
ミーレ食洗機の純正洗剤の代用品|おすすめの市販洗剤4選
2025/04/15
2025/04/15
ミーレの食洗機はその優れた機能性から、高い人気を誇ります。一方で、ミーレ製の食洗機を使用しているユーザーの間では、食洗機そのものへの不満は少ないものの「専用の純正洗剤」に対する評価が分かれているようです。「ミーレ専用の純正洗剤は、やや高価で手に入りにくい」と感じる方も少なくありません。
この記事では、純正洗剤の特徴をふまえた上で、ミーレ製の食洗機に代用できる市販のおすすめ洗剤を紹介します。乾燥仕上げ剤(リンスエイド)の役割や、洗浄効果を高めるコツについても詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ミーレはドイツの高級家電ブランドの1つです。日本では、その中でも食洗機が特に注目されており、品質の高さや機能性が高く評価されています。
たとえば、国産の食洗機が6〜8人分の容量であることが多いなか、ミーレのビルトインタイプは幅60cmなら14人分、45cmでも9人分と大容量を誇ります。
また、独自の洗浄プログラムが搭載されており、高温と強力な水圧でしっかりと汚れを落とせる点も、ミーレの食洗機の魅力です。日本製のように予洗いが前提ではなく、汚れたままの食器をそのまま入れてもすっきりと洗い上げるため、家事の時短にもつながります。
乾燥方式も一般的な熱風ではなく、ドアが自動で開いて蒸気を逃がす「オートオープン乾燥」を採用しており、食器に優しく電力を抑えられる点も特徴です。
さらに注目すべきは、自動投入式の専用洗剤「PowerDisk®」に対応している点です。洗剤の量を機械が自動で調整してくれるため、洗浄効率が常に安定し、手間もかかりません。
このように、ミーレの食洗機には日本の食洗機にはない特徴が数多くあります。SNSでも、ミーレの食洗機の導入を迷う声が、多いようです。
参考:ミーレ(Miele)ビルトイン食洗機の特徴|交換できるくん
ミーレの食洗機には、専用の純正洗剤が用意されています。ここでは、そのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
ミーレの純正洗剤の大きな魅力は、やはりその洗浄力の高さです。ミーレの高温・高水圧に合わせて作られているので、がんこな汚れもしっかり落とせます。
また、泡立ちが少ないため、エラーの原因になる心配も少なく、安定した仕上がりが期待できます。
さらに、PowerDisk®を使えば洗剤の自動投入も可能です。洗剤を毎回計量する手間がないのも、うれしいポイントです。
グラスやステンレス製品を美しく保つための保護成分、酸素系漂白剤や乾燥仕上げ剤なども含まれており、くもりや白い水垢などを防ぐ工夫もされています。
一方で、ミーレの純正洗剤で気になる点は、やはり価格です。市販品に比べるとやや高めなので、使い続けるとなるとランニングコストが気になるという方もいるかもしれません。
また、人気商品のためタイミングによっては公式オンラインショップで欠品していることも多くあります。安定して入手しにくい点は、人によっては少し不便に感じるかもしれません。
食器洗い機用洗剤 を購入 | Miele (ミーレ) 公式オンラインストア
ミーレの食洗機は高温のお湯と、強い水圧をかけてしっかりと汚れを落とす設計になっています。だからこそ、使う洗剤の相性がとても大切です。
たとえば泡立ちの多い洗剤を使うと、庫内に泡が充満してしまいエラーが出て止まってしまうこともあります。また、油汚れや茶渋などのしつこい汚れをすっきり落とすためには、ミーレの高温・高水圧に合った洗剤であることも大切です。
しかし、ミーレだから特別な洗剤しか使えない、ということもありません。市販の洗剤であっても、ミーレに合うものをきちんと選べば、十分な洗浄力を発揮できます。
ミーレの食洗機には専用の洗剤が用意されていますが、「純正品しか使えない」というわけではありません。実際に、取扱説明書にも「家庭用の食洗機用洗剤を使用してください」と記載されており、粉末・液体・タブレットのどれを使っても問題はないとされています。
ただし、ミーレの洗浄方式は高温・高水圧が前提です。そのため、洗剤もそれに合ったものを選ぶ必要があります。
