内窓のリフォームで活用できる補助金・助成金について【2026年度版】
内窓・二重窓
2026/08/07
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内窓・二重窓
2026/08/07
内窓リフォームは、既存の窓の内側にもう1枚窓を設置することで、断熱性や防音性の向上が期待できるリフォームです。
冬の冷え込み、夏の暑さ、結露、外からの騒音が気になる場合におすすめの工事です。
2026年度は、条件を満たせば「先進的窓リノベ2026事業」などの補助金を活用できる可能性があります。補助額は窓のサイズや性能、住宅の種類によって変わり、住宅では1戸あたり最大100万円まで補助を受けられる場合があります。
ただし、すべての内窓が補助対象になるわけではありません。対象製品かどうか、工事を依頼する事業者が登録事業者かどうか、工事前後の写真や申請書類を準備できるかなどを確認しておくことが大切です。
本記事では、内窓リフォームで使える補助金・助成金の種類、補助額、申請の流れ、注意点をわかりやすく解説します。
※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。補助金制度は予算上限や制度変更により終了・変更される場合があるため、申請前には必ず公式情報をご確認ください。

目次

内窓リフォームでは、条件を満たせば国や自治体の補助金・助成金を使える場合があります。
2026年度にまず確認したいのは、国の「先進的窓リノベ2026事業」です。既存住宅などの開口部の断熱性能を高めるリフォームを支援する制度で、内窓設置、ガラス交換、外窓交換、ドア交換などが対象になります。
内窓設置は、既存窓の内側に新たな内窓を設置する工事です。既存の内窓を取り外し、新しい内窓に交換する場合も対象になることがあります。
ただし、内窓を設置すれば必ず補助金がもらえるわけではありません。対象製品の性能、窓のサイズ、建物の種類、工事請負契約、申請下限額などの条件を満たす必要があります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な補助金 | 先進的窓リノベ2026事業 |
| 対象工事 | 内窓設置、ガラス交換、外窓交換、ドア交換など |
| 住宅の補助上限 | 1戸あたり100万円 |
| 申請下限額 | 1申請あたり5万円以上 |
| 申請者 | 工事発注者ではなく、登録事業者が申請 |
| 注意点 | 対象製品・工事写真・契約内容・予算上限を事前に確認する |
まずは、希望する内窓が補助対象製品に該当するか、依頼予定の事業者が補助金申請に対応しているかを確認しておくのがおすすめです。

先進的窓リノベ2026事業は、断熱性能の高い窓の導入を支援する補助制度です。住宅の省エネ化や冷暖房効率の改善、室内の快適性向上を目的としています。
内窓リフォームでは、主にこの制度を中心に補助金を検討します。対象になるのは、既存住宅などに行う開口部の断熱改修です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 先進的窓リノベ2026事業 |
| 対象 | 戸建住宅、集合住宅などの既存住宅 |
| 対象工事 | ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換など |
| 補助額 | 製品の性能、サイズ、建物種別に応じた定額補助 |
| 住宅の補助上限 | 1戸あたり100万円 |
| 交付申請期間 | 申請開始から遅くとも2026年12月31日まで |
| 交付申請の予約期間 | 申請開始から遅くとも2026年11月16日まで |
| 注意点 | 予算上限に達した場合は、期限前でも受付終了 |
内窓設置は、外壁ライン上にある開口部の断熱性能を高める工事として扱われます。既存の窓の内側に内窓を取り付けるため、外窓を大きく壊さずに施工しやすい点が特徴です。
一方で、外窓交換にはカバー工法やはつり工法などがあり、工事範囲や費用が内窓設置とは異なります。窓まわりのリフォームを検討する際は、内窓設置・ガラス交換・外窓交換のどれが住まいに合うかを比較しておくと安心です。

