給湯器を安く交換したいとき、目につきやすいのは本体の販売価格です。ただし、実際に支払う金額には給湯器本体だけでなく、リモコン、既設機器の撤去・処分、交換工事、設置状況に応じた追加部材や工事費が含まれます。

そのため「どこで本体を安く買えるか」だけでなく、必要な工事を含めた総額がいくらになるかで依頼先を比べることが重要です。

給湯器の交換は、ガス会社、家電量販店、地域の住宅設備業者、ネットの住宅設備業者などへ相談できます。この記事では、それぞれの特徴と費用差が出やすいポイント、安く交換するために見積りで確認したい項目を解説します。

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給湯器交換はどこに頼める?依頼先別の特徴

給湯器は本体を購入するだけでは使えず、既設機器の取り外しや給水・給湯・ガス配管などを伴う交換工事が必要です。依頼先を比べるときは、本体の値引率だけでなく、工事込み総額・選べるメーカー・保証・見積り方法まで確認すると判断しやすくなります。

依頼先メリット確認したいこと
ガス会社・地域のガス店既設のガス設備を含めて相談しやすい取扱メーカー、工事込み総額、保証
家電量販店・ホームセンター店舗で相談でき、ポイントやキャンペーンを利用できる場合がある現地調査の有無、工事費・追加費用、対応エリア
地域の住宅設備業者・リフォーム会社設置状況を見ながら相談しやすく、周辺工事もまとめやすい取扱メーカー、見積り内訳、保証・施工実績
ネットの住宅設備業者写真だけで見積り可能。余分なコストをカットして価格に還元するため、総額も安い傾向。当日の追加請求がないか、保証はしっかりしているか、クチコミなど含め信頼できる会社か

ガス会社・地域のガス店

ガス給湯器の不具合や交換を、既設のガス設備を含めて相談しやすい依頼先です。普段利用しているガス会社の窓口がわかっている場合は、故障時にも相談先を探し直さずに済みます。

一方、取り扱うメーカーや交換プランは事業者によって異なります。ほかの依頼先と比較する場合は、給湯器本体だけでなく、リモコンや撤去処分、交換工事まで含めた金額を確認すると比較しやすくなります。

家電量販店・ホームセンター

店舗で担当者に相談できることや、ポイント・キャンペーンを利用できる場合があることがメリットです。ほかの家電やリフォームと一緒に相談したい場合にも候補になります。

ただし、売場やWeb上の商品価格だけでは、設置できる機種や最終的な工事費まで判断できない場合があります。既設給湯器の型番や設置状況を伝え、現地調査の有無、追加工事が発生する条件まで確認してから比較する必要があります。

地域の住宅設備業者・リフォーム会社

自宅の設置状況を見ながら相談しやすく、配管など周辺の工事が必要なケースにも対応できる場合があります。地域密着型の業者であれば、日程や施工後の相談がしやすいこともあります。

業者によって得意なメーカーや保証内容、見積りの出し方には差があります。価格を比べるときは、同じ号数・機能・設置条件で見積りを取ることがポイントです。

ネットショップ

ネットショップは価格比較がしやすく、さまざまなメーカーや型番から選べるため、希望の給湯器を安く購入できる可能性が高いといえます。

また、給湯器だけでなくエアコンやトイレ、ガスコンロなどのさまざまな住宅設備を総合的に取り扱っているところも多く、リフォームを含めた複数の工事を検討している場合は、まとめて依頼することで時間もコストも抑えられて便利です。

「ネット業者は詐欺が多い」と心配する方も多くいます。上場企業や、長年にわたってサービスを提供していたり、多くの施工事例がある会社を選ぶことをおすすめします。口コミも参考にしてください。

比較検討する場合は、購入後の保証制度がしっかりしているかもポイントになります。また、保証している会社がそもそも信頼できるか、といった点も考慮することが大切です。

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給湯器を安く交換する5つの方法

給湯器を安く買うためには、次の5つの方法を取り入れてみてください。

1.同じ条件で工事込み総額を比較する

見積りを比べるときは、同じ号数・機能・設置条件をそろえることが基本です。本体価格が安く見えても、リモコン、撤去処分、配管カバー、排気部材などが別料金であれば、最終的な支払額が逆転することがあります。

見積書では「商品代」「標準工事」「撤去・処分」「リモコン・部材」「追加工事」のどこまで含まれているかを確認すると、条件をそろえて比較できます。

2.必要な号数・機能に絞る

給湯器は、同じメーカーでも号数や機能によって価格が変わります。追いだきが不要なのにふろ給湯器を選んだり、実際の使用量より大きな号数を選んだりすると、本体価格が上がります。

現在の使い方に不満がない場合は、既設機器と同程度の号数・機能を基準にすると候補を絞りやすくなります。家族構成やお湯の使い方が変わった場合は、そのタイミングで必要な機能を見直します。

参考:給湯器の号数は「お湯を出す能力」|交換できるくん

3.既設機器と設置条件が近い機種を選ぶ

設置方法や排気方向が大きく変わると、追加の部材や工事が必要になる場合があります。特にマンションのパイプシャフト設置や特殊な排気方式では、取り付けられる機種が限られることがあります。

