する必要があります。
| 条件 | 確認内容 |
|---|---|
| 対象住宅 | 原則として平成28年12月31日以前に新築された住宅 |
| 対象者 | 住宅の所有者、居住者、賃借人、管理組合など |
| 工事契約 | 登録事業者と工事請負契約を結ぶこと |
| 要件化工事 | 外皮に面する開口部を有する1つの居室で、所定の省エネリフォームを行うこと |
| 申請下限額 | 原則5万円以上。ほかの構成事業で交付決定を受けている場合は2万円以上 |
| 工事期間 | 2025年11月28日以降に着手した工事が対象 |
要件化工事を行う居室は「トリガールーム」と呼ばれます。リビング、寝室、子ども部屋、台所(キッチン)、書斎などは居室に含まれますが、浴室、洗面室、廊下、玄関ホールなどは居室に該当しません。
キッチンが外皮に面する開口部を持つ居室として条件を満たす場合は、キッチンの窓断熱とあわせて補助対象工事を検討しやすくなります。条件が複雑なため、補助金を前提にする場合は、工事前に登録事業者へ確認するのがおすすめです。


キッチンリフォームでは、給湯器や窓リフォームと組み合わせることで、補助金を活用しやすくなる場合があります。
キッチン設備だけでは申請下限額に届きにくいケースでも、節湯水栓、窓断熱、高効率給湯器などを組み合わせることで、申請条件を満たしやすくなることがあります。
給湯省エネ2026事業は、エコキュートやハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池など、省エネ性能の高い給湯器への交換を支援する制度です。
| 対象機器 | 基本額 |
|---|---|
| エコキュート | 7万円/台 |
| ハイブリッド給湯機 | 10万円/台 |
| エネファーム | 17万円/台 |
キッチンリフォームと同じタイミングで給湯器の交換も検討している場合は、給湯省エネ2026事業の対象になるか確認しておくとよいでしょう。
ただし、施主支給やDIY、中古品の設置などは補助対象外です。対象製品や工事条件を満たすか、事前に確認しておくことが大切です。
先進的窓リノベ2026事業は、既存住宅などの開口部の断熱性能を高めるリフォームを支援する制度です。ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換などが対象になります。
キッチンに窓がある場合は、内窓設置やガラス交換をあわせて検討できます。冬の冷え込みや夏の暑さが気になるキッチンでは、窓断熱によって快適性の向上も期待できます。
| 対象工事 | 内容 |
|---|---|
| ガラス交換 | 既存サッシを利用して、複層ガラス等へ交換する工事 |
| 内窓設置 | 既存窓の内側に新たな内窓を設置する工事 |
| 外窓交換 | 既存窓を取り外し、新しい窓へ交換する工事 |
| ドア交換 | 窓工事と同一契約で行う場合に対象になるケースがある |
先進的窓リノベ2026事業は、1申請あたりの補助額が5万円以上の工事が対象です。みらいエコ住宅2026事業と組み合わせる場合も、同じ開口部について重複して申請することはできません。
内窓設置のリフォームを検討し始めた方へ、おすすめの内窓をピックアップしました。
二重窓は、断熱性や防音性を高め、結露対策にもつながる人気のリフォームです。
補助金も活用できることが多いので、ぜひ検討してみてください。

要支援または要介護認定を受けている方が、自宅で安全に生活するための改修工事では、介護保険の「住宅改修費の支給制度」を使える場合があります。
キッチンでは、手すりの取り付け、段差の解消、滑りにくい床材への変更、引き戸への変更などが対象になる可能性があります。
| 対象になりやすい工事 | 内容 |
|---|---|
| 手すりの取り付け | キッチン内での移動や立ち座りを支えやすくする |
| 段差の解消 | つまずきや転倒のリスクを減らす |
| 床材の変更 | 滑りにくい床材へ変更する |
| 扉の変更 | 開き戸から引き戸へ変更し、移動しやすくする |
介護保険の住宅改修では、支給限度基準額は原則20万円です。自己負担割合が1割の場合、最大18万円が支給されます。
介護保険を使う場合は、工事前の申請が必要です。まずは市区町村の窓口やケアマネジャーに相談し、対象工事に該当するか確認しておくと安心です。

国の補助金とは別に、自治体が独自の補助金・助成金制度を実施している場合があります。
自治体の制度では、キッチンリフォームそのものではなく、省エネ家電、バリアフリー改修、住宅リフォーム、子育て世帯向け改修などの名称で募集されていることもあります。
| 確認したいこと | 内容 |
|---|---|
| 対象エリア | 住んでいる市区町村で利用できる制度か |
| 対象工事 | キッチン設備、バリアフリー、省エネ設備などが含まれるか |
| 申請時期 | 工事前申請か、工事後申請か |
| 補助額 | 定額か、工事費の一部か、上限額があるか |
| 併用可否 | 国の補助金と併用できるか |
自治体の補助金は、予算に達すると年度途中で受付終了することがあります。キッチンリフォームを検討している場合は、お住まいの自治体公式サイトで「キッチンリフォーム 補助金」「住宅リフォーム 助成金」「省エネリフォーム 補助金」などの名称を確認してみてください。
ここでは、人気のキッチンリフォーム事例について解説します。
省エネ効果を目的とするリフォームは、補助金を活用できる可能性があるだけでなく、中長期的な光熱費の負担軽減にもつながります。
キッチンの寒さや暑さが気になる場合は、内窓設置やガラス交換も検討候補になります。給湯器の交換時期が近い場合は、キッチンリフォームとあわせて高効率給湯器への交換を検討するのもおすすめです。

