レンジフードの交換が必要になったとき、多くの方が気になるポイントが交換費用です。
レンジフードの交換は数千円でできる内容ではないため、交換費用を節約するために、自分でDIYしたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、DIYでできるレンジフード交換の範囲と、危険なケースの見極め方を解説します。さらに、交換作業の流れや費用相場もまとめているので、「自分でできるのか」「業者に頼むべきなのか」を判断する際に役立ててください。

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レンジフードの交換は自分でできる?

レンジフードはパッと見シンプルな構造に見えますが、実際は電気・ダクト・本体重量の3つが関わるため、DIYの難易度は高めです。

状況によっては自分で交換できるケースもありますが、作業を誤ると換気不良や落下事故につながることがあります。
そのため、まずは「どこまでがDIY可能なのか」を正しく把握することが大切です。

DIY可能なケース

古いブーツ型など比較的軽量で構造がシンプルなレンジフードは、条件が揃えばDIYできる場合もありますが、慎重な判断が必要です。

既存と同じサイズ・同じ排気方向の後継モデルであれば、ダクト位置や電源位置が一致しやすく、交換作業のハードルもそれほど高くありません。ただし、可能だからといって安全とは限らず、十分な準備や正しい手順の把握などは欠かせません。

DIYが危険・不向きなケース

スリム型やフラット型などのレンジフードは、持ち上げるだけでも大変で、1人での取り付けは非常に危険です。

また、既存のレンジフードとダクト位置がずれていたり、電源位置を変更する必要があったりする場合、もしくは壁の下地が弱い、といった条件があるとDIY交換はほぼ不可能になります。

作業のやり方を誤ると排気不良や落下事故・電気トラブルが起きるリスクがあり、後から追加修理が必要になることも少なくありません。

レンジフードの交換は、簡単な作業を専門の業者が行った場合でも、2〜3時間はかかります。DIYで難しいケースは、丸一日以上かかることや失敗の可能性も高いことも、念頭に置く必要があります。

以下は、DIYでの交換が不可能かどうかを判断するための、チェックシートです。
2つ以上あてはまる場合は、DIYではなく業者に依頼したほうが安心です。

確認項目該当する場合
ダクト位置が既存とズレているDIYは難しい
電源位置を変更する必要がある資格が必要
壁が石膏ボードのみ落下リスクあり
スリム型・重量タイプを検討2人作業必須
脚立作業に慣れていない事故リスクあり
保証を重視したい業者向き

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DIY交換が可能か判断する前に確認すべきこと

レンジフードをDIYで交換、もしくは業者に依頼する場合どちらにしても、まずは既存のレンジフードについて把握しておくべきことが多くあります。

既存の状態になるべく近いレンジフードを選ぶことで、交換の工程削減や費用削減につながるためです。また、既存のレンジフードの取り付け環境と遠く離れた製品を選ぶと、交換そのものができなくなる可能性もあります。

ここでは、レンジフード交換の際に確認するべき内容を見ていきます。

現在のレンジフードのタイプ(形状)

ブーツ型のレンジフードは内部構造が比較的単純で、交換工事もしやすいタイプです。
一方、スリム型・フラット型は内部にパーツが多く、重量もあり、取り付け精度が求められます。

見た目が似ていても構造が違うため、形状の違いは必ず確認しておきたいポイントです。

使用しているファンのタイプ

現在使用しているレンジフード、および換気扇が、プロペラファンかシロッコファンかで交換工事の難易度が変化します。

ご自宅で現在プロペラファンを使用しており、レンジフードへ交換する場合は、壁面の開口やダクト接続が必要となるためDIYの難易度が上昇します。シロッコファンは現在の主流で、後継機種が見つかりやすいため、それほど作業負担はかかりません。

