
安いIHクッキングヒーターの費用相場は?安く手に入れる方法とおすすめ製品
2025/09/05
2025/09/05
「IHクッキングヒーターって高そう…」「できるだけ安く設置する方法ってないのかな?」
そんなふうに悩んでいませんか?IHクッキングヒーターは選び方次第で、費用を大きく抑えることができます。
この記事では、安いIHの価格相場や費用を抑えるための具体的な方法、おすすめの製品についてくわしく紹介します。少しでもお得にIHを設置したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
IHクッキングヒーターをできるだけ安く手に入れたいとき、気になるのが本体価格と工事費用の相場です。
安価なクラスのIHクッキングヒーターは本体価格が5万〜9万円前後、標準的な設置工事は1.5万〜3万円程度が目安です。そのため費用を抑えてIHクッキングヒーターを設置したい場合でも、トータル費用は7万〜12万円前後が相場といえます。
ただし、現在のキッチンがガスコンロ仕様になっている場合や、IHへの切り替えにあたって200V配線や専用回路の工事が必要なケースでは、追加費用が発生します。
また、ビルトインオーブンを同時に交換したい場合なども、工事内容が複雑になり、費用はやや高くなる点に注意が必要です。
IHクッキングヒーターをお得に購入するには、購入時期や選び方、販売店の選定がポイントになります。ここでは、具体的に費用を抑えるための方法を紹介します。
IHクッキングヒーターは家電量販店やホームセンターでも購入できますが、ネット通販のほうが価格は安い傾向にあります。さらにネット通販では製品と工事がセットになったプランも多く、費用の見通しが立てやすいのも魅力です。
最近は、延長保証や工事保証が充実している業者も増えており、サービス面でも安心して任せられるようになっています。
IHクッキングヒーターを費用を抑えて導入したい場合は、セール時期を狙って購入することをおすすめします。以下は、家電量販店やネット通販などでセールの多い時期です。
タイミングの良い時期を狙って購入することで、定価より1〜2割以上安くなることもあります。
新モデルが出る直前は、旧モデル(型落ち品)が値下げされやすいタイミングです。
IHクッキングヒーターを含むキッチン家電の新モデルは6月・9月・2月頃に発表されることが多く、その直前は旧モデルが値下げされやすい傾向にあります。
IHクッキングヒーターは、高機能になるほど価格も上がります。たとえば、自動調理機能や多彩な火力設定、グリルのスチーム調理などは、料理の幅を広げる便利な機能です。
しかし必ずしも、これらの機能がすべての家庭に必要とは限りません。使わない機能にお金をかけない工夫も、賢い節約方法のひとつです。
同じ商品でも、販売店によって価格や保証内容が異なります。特にAmazonや楽天市場などのECサイトでは、出店業者ごとに価格が違うため、比較は必須です。
ただし、価格の安さだけで選ばないよう注意が必要です。工事の品質やアフターサポート、保証の有無なども含めてトータルで比較してみてください。
一部のリサイクルショップや中古専門店でもIHクッキングヒーターは取り扱われています。価格だけを見れば魅力的ですが、以下のリスクもあります。
費用を最優先に考える場合、中古品は有効な選択肢かもしれません。中古品は価格面では魅力的ですが、保証の欠如や内部劣化による安全リスクが大きいため、基本的には推奨できません。選ぶ場合は、メーカー認定のリファービッシュ品や保証付き販売店からの購入を検討しましょう。
工事費用を抑えたい場合は、据え置き型のポータブルIHクッキングヒーターを選ぶという手もあります。
ポータブルIHクッキングヒーターは、今のコンロはそのままに、コンセントに差すだけで使えるタイプなので、設置費用がかかりません。
ただし火力が弱めで加熱範囲も限られるため、日常的にしっかり調理する際は負担を感じてしまう可能性があります。一方で料理頻度の少ない方や、一時的にIHが必要な方などであれば、使用に関してそれほど不便はないと言えます。
ここでは、費用を抑えつつも信頼できるメーカーから発売されている、おすすめのIHクッキングヒーターをご紹介します。いずれもシンプルな機能と高い基本性能を備えたモデルです。
省エネ性能が高く、シンプルな機能に絞ったコストパフォーマンスモデルです。火加減調整やグリル機能も備えており、基本的な調理には十分対応できます。
デザインもスッキリしており、キッチンにもなじみやすい仕様です。
交換できるくん|パナソニックLシリーズ「KZ-L32AK」
パナソニックKシリーズ 「KZ-K32EST」は、火力調整のしやすさと簡単操作が特徴の入門機です。グリルの自動調理モードや、トッププレートの掃除のしやすさなど、日常使いにちょうどよいバランスを備えています。
交換できるくん|パナソニックKシリーズ 「KZ-K32EST」
シンプルで実用的な機能を重視する方には、MITSUBISHIのG321Mシリーズ「CS-G321MS」がおすすめです。2口IH+ラジエントヒーターで、さまざまな調理スタイルに対応できます。
IHに慣れていない方にも扱いやすい設計です。
交換できるくん|MITSUBISHI G321Mシリーズ「CS-G321MS」
工事費用を節約するために、IHクッキングヒーターを自分で設置したいと考える方もいるかもしれません。
しかしビルトインタイプのIHクッキングヒーターを自分で設置するのは基本的に不可能です。
IHは200Vの電源が必要で、専用回路の接続やブレーカーの確認など、電気工事士の資格が必要な作業が含まれます。また、誤った設置は感電や火災のリスクにつながるため、必ず有資格者による設置工事が必要です。
「できるだけ費用を抑えたい」という場合には、ポータブル型のIHクッキングヒーターを選ぶのが現実的な選択です。こちらは100V対応の製品が多く、工事不要で使い始めることができます。
ただし、ポータブル型は火力や調理範囲が限られるため、メイン調理機器としてではなく、補助的な使い方にとどめるのがおすすめです。
IHクッキングヒーターをできるだけ安く導入したいなら、相場を知ったうえで賢く選ぶことが大切です。費用の目安は本体5万〜9万円前後+工事費1.5万〜3万円で、7万〜12万円前後が実際の相場です。
価格を抑えるには、ネット通販の活用やセール時期の見極め、型落ち品の選択などが効果的です。また、無理に高機能モデルを選ばず、必要なスペックに絞ることも節約につながります。納得のいく買い物になるよう、ぜひ比較・検討を重ねてみてください。
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2024/04/01