ドイツ発の家電ブランドとして知られるAEGの食洗機は、洗浄力や静音性の高さから多くの家庭に選ばれています。

しかし、どれほど高品質な製品であっても、長年使用すれば不具合や故障を起こすリスクは避けられません。

本記事では、「AEGの食洗機が故障したら修理は可能なのか?」という基本的な疑問から、具体的な交換方法、修理依頼時の注意点までわかりやすく解説します。

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目次

AEG(アーエーゲー)の食洗機とは何か?

aeg 食洗機 とは

AEGは130年以上の歴史をもつエレクトロラックス社傘下の老舗メーカーで、食洗機のほか、クッキングヒーターやレンジフード、冷蔵庫など、ビルトイン家電を中心に幅広く取り扱っています。

AEGの食洗機は、60cm幅2機種と45幅1機種の合計3種類のラインナップがあります。

日本製と海外製の食洗機の違い

日本製と海外製の食洗機では、容量や開閉方式、乾燥機能、洗浄力に大きな違いがあります。
海外製は大容量でフロントオープン、強力洗浄で余熱乾燥が主流です。しかし、日本製はスライドオープンで温風乾燥が一般的です。

海外製はまとめ洗いに、コンパクトで乾燥機能重視なら日本製が適しています。海外製は、輸送コストなどの関係から日本製と比べると価格がやや高めです。

また、海外製は正規代理店や認定パートナーを通じて購入すると、手厚いアフターケアを受けられるケースが多いです。
ただし、部品取り寄せに時間がかかる点は注意が必要です。

AEGの食洗機がもつ特徴

アーエーゲー 食洗機

AEGの食洗機の特徴は以下の3つが挙げられます。

大容量かつ高性能な洗浄力

60cmモデルは13〜14人分の食器を一度にまとめて洗浄でき、鍋やフライパンも入ります。
サテライトスプレーアームが庫内の隅々まで水流を届け、予洗いなしでも汚れをしっかり落としてくれるから便利。

コンフォートリフト機能を搭載

下段のバスケットを片手で上段の高さまで持ち上げることができる、AEG独自の「コンフォートリフト機能」を搭載。
腰や膝への負担を軽減し、楽な姿勢での食器の出し入れが可能です。

洗練されたデザイン

システムキッチンと同じ素材(面材)を前面に取り付けられるため、扉を閉めると周囲と完全に調和し、キッチンがスタイリッシュに。

また、「MY TIME セレクションバー」などの機能により、直感的なタッチ操作が可能で、操作部分がスマートに隠れる仕様になっています。

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AEGの食洗機は日本市場から撤退している?

2024年末頃をもって日本国内での販売は終了しているため、国内で正規ルートから新規購入することは困難になっています。
ただし、即座に修理・保証対応がすべて終了するわけではなく、製品保証の責任はエレクトロラックス・タイ社が引き継ぎ、日本国内の事業者に委託して保証サービスやアフターサービスを継続する体制が取られると発表されています。

しかしながら、今後は迅速な修理対応やアフターサービス、部品在庫の確保が難しくなる可能性が十分にありえます。

そのため、現在お持ちのAEGの食洗機が故障した場合には、純正部品の確保が難しくなるリスクも念頭においておくと良いです。

AEGの食洗機を使い続けるうえでの注意点

aeg 食洗機 撤退

AEGの食洗機は非常に便利ですが、以下のような注意点があります。

設置条件(床・前板・寸法制限)

AEGの食洗機を設置した後に、フローリングなどを張り替えないでください。
設置面よりも床が張り出していると、メンテナンスや故障時に食洗機本体を引き出せなくなります。

輸入家電ゆえの部品供給リスク

先に述べたように、2024年末で日本国内での事業は停止しています。
製品保証や部品供給が今後難しくなる可能性があるため、信頼できる代理店を選ぶことが重要です。

国産食洗機と異なる使い勝手

日本製のコンパクトな食洗機と比較して、洗浄や乾燥に時間がかかります。
1日分の汚れをまとめて洗う仕様になっているため、乾燥を含めると3時間〜4時間以上かかることがあります。

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AEGの食洗機が故障したら、どのように修理や交換を行う?