価格だけで機種を先に決めず、既設給湯器の型番と設置状況から交換可能な機種を確認してもらう方が、追加費用の見込みを把握しやすくなります。

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4.キャンペーンや補助制度は対象条件を確認して使う

販売店のキャンペーンやポイント還元で負担を抑えられる場合があります。ただし、割引前の価格だけでなく、工事を含めた最終金額で比較することが必要です。

国の「給湯省エネ2026事業」は、2026年8月28日時点で申請受付が続いており、予算に対する申請額は40%です。対象機器はエコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームで、事務局に登録された対象製品を使うなどの条件があります。ガス給湯器のエコジョーズは、この「給湯省エネ2026事業」の対象機器ではありません。

補助制度は対象設備だけでなく、工事時期や申請方法などにも条件があります。補助金を前提に機種を決めるのではなく、契約前に利用できる制度と条件を確認する方が確実です。

5.完全に使えなくなる前に比較を始める

給湯器が突然故障すると、お湯を早く復旧することが優先になり、複数社の見積りや機種を比較する時間を取りにくくなります。

家庭用ガス給湯機器は、メーカーが設計上の標準使用期間を10年としている製品があります。使用年数が長く、温度が安定しない、異音がする、エラーが増えたなどの症状がある場合は、修理の可否とあわせて交換費用も確認しておくと、故障後に急いで決める状況を避けやすくなります。

参考:給湯器修理のメリット・デメリットとは?|交換できるくん

給湯器の購入・交換の費用相場

給湯器の交換費用は、本体価格だけでなく、号数、追いだき・暖房機能の有無、従来型かエコジョーズか、設置場所や排気方式によって変わります。

一般的な参考相場は以下の通りです。

  • 給湯専用タイプ:工事費込みで約9万~13万円
  • オートタイプ(追い焚き機能付き):工事費込みで約16万~22万円
  • フルオートタイプ(自動湯張り・追い焚き・保温機能付き):工事費込みで約18万~35万円

これらの価格はあくまで目安であり、実際の費用は設置環境や選択する機種によって変動します。そのため複数の業者から見積もりを取り、費用とサービス内容を比較検討することをおすすめします。

参考:給湯器の交換費用相場|交換できるくん

おすすめ給湯器3選

給湯器の交換を検討しはじめた方へ、おすすめの給湯器をピックアップしました。
「今と同じメーカーでないと交換できない」と思われがちな給湯器ですが、設置条件が合えば別メーカーへの交換も可能です。
家族構成やライフスタイルの変化に応じて、交換をきっかけに号数を変更する方も多くいます。

もし「今ついている給湯器の後継機種があるのか調べてみたい」という場合には、下記のページに型番を入力するだけで簡単に調べることができますので、ぜひチェックしてみてください。

給湯器本体に貼られているシールに型番が記載されています。
※リモコンに記載されている品番とは異なりますのでご注意ください。

安い給湯器業者を選ぶときの確認ポイント

給湯器の購入先に迷ってしまうときは、以下の点に注視することをおすすめします。

見積りに含まれる費用がわかるか

最初に確認したいのは、見積金額そのものより内訳です。本体価格、リモコン、撤去処分、基本工事、追加部材がどこまで含まれているかが明記されていれば、ほかの業者と条件をそろえて比較できます。

追加工事が発生する可能性がある場合は、「どのような設置状況なら追加になるか」「金額はいつ確定するか」まで確認しておくと判断しやすくなります。

商品保証と工事保証を分けて確認できるか

給湯器本体のメーカー保証と、販売店独自の商品保証、施工部分を対象とする工事保証は別のものです。保証年数だけでなく、対象範囲、免責条件、修理時の連絡先を確認します。

長期保証を比較する場合も、「何年」という数字だけでなく、故障時にどこへ連絡し、出張費や部品代がどこまで対象になるのかを見ることが重要です。
また、仮に「10年の無料保証」が謳われていたとしても、その会社が10年後も存続しているような安定した会社かどうか、というのも重要な観点です。

施工体制や実績を確認できるか

給湯器はガス・給排水などを扱う設備のため、必要な資格を持つ施工者による工事が前提です。
公式サイトなどで施工事例、工事の流れ、対応エリア、工事後の問い合わせ窓口が明確に確認できるかも、業者比較のポイントです。
「わかりやすいホームページになっているかどうか」は、その会社が、利用者が安心できる情報提供を心がけているかを図る目安になります。

追加費用が発生する条件を事前に説明しているか

見積り時点で確認できる設置条件まで反映してもらい、当日に追加費用が生じる可能性がある場合は、その条件を先に聞いておきます。

写真見積り、現地調査のどちらでも、最終的に何を根拠に金額が確定するのかがわかることが比較のポイントです。

給湯器をお得に導入して快適な生活を送ろう!

給湯器を安く交換したい場合は、本体の値引率だけでなく、リモコンや撤去処分、交換工事、追加部材まで含む総額で比べることが重要です。

ガス会社、家電量販店、地域の住宅設備業者、ネットの住宅設備業者には、それぞれ相談方法や商品選択肢、見積り方法の違いがあります。自宅に設置できる機種を確認したうえで、同じ条件の見積りを並べると費用差を判断しやすくなります。

価格に加えて、商品・工事保証、施工体制、追加費用の条件まで確認しておくと、安さだけで依頼先を決めるより比較しやすくなります。

給湯器の購入や交換をスムーズに進めるための準備として、本記事をぜひ役立ててください。

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