キッチンリフォームの費用相場|「丸ごと交換」と「部分交換」の違いと賢い選び方
リフォーム
2026/01/21
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リフォーム
2026/01/21
「蛇口がポタポタ止まらない」
「換気扇がうるさくなった」
「コンロの片方がつかなくなった」
長く使ってきたキッチンは、気づけばあちこちに小さな不便が積み重なっています。
「そろそろどうにかしたい」と思いながらも、費用のことを考えると後回しにしてしまうという声もよく聞かれます。
キッチンの交換というと、丸ごと入れ替える大掛かりなリフォームというイメージが強いかもしれませんが、気になる設備だけを取り替える「部分交換」という選択肢もあり、そちらなら費用も工期も大幅に抑えられます。
この記事では、キッチンのフルリフォームと部分交換それぞれの費用相場、どちらが自分の状況に合っているかを判断するための情報をまとめました。
「毎日少し我慢しながらキッチンを使っている」という方は、ぜひご参考ください。

目次

キッチンリフォームの費用感は、工事の範囲によって大きく異なります。 まず全体像を把握しておくと、自分に必要な工事の規模が見えやすくなります。
| リフォームの種類 | 費用相場の目安(本体+工事費込) |
|---|---|
| システムキッチン丸ごと交換(同位置) | 80万〜150万円前後 |
| レイアウト変更あり(対面化・アイランド型など) | 150万〜300万円前後〜 |
| ガスコンロ交換 | 9万〜16万円 |
| IHクッキングヒーター交換 | 8万〜20万円 |
| レンジフード交換 | 10万〜25万円 |
| 食洗機(ビルトイン)交換 | 10万〜17万円 |
| キッチン水栓交換 | 3万〜6万円 |
| ビルトインオーブン交換 | ガス:20万〜30万円 / 電気:30万〜35万円 |
※金額は2026年3月時点の一般的な相場の目安です。設備のグレード・施工会社・物価動向によって変動します。
丸ごとリフォームは80万円から。工事の規模次第では200万円を超えることも珍しくありません。 一方で、気になる設備だけを部分交換するなら、10万〜20万円台から対応できます。
「何を改善したいのか」を整理してから、工事の範囲を判断することが大切です。

以下のような場合は、システムキッチン全体の入れ替えや間取り変更を伴うリフォームが必要になる可能性があります。
特に、キッチンの向きや配置を変えたい場合(壁付けI型から対面式ペニンシュラやアイランド型への変更など)は、配管移設・電気工事・内装補修が重なるため、費用は150万円以上になりやすく、工期も5日間以上かかることが一般的です。
丸ごとリフォームの費用感は「レイアウト」で大きく変わります。
予算を考える上で「どのレイアウトを選ぶか」は非常に重要です。代表的な種類を見ていきましょう。

一般的なキッチンのサイズの1/2から1/3ほどの大きさのキッチンを指します。「サブキッチン」や「ハーフキッチン」とも。

コンロとシンクが分かれて、2列に配置されているキッチンです。「Ⅱ型キッチン」ともよばれます。

コンロ・シンク・キャビネット・作業
一方、次のような場合は、特定の設備だけを交換する部分リフォームで十分に対応できます。
これらの不満は、設備単位での交換で解決できることが多く、キャビネットやシンクはそのままで問題ありません。 費用は数万〜20万円台に収まることが多く、工期も1〜3日程度で完了します。


システムキッチンとは、コンロ・シンク・キャビネット・ワークトップなどを一体化させた、現在の住宅で最もよく見られるキッチンタイプです。
このシステムキッチンを丸ごと交換する場合の費用は、主に以下の要素で決まります。
レイアウトの種類と費用への影響
| レイアウト | 特徴 | 費用イメージ |
|---|---|---|
| 壁付けI型(同位置交換) | 最もシンプル。配管移設なしで済みやすい | 80万〜120万円程度 |
| 対面式(ペニンシュラ型) | 片側が壁に接した対面スタイル | 120万〜200万円程度 |
| アイランド型 | 壁から離れた独立配置。施工難度が高い | 200万〜300万円以上 |
| L型・セパレート(Ⅱ型) | 作業スペースが広い。配管位置による | 120万〜250万円程度 |
キッチン本体のグレードが費用を大きく左右する
システムキッチンには、エントリーグレードからプレミアムグレードまで幅広いシリーズがあります。 LIXILの「アレスタ」「リシェル」、タカラのホーローシリーズ、クリナップのラクエラなど、国内主要メーカーが豊富なラインアップを展開しています。
本体価格だけで30万〜150万円以上の差が出ることもあるため、ショールームで実物を確認しながら予算に合ったグレードを選ぶことをおすすめします。
工事費の内訳について
丸ごとリフォームでは、本体価格に加えて以下の工事費が重なります。
「本体価格だけ」を見て想像している総額より高くなりやすいのはこのためです。 見積りは必ず工事費込みの総額で確認するようにしてください。
キッチンは複数の設備で構成されており、既存のキャビネットやシンクを活かしながら、不満のある設備だけを交換することができます。 異なるメーカーの商品への交換も基本的に可能です。
| 交換できる設備 | 費用相場(本体+工事費込) | 交換の目安・ポイント |
|---|---|---|
| ガスコンロ | 9万〜16万円 | 点火不良・安全装置の劣化。IHへの切り替えも可能 |
| IHクッキングヒーター | 8万〜20万円 | 電源容量の確認が必要。省エネ・安全性が向上 |
| レンジフード | 10万〜25万円 | 吸い込み低下・異音が出たら交換検討。コンロ連動機能が人気 |
| 食洗機(ビルトイン) | 10万〜17万円 | 収納スペースへの新規設置も可能。ディープタイプが主流 |
| キッチン水栓 | 3万〜6万円 | タッチレス・浄水機能付きへの変更で利便性が向上 |
| ビルトインオーブン | 20万〜35万円 | 部分交換・撤去(収納への変更)も可能 |
| ディスポーザー | 要見積り | 部分交換・撤去が可能。マンションは管理規約の確認が必要 |
フルリフォームの費用感を見て、「やっぱりちょっと高いな…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そうした場合、部分交換は決して妥協案ではなく、合理的な選択です。
たとえば、コンロとレンジフードをまとめて交換した場合、20万〜40万円程度で調理まわりの使い勝手が大きく改善します。 食洗機を新たに設置すれば、毎日の家事の負担が軽くなる実感を得やすい設備でもあります。
「キッチン全体を変えたいわけではないけど、気になる部分はある」という方にとって、部分交換は費用対効果の高い選択肢のひとつです。
また、部分交換を積み重ねることで、数年かけてキッチンまわりを段階的に整えていくという考え方もあります。 一度に大きな支出をしなくてよいため、生活への負担も少なく済みます。