aeg 食洗機 修理

万が一、AEGの食洗機が故障したら、以下の手順で修理や交換を行ってください。

状況確認とエラーコードの把握

給排水トラブル、運転中の異音や異常振動、洗い残しが目立つ、熱風乾燥が機能しない、本体周辺の床が濡れているといった不具合がないかチェックします。

また、それに応じたエラーコードが液晶に表示されていないかも確認してください。

修理依頼の流れ

メーカー保証期間内であれば、まずは購入店やエレクトロラックス・タイ社へ連絡し、保証外の修理は専門業者に依頼するのが確実です。

輸入家電に精通している専門業者を探すのが非常に重要です。構造や給排水の規格が国内製と異なり、部品調達や特殊な設置工事が必要になるからです。

AEG食洗機の修理費用の目安

AEGの修理にかかる費用は故障内容で大きく変動しますが、部品代と作業工賃を合わせて数万円〜十数万円規模になることが一般的です。

具体的な内訳としては、出張診断や点検費用で1万円前後、一般的な故障対応で2〜4万円前後、ポンプやモーターといった主要部品の交換まで含むと3〜6万円前後となります。

給水ポンプ・排水ポンプなどポンプ系の部品は比較的安価ですが、電子制御基板やモーター系部品は高額になりやすいです。

AEGの食洗機が故障したら?修理と交換どちらにすべき?

修理か交換するべきかを判断するポイントとしては、まず設置からの経過年数が重要になります。
食洗機は一般的に10年が耐用年数の目安とされており、この年数を超えた場合は部品の摩耗や内部構造の劣化が進んでいる可能性が高く、修理よりも交換を検討した方が良いとされます。

また、AEGの食洗機は日本国内からの事業を撤退しているため、古い機種にいたってはメーカー側で部品の生産や在庫を終了している場合があります。

こうしたケースでは、修理そのものが実行不可、あるいは修理の見積が高額になるリスクがあり、交換した方が確実といえます。

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AEGから国内メーカーの食洗機へ交換できる?

aeg 食洗機 故障

AEGのビルトイン食洗機から国内製の食洗機へ交換する場合、施工実績のある業者であれば、問題なく対応可能です。

ただし、海外製と国内製では仕様が異なるため、事前に以下のポイントを確認してください。
いずれも、事前の現地調査もしくは写真確認で判断できるため、工事当日に施工不可となることはきわめて稀です。

開口寸法(キッチンの設置スペース)

食洗機の幅・奥行・高さを測るだけでなく、キッチンのキャビネット内部の正確な寸法と、新しい機器が収まるかどうかを事前に確認してください。

具体的には、設置スペースの内幅が600mm前後、内高さが820〜870mm程度、奥行きが最低でも550〜580mm程度が目安となります。

これは、機器本体だけでなく給排水ホースや電源コードの取り回し、扉開閉時の余裕も考慮する必要があるからです。

200V電源の有無

日本の一般家庭のコンセントは基本的に100V仕様ですが、AEGなど海外製のビルトイン食洗機では200V電源の機種もあります。

家庭側で200Vの単独回路が用意されているか確認する必要があります。
これは単にプラグ形状が違うだけではなく、電圧そのものが異なるため、100V電源に接続しても正常に動作しない、あるいは故障の原因になる恐れがあります。

面材の再利用が可能か

ビルトイン食洗機では、本体の前面にシステムキッチンの色や質感と合わせたドア面材が取り付けられていることが多いです。

面材を再利用できるケースもありますが、メーカーによって対応状況が異なるため、新しく導入する機種が現在の面材サイズや取り付け方法に対応しているかを必ず確認してください。

面材を再利用できない場合、新たに注文したり、加工が別途必要になったりして追加費用や工期が発生する可能性も。

サイズ(45cm/60cm)の確認

ビルトイン食洗機は、幅45cmと幅60cmの2種類があります。
幅が異なるだけでなく、収納できる食器の量やキッチンの設計との適合性に影響するため、設置前に必ずチェックしてください。

幅が一致していない場合は、追加工事が必要となります。
例えば、幅60cmの食洗機を使っていた場所に45cmの食洗機を入れようとすると、左右のスペーサーやキャビネットのカットを検討しなければいけません。

逆に45cmの食洗機を使っていた場所に幅60cmの食洗機を入れる場合、キッチン側の改修が必要になります。

キッチンパネルとの取り合い

ビルトイン食洗機はキッチンカウンター下に設置するため、本体だけでなく前面のパネルや周囲のキャビネットとの見た目・構造的なつながりが重要です。
海外製から国内製へ交換する際には、既存のキッチンパネルやキャビネットと新しい機器のフロント部分の位置関係がずれてしまうケースがあります。

海外製の食洗機は扉厚や固定方法が国内メーカーと異なる場合があり、見た目が悪くなるだけでなく、開閉時にキャビネットや引き出しと干渉してしまうリスクも。

こうした取り合いの問題は実際の取り付け寸法に依存するため、事前に新旧機種の仕様書や取り付けガイドを比較し、寸法や出面を確認することが重要です。

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食洗機の交換はどこに依頼すれば良い?