食洗機やレンジフード、コンロの交換は、毎日の家事負担を減らしたい方に人気のリフォームです。掃除や片付けにかかる時間を減らせるため、共働き世帯や子育て世帯にもおすすめです。
対面キッチンへの改修は、料理をしながら家族の様子を見やすくなる点が魅力です。キッチン全体のレイアウトを変える工事になるため、補助金の条件だけでなく、工事範囲や費用もあわせて確認しておくと安心です。
キッチンは、調理中に水や油を扱うため、転倒リスクにも注意したい場所です。手すりの取り付けや段差の解消、滑りにくい床材への変更を行うことで、移動しやすさや安全性を高められます。
将来の介護に備えたい場合や、要支援・要介護認定を受けている家族がいる場合は、介護保険を使えるか確認してみるのがおすすめです。

補助金を使ってキッチンリフォームを行う場合は、工事内容だけでなく、申請の進め方にも注意が必要です。
多くの補助金では、工事を始める前の申請や、登録事業者による手続きが必要になります。工事後に「補助金を使いたい」と気づいても、対象外になるケースがあります。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 工事発注者ではなく、登録事業者が申請する制度が多い |
| 工事時期 | 対象期間内に着手した工事か確認する |
| 契約 | 工事請負契約が必要になる |
| 写真 | 工事前後の写真が必要になる場合がある |
| 書類 | 納品書、性能証明書、平面図などが必要になることがある |
| 予算 | 予算上限に達すると受付終了する場合がある |
みらいエコ住宅2026事業では、ビルトイン食洗機やレンジフード、コンロなどの対象工事ごとに、納品書や工事写真などの確認書類が必要です。
補助金を使いたい場合は、見積り段階で「補助対象になる工事か」「申請に対応しているか」「必要書類を用意できるか」を確認しておくのがおすすめです。
参考:これで失敗しない!食洗機交換業者の選び方|交換できるくん
キッチンリフォームの依頼先には、家電量販店、リフォーム会社、地域の工務店、ネット住宅設備業者などがあります。
補助金を利用したい場合は、価格や商品ラインナップだけでなく、補助金申請に対応しているかも重要な比較ポイントです。
家電量販店は、店舗で実物を見ながら相談できる点が魅力です。システムキッチンや住宅設備の展示がある店舗なら、色味やサイズ感、操作性を確認しながら検討できます。
一方で、店舗によって展示内容や受付できる工事範囲が異なる場合があります。補助金を利用したい場合は、対象工事や申請対応の可否、工事込みの総額まで確認してから進めると安心です。
リフォーム会社や工務店は、キッチン全体のレイアウト変更や、壁・床・配管を含む工事を相談しやすい依頼先です。対面キッチンへの変更や、LDK全体のリフォームを検討している場合に向いています。
ただし、会社によって得意な工事や取扱メーカー、補助金申請への対応状況が異なります。複数社で見積りを取り、提案内容や保証、工事期間も比較するのがおすすめです。
ネット住宅設備業者は、商品代と工事費を含む総額を比較しやすい点が特徴です。ビルトイン食洗機、レンジフード、コンロ、水栓など、設備単体の交換を検討している場合に利用しやすい選択肢です。
写真を送るだけで見積りができる会社もあり、店舗へ行かずに比較検討を進められます。補助金を利用する場合は、対象工事への対応可否や、申請に必要な書類・写真の扱いもあわせて確認しておくと安心です。
参考:これで失敗しない!食洗機交換業者の選び方|交換できるくん
キッチンリフォームでは、工事内容によって国や自治体の補助金・助成金を使える場合があります。
2026年度は、みらいエコ住宅2026事業でビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、節湯水栓、キッチンセットの交換を伴う対面化改修などが補助対象になる可能性があります。
ただし、補助金を受けるには、対象住宅、要件化工事、申請下限額、登録事業者による申請などの条件を満たす必要があります。給湯器交換や窓リフォーム、介護保険、自治体の補助金と組み合わせられるかも確認しておくと、費用負担を抑えやすくなります。
キッチンリフォームを検討する際は、希望する工事内容だけでなく、補助金を使えるか、申請に対応している依頼先か、総額はいくらになるかをあわせて比較するのがおすすめです。



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