使用中のレンジフードのサイズ

現在のレンジフードの幅・高さ・奥行の3つと、新しく取り付けるレンジフードのサイズが一致しているかも、チェックしておきたいポイントです。

サイズが少しでも違うと隙間が生じ、補修工事が必要になることもあります。必ず既存の型番・寸法を事前に確認しておいてください。

ダクト位置・電源位置が既存と合うか

既存のレンジフードと新しく設置するレンジフードの、ダクト位置や電源の位置がズレている場合、DIY交換は難しくなります。

とくにダクト位置の違いは致命的で、無理に合わせると換気性能の低下や騒音の原因になります。電源位置の変更には電気工事士の資格が必要です。

取り付け高さ

コンロからレンジフードまでは、80cm〜100cm離す必要があります。キッチンの形状や新しいレンジフードの種類によっては、この高さで設置が難しいことも、あるかもしれません。

既存のレンジフードと同じサイズの製品であれば問題ありませんが、異なるサイズを設置する場合は、規定の取り付け高さに合わせることができるかどうか、しっかり確認しておく必要があります。

レンジフードの選び方

レンジフードの交換を自分で行う場合に必要な物

レンジフードの交換を自分で行う場合は、以下の道具を用意しておくと作業がスムーズに進みます。

  • ・新しいレンジフード
  • ・ドライバー・レンチなどの工具
  • ・脚立
  • ・養生ビニール・養生テープ
  • ・コーキング剤
  • ・軍手・マスク
  • ・布巾(掃除用)

新しいレンジフード以外は、どれもホームセンターで揃えることができます。工具はホームセンターで貸し出している場合もあるため、費用を削減したい場合はレンタルサービスを活用してみてください。

レンジフードの交換を自分で行う場合の大まかな流れ

レンジフードを自分で交換する場合、大掛かりな作業になります。半日以上かかるケースもあるため、事前に流れを確認して、スケジュールを確認しておくと安心です。

① ブレーカーを落とす(最重要)

電源がついている状態で作業すると感電やショートの危険があります。必ず作業前にブレーカーを切り、安全を確保してから進めてください。

※この工程を省くと感電・ショートの危険があります。必ず実施してください。

② 古いレンジフードを取り外す

電源を切ったら、古いレンジフードを取り外します。油汚れが固まってネジが回らないことも多く、その場合は取り外しに時間がかかる可能性もあります。

無理に力を入れると破損や落下につながるため、慎重に取り外してください。

③ 下地の強度を確認する

レンジフードを取り付ける場所の下地が石膏ボードだけの場合、レンジフード本体を支えられない可能性があります。必要に応じて補強が必要となります。
DIYでは大きなハードルになる部分です。