食洗機 交換 依頼先

食洗機の交換を検討する際には、どこに依頼すれば良いのでしょうか?選択肢としては、以下の4つがあります。

家電量販店

家電量販店では、製品選定から見積もり・工事の依頼まで一連のサービスをワンストップで進められるメリットがあります。

スタッフと直接相談しながら機種選定ができ、ポイント還元や保証加入のオプションがあることも多いです。

また、家電量販店によっては長期保証制度を用意しており、自然故障や不具合対応に備えられる点も魅力。

ただし、長期保証は有料になるケースが多く、施工も外部委託となるため、工事品質は当日まで判断できないというデメリットも無視できないポイントです。

リフォーム会社

水回り全般やキッチン全体のプランニングと合わせて食洗機の交換工事を考えたい人におすすめ。
既存キッチンの改修も含めて相談できるため、デザインや機能性を総合的に考えた提案を得られます。

ただし、リフォーム会社は総合工事を前提にしているケースが多く、単体の施工では工事価格や工期が必ずしも最適化されないことがあります。

地域密着の設備業者

ちょっとした依頼でも柔軟に対応してくれるケースが多く、施工の際にもキッチンの細かい状況を把握したうえで作業してくれます。
ただし、対応エリアが限定されている、取り扱えるメーカー・機種が少ないといった難点も。

インターネット住設業者

見積もりから注文、工事日程の調整までをすべてオンラインで完結できるため、共働き世帯や外出の難しい家庭にも適しています。

また、総額費用が明確であることや、商品ごとの口コミや施工事例を見ながら検討できることなど、比較検討しやすい環境が整っているのもメリットです。

業者によっては、自社の専属職人による施工や、無料の長期保証などを用意しているところもあり、アフターサービスも安心です。

対面のやりとりを最小限に抑えながら、しっかりとした品質で設置したい方にとって、有力な選択肢の一つです。

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後悔しないために|交換業者を選ぶときのポイント

交換業者 選ぶ ポイント

AEGなど海外製の食洗機の修理や交換を行う際には、慎重に交換業者を選ぶことをおすすめします。特に、以下の5つのポイントは事前に確認しておくと良いです。

海外製の施工実績があるか

AEGなど海外製の食洗機は、寸法や電源・配管の接続方法が国産の食洗機と異なることが多く、国内製の食洗機へ交換する場合もイレギュラーな対応が求められます。

海外製の食洗機の施工や修理などの実績が豊富な業者は、こうした違いを理解したうえで取り付け工事を実施できます。

丁寧に現地確認や寸法確認をしてくれるか

優良な施工業者は、事前に現地確認や寸法チェックを行い、開口寸法・面材・電源配線など取り合い工事の必要性を把握したうえで最適な工事計画を提示します。

現地を確認せずに概算見積りを提示される場合は、設置時に追加工事が発生して見積りよりも金額が膨らむリスクがあります。

追加費用の説明が明確か

食洗機の交換では、撤去や処分、パネル加工、配線や配管の延長、床下やキャビネット内の調整といった工事が追加で発生することも。

信頼できる業者は、見積りの段階で項目を個別に明示してくれます。
追加費用の説明が不明確な業者は、取り付け施工後に追加料金を請求したり、保証内容が不十分であったりするケースがあるため注意が必要です。

事前に撤去費や処分費が明示されているか

食洗機の交換において、撤去費や処分費の明示はトラブルを防ぐうえで重要なポイントの1つです。

古い食洗機の取り外し、配管や配線の処理、廃棄物の適正処理には相応の費用がかかります。これらを明確に提示しない業者は、設置後に追加請求をする可能性があります。

クチコミ内容や保証内容が信頼できるか

依頼する前に、公式サイトだけでなく仲介プラットフォームやGoogleマップなどで口コミや評価をチェックしてください。

同じ業者でも依頼内容や現場条件によって評価は変わるため、施工写真や評価コメントが多い業者を選ぶとトラブルを避けやすくなります。
また、設置後の水漏れや動作不良を防ぐため、工事保証の有無や内容の確認も必須です。

まとめ|相見積もりをとるのがおすすめ

AEGなど海外製のビルトイン食洗機は、頑丈な構造かつ高重量であるため、取り外しや廃棄でかかる費用が高額になるケースが多いです。最低でも2〜3社から見積もりをとって業者選びをすることをおすすめします。

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