間取り変更や内装工事を含む規模のリフォームは、リフォーム会社や工務店に依頼するのが一般的です。 ショールームで実物を確認してからプランを組む流れが通常で、打ち合わせ〜工事完了まで数週間〜数ヵ月かかることもあります。
ガスコンロやレンジフード、食洗機、水栓などの設備交換は、依頼先によって費用や対応スピードに差が出やすいリフォームです。
メーカー・ショールーム経由 実物確認や詳細な相談ができる点が強みです。費用はやや高めになりやすく、施工は別手配となるケースもあります。
家電量販店・ホームセンター ポイント還元や買い物ついでに相談しやすい点がメリットです。ただし施工が外注となる場合があり、日程調整に時間がかかることもあります。取り扱いメーカーが限られるケースもあります。
リフォーム会社・工務店 他の工事とまとめて依頼できる反面、設備の部分交換のみでは割高になることがあり、小規模工事の対応可否が分かれます。
ネット専門の住宅設備交換業者 設備交換に特化しているため、対応機種が幅広く、工事費込みの総額が分かりやすいのが特徴です。 写真での見積り対応でスピーディに進められるケースが多く、費用対効果を重視したい方に向いています。
参考:これで失敗しない!ガスコンロ交換業者の選び方|交換できるくん
「ネット業者に頼むのは少し心配」という方のために、信頼できる業者を見極めるための確認ポイントをまとめます。
実績件数や施工事例が具体的に公開されている業者は、それだけ多くのお客様に選ばれてきた実績の証拠です。
本体価格のみ表示で当日に追加請求が発生するケースがあります。工事費・処分費を含めた総額での提示かどうかを必ず確認してください。
クチコミサイトの評価を複数確認するとともに、Googleマップの口コミも合わせてチェックするとより実態が見えやすくなります。
工事後の不具合にどう対応するかが明記されているかを確認します。「自社施工・自社保証」の業者は責任の所在が明確で安心感があります。
会社名・所在地・代表者・許可番号などが公式サイトに明記されているかを確認します。情報が少ない業者はトラブル時の対応に不安が残ります。

フルリフォームの費用の多くを占めるのが本体価格です。 素材・カラー・機能にこだわりがなければ、エントリーグレードを選ぶことでコストを大きく抑えられます。 ただし、日々使うものだけに、使い勝手を犠牲にしすぎると後悔につながりやすいため、優先したい機能を事前に整理しておくことをおすすめします。
配管・電気の位置を動かさなければ、工事コストが大幅に下がります。 現在のキッチン位置のまま、同規模のシステムキッチンに入れ替えるだけであれば、レイアウト変更を伴う工事と比べて費用を30〜50万円程度抑えられることもあります。
省エネ性能の高い設備への交換や断熱改修を伴うリフォームでは、国や自治体の補助金が利用できる場合があります。 「子育てエコホーム支援事業」など、年度によって内容が変わるため、リフォームを検討する時点で最新情報を確認しておくことをおすすめします。
キッチンメーカーは新商品発売の2ヵ月程度前から現行品を値下げして販売することが多く、この時期を狙うと本体価格を抑えやすくなります。 旧モデルでも機能・デザインともに十分なものが多く、最新機能へのこだわりがなければ有力な選択肢です。
同じ工事内容でも、依頼先によって見積り金額に大きな差が出るのがキッチンリフォームです。 相見積りを取ることで価格の妥当性が判断しやすくなり、交渉の材料にもなります。
キッチンリフォームは「丸ごと交換」と「部分交換」に分かれ、費用の差が大きくなります。
フルリフォームは80万〜300万円以上、部分交換は数万〜20万円台から可能です。
レイアウト変更を伴わない、設備単位の入れ替えであれば費用を抑えやすく、設備の部分交換は費用対効果が高い現実的な選択肢となります。
「コンロが古い」「レンジフードの吸い込みが弱い」「皿洗いが面倒だから新しくビルトイン食洗機を付けたい」といった不満は、部分交換で解決できるケースが多いです。
業者選びさえ慎重に行えれば、現地調査不要のネット見積りの業者でコストパフォーマンスよく交換が叶います。
写真だけで見積りを取れるところも多いので、近所の家電量販店やホームセンターと合わせて、価格の参考として気軽に相見積を依頼してみることをおすすめします。




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