ハイブリッド給湯器のメリット・デメリットとは?費用相場と活用できる補助金もご紹介
給湯器
2024/03/15
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給湯器
2024/03/15
ハイブリッド給湯器はガス湯沸かし器と電気湯沸かし器の良いとこ取りをした設備です。使い方によっては光熱費の節約にも繋がるため、導入を検討している方は多くいるかと思います。
しかしハイブリッド給湯器で光熱費が削減できるかどうかは、使い方によって異なるものです。
この記事ではハイブリッド給湯器のメリットやデメリット、導入費用などについてご紹介します。導入で申請できる補助金や後悔しないためのポイントなどについてもご紹介しているため、ハイブリッド給湯器の設置を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次

ハイブリッド給湯器とは、電気とガスの両方を使用してお湯を沸かす給湯器のことです。
一般的な湯沸かし器であるエコキュートと同じように、電気を使用してヒートポンプでお湯をつくり、貯湯タンクにお湯を貯めておきます。貯湯タンクにお湯がなくなったらガスを使用してお湯を沸かすため、湯切れが起きても素早くお湯の使用が可能です。
ハイブリッド給湯器とエコキュートは、どちらもお湯を沸かす設備です。
しかしエコキュートは電気のみでお湯を沸かすため、湯切れの際に再びお湯の用意ができるまで、時間がかかります。一方でハイブリッド給湯器は普段は電気でお湯をつくり、湯切れの際はガスで素早くお湯を沸かします。
湯切れが起きてもすぐに対応できるため、お湯がなくなる心配がない点が、エコキュートとハイブリッド給湯器の大きな違いです。
また、エコキュートは電気のみを使用してお湯を沸かすため、電気代が高くなりがちです。ガスを使用するハイブリッド給湯器であれば電気代の負担は少ないといえます。
しかしガス代は、電気代よりも料金が高く設定されていることがほとんどです。頻繁に湯切れを起こせばガスの消費量が増えてしまうため、エコキュートよりも光熱費が高くなることも考えられます。

ハイブリッド給湯器には、次の4つのメリットがあります。
それぞれの内容について、解説します。
ハイブリッド給湯器はタンクの中に温めたお湯がなくなる「湯切れ」が発生した際、ガスを使用して素早くお湯を沸かせます。
湯切れの心配がないため、家族や来客が多い家庭でも、安心してお湯を使用できます。
ハイブリッド給湯器はお湯とガスの両方を使用するため、電気のみでお湯を沸かすエコキュートよりも電気代の使用量を減らせる点が魅力です。
ただし、湯切れが頻繁に発生する場合は、ガス代が高額になります。湯切れが起きてもすぐにお湯をつくれる点がハイブリッド給湯器の魅力ですが、ガス代を抑えるためにも、なるべく湯切れはおこさないようにお湯の使用量には注意が必要です。
災害が発生すれば、電気とガスのどちらかが止まってしまう可能性があります。ハイブリッド給湯器は電気とガスの両方を使用してお湯をつくるため、片方の供給が止まってもお湯が使えます。
ハイブリッド給湯器のCO2の排出量は、ガス給湯器の半分ほどです。また、電気エネルギーの使用量もエコキュートに比べて少ないため、環境に貢献的な設備といえます。


湯切れの心配がなく環境やお財布にも優しいハイブリッド給湯器ですが、デメリットもあります。
デメリットの内容について、見ていきましょう。
ハイブリッド給湯器は通常の給湯器よりも、サイズが大きい設備です。そのため狭いベランダやスペースのない庭などには、置けない可能性があります。
置き場所をしっかり計画し、移動や生活に不便がないか検討した上で導入をしてください。
ハイブリッド給湯器はエコキュートや一般的なガス給湯器に比べて高額です。初期費用が高いため、導入に躊躇(ちゅうちょ)する方も多くいることでしょう。
また、光熱費が安いとされているハイブリッド給湯器ですが、導入費用が高額であることから、エコキュートや一般的なガス給湯器との差額分を埋めるには数年かかります。差額分を埋める前に故障したり修理が必要になったりするケースも考えられます。
使用方法によってはエコキュートやガス給湯器のほうがお得なこともあるため、「導入費用は高いけど長い目で見ればお得だから」という考えで安易に導入するのは、注意が必要です。
エコキュートはお湯切れを起こした際、30分〜1時間ほどの時間をかけて電気でお湯を沸かします。ハイブリッド給湯器はガスで瞬時にお湯を沸かすため、電気代は使用しません。
お湯切れが発生した際の光熱費の差分が、ハイブリッド給湯器がエコキュートよりもランニングコストが安い、とされる大きな理由です。
しかしお湯切れを起こさない家庭であれば、この差分は発生しません。導入費用が高額な分、ハイブリッド給湯器のほうが出費が多くなると考えられます。


ハイブリッド給湯器の導入費用の相場は、70〜90万円(本体・工事費用込み)ほどです。エコキュートの導入費用が30〜50万円ほどのため、ハイブリッド給湯器のほうが初期費用が高くなります。
タンクの容量や機能などによって金額は異なるため、取り付けを依頼する会社に、自宅に適したハイブリッド給湯器について相談してみてください。

経済産業省が実施する「給湯省エネ2026事業」では、ハイブリッド給湯器の導入に対して補助金が交付されます。
概要は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業名 | 給湯省エネ2026事業(経済産業省) |
| 対象者 | ハイブリッド給湯器を導入する住宅の建築主または購入者(リフォームは工事発注者) |
| 補助金額 | 基本額:1台あたり10万円 (条件により最大12万円/台まで加算あり) |
| 申請期間 | 2026年3月31日~2026年12月31日(予定)※予算上限に達した場合は早期終了あり |
| 対象機器 | 一定の省エネ性能基準を満たしたハイブリッド給湯器 |
| 主な要件 | インターネット接続機能などが必須要件 |
| 申請方法 | 登録事業者が申請代行(施主による直接申請不可) |
申請は、個人ではなくハイブリッド給湯器を取り付けた会社・ハイブリッド給湯器の販売店などが行います。導入を検討している方は、取り付けを依頼する会社に相談してみてください。


「ハイブリッド給湯器を設置したものの、思ったほど費用効果を得られない」という声は少なくありません。
ハイブリッド給湯器の設置で後悔しないために、自宅の環境がハイブリッド給湯器に適しているかどうかを確認しておきましょう。
ハイブリッド給湯器の設置に向いている家庭は、大家族や来客が多い家など、お湯の使用量が多い家庭です。お湯をたくさん使用する家であれば、ガスでお湯を沸かす機会も増えるため、ハイブリッド給湯器が活躍します。
また、地球環境を意識している方や災害リスクが高い地域に住む方も、ハイブリッド給湯器の導入がおすすめです。
環境に優しく災害時にもお湯を使えるハイブリッド給湯器が、暮らしの役に立ちます。
ハイブリッド給湯器は光熱費の節約に役立ちます。しかしお湯切れを頻繁におこさない家庭であれば、導入費用が安いエコキュートのほうが結果的に費用負担が少ないかもしれません。
ハイブリッド給湯器を導入する際は、後悔をしないためにも、自分や家族のお湯の使い方に向いているかどうかをよくご検討ください。
暮らしに合った湯沸かし器を選び、快適な暮らしを実現していきたいですね。



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