④ 新しい本体を設置する

型紙を使って新しい本体を設置する正しい位置を決め、壁掛け金具でしっかり固定します。位置がずれると後の作業に影響が出るため、慎重に進めます。

⑤ ダクトを接続する

本体の設置が済んだら、ダクトを接続します。隙間があると換気力が落ちるため、接続時は慎重に作業を進めてください。

⑥ 幕板取り付け・仕上げ・動作確認

最後に幕板をつけ、動作確認をします。異音・振動・吸い込みの状態を必ずチェックし、問題がないかを確かめます。

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レンジフードの交換を自分で行う場合の注意点

レンジフードのDIY交換は、専門性が求められます。ここでは安全に作業を終わらせるために、必ず確認しておきたい注意点をまとめます。

安全対策をしっかり行う

DIYで作業を行う際は、安全確保が欠かせません。

作業前には必ずブレーカーを落とすことや、脚立のぐらつきをなくすことなど、事故のリスクをなくすことを徹底してください。

また、作業中にレンジフードの油で手が滑ったり、すす汚れが目に入ったりすることもあるかもしれません。

危険ポイントを先に押さえて、対策しておくことで、ケガや事故のリスクを減らせます。

なるべく既存と同じ型・機種を選ぶ

今使っている機種と同じタイプのレンジフードを選ぶことで、ダクトの位置や電源の取り回し、ビス穴の配置などがほぼそのまま使えるため、交換作業がスムーズになります。

逆に形状の違うモデルを選ぶと、配管の延長や穴あけが必要になることがあり、難易度が上昇します。

作業工程が複雑になることで、作業途中で「やっぱり業者に頼めばよかった」と後悔してしまうことも、あるかもしれません。

無理のない範囲で交換できるよう、レンジフードを選ぶ段階から慎重に考えることが大切です。

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 レンジフードの交換時期

レンジフードの寿命は、10〜15年ほどとされています。

寿命を過ぎたレンジフードは吸い込みの弱さやモーター音の変化など、劣化のサインが出てきます。こうしたサインを放置しておくと発熱やショートのリスクが高まり、火災事故につながることも、あるかもしれません。

事故を未然に防ぐためにも、交換時期が訪れたら、速やかに交換を検討したほうが安心です。

レンジフードの交換を業者に依頼した場合の費用相場

DIYか業者依頼で迷うとき、実際の費用を知っておくと判断しやすくなります。

業者に依頼する場合、費用は11〜20万円前後が相場となります。シンプルな機能のみレンジフードや型落ち品であれば、安価で購入が可能で11〜13万円程度で済むこともあります。一方で、機能性に優れた最新型のレンジフードの場合、20万円前後かかることもあります。

レンジフード交換はどこに頼むのが安い?依頼先ごとの特徴と選び方

レンジフードの交換を検討するとき、「どこに頼むのが一番安いのか」「費用だけで選んで大丈夫なのか」と迷う方は少なくありません。
レンジフードの交換は依頼先によって、本体価格・工事費・保証内容に大きな差が出やすい工事のひとつです。

ここでは、代表的な依頼先ごとの特徴を整理したうえで、費用を抑えやすい選択肢について解説します。

依頼先特徴費用感
メーカー・ガス会社純正対応で安心感が高いやや高め
リフォーム会社現場対応力が高い中〜高
ホームセンター相談しやすいが工事は外注
インターネットの交換専門業者本体割引率が高く工事費込み比較的安い

メーカーやガス会社は安心感がありますが、本体価格が定価に近く、費用が高くなりやすい傾向があります。
リフォーム会社は柔軟な対応が可能な反面、レンジフード単体の交換では割高になるケースもあります。

費用を抑えやすいのは「インターネットの交換専門業者」

最近は、レンジフードなど住宅設備の交換に特化したインターネット型の専門業者を利用する方が増えています。
こうした業者はメーカー品を大量に仕入れているため、本体価格の割引率が高く、工事費込みの総額が明確なのが特徴です。

「ネットで工事を頼むのは不安」と感じる方もいるかもしれませんが、
以下のポイントを押さえて選べば、コストパフォーマンスの高い依頼先になりやすくなります。

インターネット業者を選ぶ際のチェックポイント

  • ・工事費・処分費・出張費などがすべて込みの総額表示になっている
  • ・施工実績や口コミが確認できる
  • ・メーカー保証に加え、工事保証が付いている
  • ・写真見積もりなどで事前に金額が確定しやすい

これらの条件を満たしていれば、
「費用を抑えつつ、一定の品質と安心感を確保したい」という方にとって、ネットの交換専門業者は有力な選択肢になります。
クチコミを確認する際は、複数のサイトをチェックすることをおすすめします。

安さだけでなく「総額」と「保証」で判断することが大切

レンジフード交換では、本体価格だけで安さを判断すると、あとから追加費用が発生して結果的に高くなるケースもあります。

どこに依頼する場合でも、工事内容・追加費用の有無・保証範囲を含めた「総額」で比較することが、後悔しないポイントです。

まとめ|レンジフードの交換DIYは難易度高め…自分で行う場合は慎重に!

レンジフードのDIY交換は、構造の複雑さや安全面のリスクから上級者向けの作業になります。

少しでも不安がある場合は業者に依頼したほうが安心です。DIYより費用はかかってしまいますが、その分、適切な工事やアフターフォローなど、安心してレンジフードを使用できる環境が整っています。

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