ここでは、市販のなかでもミーレと相性が良いとされている製品を4つご紹介します。
それぞれに特徴がありますので、使い勝手や香り、汚れ落ちのバランスを見ながら、自分に合ったものを選んでみてください。
タンパク汚れや油汚れに強く、洗浄力の高さが魅力のジェルタイプ洗剤です。
クエン酸配合で、グラスのくもりを防いでくれるのもうれしいポイント。ただし、香りがやや強めなので、無香料派の方には気になるかもしれません。
泡立ちが少なく、ミーレの高温洗浄との相性が良い洗剤です。洗浄力も安定しており、ミーレの食洗機を使用する方の中にも、この洗剤の愛用者が多いようです。
ただし価格面ではやや高めな印象があり、コスパ重視の方には少し気になるかもしれません。
中性で食器にやさしく、手軽に使いやすいジェルタイプの洗剤です。泡立ちも少なく、軽い汚れであれば、きれいに落とせます。洗浄力はやや控えめなため、油料理を多くつくる家庭では、やや力不足かもしれません。
また、液体のため予約洗浄が使えない点に注意が必要です。
透明なジェルで泡立ちも少なく、使い勝手の良い洗剤です。無香料でナチュラル志向の方にもぴったり。
ただし、しつこい油汚れなどには少し物足りなさを感じることもあります。
ミーレの食洗機は一般的な食洗機に導入されている、高温の熱風乾燥ではなく、庫内の温度差と余熱を活かした「余熱乾燥」が採用されています。
余熱乾燥は、食器に負荷をかけずやさしく乾かす設計です。そのためグラスやカトラリーが傷みにくく、電力も抑えられるというメリットがあります。
ただし、余熱乾燥だけではどうしても水滴が残ったり、ステンレスに跡がついたりすることがあります。そのため、ミーレの食洗機を使用する際は、「リンスエンド(乾燥仕上げ剤)」の使用が推奨されています。
リンスエンドを使用することで、食器の表面張力を和らげて水切れを良くし、乾燥効率を高めつつ、グラスのくもりや水アカを防げます。
使用しなくても食器をきれいにすることはできますが、食器を洗い終えた後の仕上がりの美しさにこだわりたい方や、食洗機の機能性を高めたい方は、リンスエンドの導入がおすすめです。
ミーレのような高温・余熱乾燥方式の食洗機を使用する場合、リンスエンドがあることで、より効率的に食器を乾燥させることができます。
ここでは、ミーレユーザーからの評価も高い3つの製品をご紹介します。
ミーレ専用設計のリンスエイドは、庫内の素材やグラスに配慮されて、成分が配合されています。安心して使うことができる点は、ミーレの食洗機のユーザーにとって大きな魅力です。
また、香りも控えめで使いやすい点も、高く評価されています。
市販品のなかでも手に入りやすく、コスパの良さが魅力です。乾燥効果も十分で、グラスのくもりや水滴跡を軽減します。ただし、香りがやや強めなので好みが分かれるかもしれません。
ミーレの食洗機で、より効率よく汚れを落とすためには、次の点に注意してください。
市販の洗剤は、製品によって成分や濃度が違います。ミーレ純正品よりも泡立ちやすいこともあるため、少し少なめの量から試してみるのがおすすめです。
また、食器を詰め込みすぎると、水流がうまく回らず、洗いムラの原因になることもあります。大きなお皿や深めのボウルは、なるべく外側に置き、内側に水流が通るように配置すると効果的です。お皿のサイズや位置も考慮した上で、適切な洗浄プログラムを選んでください。
さらに、食洗機を使用するたびに、残菜フィルターを洗うことも、欠かさないように注意してください。フィルターに汚れがたまると、その汚れが洗浄中の食器に付着する恐れがあります。洗浄機能の低下を招くため、食洗機を使用したら都度、きれいにしてください。
ミーレの純正洗剤は、高い洗浄力と安心感が魅力です。しかし価格や入手性に不安を感じる方も多いと思います。
ミーレの取扱説明書でも市販の家庭用食洗機洗剤が使用できると記載されているため、純正洗剤の使用を迷う方は、市販品の他メーカーの洗剤を、まずは試してみるのもひとつの手です。
ミーレの魅力を引き出しながら、賢くコストを抑えたい方は、ぜひ今回ご紹介した代用品やポイントを参考にしてみてください。
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