先進的窓リノベ2026事業における内窓設置の補助額は、内窓の性能区分、サイズ、建物の種類によって決まります。
住宅の場合、補助額は1製品ごとの定額です。窓のサイズが大きいほど、また性能区分が高いほど、補助額も大きくなる傾向があります。
| 性能区分 | 特大(G)4.0㎡以上 | 大(L)2.8㎡以上4.0㎡未満 | 中(M)1.6㎡以上2.8㎡未満 | 小(S)0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|---|---|---|---|---|
| P(SS)Uw1.1以下 | 140,000円 | 89,000円 | 58,000円 | 36,000円 |
| S Uw1.5以下 | 76,000円 | 52,000円 | 34,000円 | 22,000円 |
| 性能区分 | 特大(G)4.0㎡以上 | 大(L)2.8㎡以上4.0㎡未満 | 中(M)1.6㎡以上2.8㎡未満 | 小(S)0.2㎡以上1.6㎡未満 |
|---|---|---|---|---|
| P(SS)Uw1.1以下 | 152,000円 | 98,000円 | 64,000円 | 40,000円 |
| S Uw1.5以下 | 83,000円 | 57,000円 | 37,000円 | 24,000円 |
たとえば、リビングの大きな窓や寝室の窓など、複数の窓に内窓を設置する場合は、対象製品ごとの補助額を合計して申請します。
ただし、1申請あたりの補助額が5万円未満の場合は申請できません。小さい窓1か所だけの工事では申請下限額に届かないこともあるため、複数の窓をまとめて施工するか、ほかの対象工事と組み合わせられるかを確認しておくとよいでしょう。
内窓設置のリフォームを検討し始めた方へ、おすすめの内窓をピックアップしました。
二重窓は、断熱性や防音性を高め、結露対策にもつながる人気のリフォームです。
補助金も活用できることが多いので、ぜひ検討してみてください。
内窓リフォームでは、主に先進的窓リノベ2026事業を活用します。
一方で、住宅省エネ2026キャンペーンには、先進的窓リノベ2026事業以外にも「みらいエコ住宅2026事業」や「給湯省エネ2026事業」などがあります。内窓リフォームとあわせて、給湯器やビルトイン食洗機、レンジフード、ビルトインコンロ、浴室乾燥機、節湯水栓などを交換する場合は、別の補助事業を組み合わせられる可能性があります。
| 補助事業 | 併用を検討しやすい住宅設備・工事 |
|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業 | ビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、節湯水栓など |
| 給湯省エネ2026事業 | エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームなど |
| 賃貸集合給湯省エネ2026事業 | 賃貸集合住宅の小型省エネ型給湯器への交換 |
| 自治体の補助金・助成金 | 断熱リフォーム、省エネリフォーム、住宅改修など |
ただし、同じ窓や同じ工事について、複数の国の補助金を重複して受けることはできません。たとえば、同じ内窓工事を先進的窓リノベ2026事業とみらいエコ住宅2026事業の両方で申請することはできないため注意が必要です。
内窓リフォームとあわせてほかの住宅設備も交換したい場合は、どの工事をどの制度で申請するのか、見積り時に事業者へ確認しておくと安心です。
内窓リフォームで使える補助金としては、「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」も確認しておきたい制度です。
この制度は、既存住宅において高性能な断熱材、窓、ガラスを用いた断熱改修を支援するものです。内窓設置も対象工事に含まれる場合があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 |
| 対象工事 | 断熱材、窓、ガラスを用いた断熱改修 |
| 内窓との関係 | 対象製品を使った内窓設置が対象になる場合がある |
| 戸建住宅の最大補助額 | 120万円/戸 |
| 申請方法 | 公募期間内に申請 |
| 注意点 | 公募期間や対象製品、申請方法を都度確認する必要がある |
先進的窓リノベ2026事業と比べると、公募期間や申請方法の確認がより重要になります。制度の受付状況は時期によって変わるため、検討時点で最新の公募情報を確認することが大切です。
内窓だけでなく、天井・外壁・床などの断熱改修も含めて住まい全体の断熱性能を高めたい場合は、こちらの制度も比較対象に入ります。


内窓リフォームで補助金を使う場合は、工事を始める前の段階で、補助金に対応している事業者へ相談することが大切です。
先進的窓リノベ2026事業では、工事発注者が自分で交付申請を行うのではなく、登録事業者が申請手続きを行います。工事後に自分で申請しようとしても対象外になる場合があるため、事前確認が欠かせません。
まずは、先進的窓リノベ2026事業に対応している事業者を探します。
補助金を使いたい場合は、問い合わせ時に「先進的窓リノベ2026事業を利用したい」と伝えておくとスムーズです。対象製品の選定、概算の補助額、工事範囲、申請に必要な書類などを確認してもらえます。
補助金を利用するには、工事請負契約が必要です。
見積り内容を確認し、対象となる内窓の性能区分やサイズ、補助予定額、補助金の還元方法を確認したうえで契約を進めます。
補助金の還元方法には、工事代金の一部に充当する方法や、後日現金で還元される方法があります。どの方法になるかは事業者との取り決めによって異なるため、契約前に確認しておくと安心です。
契約後、内窓の設置工事を行います。
補助金申請では、工事前後の写真が必要になる場合があります。工事前の写真を撮り忘れると、補助対象外になる可能性があるため注意が必要です。
また、対象製品であることを確認する書類や、性能証明書などが必要になることもあります。必要書類は事業者が案内してくれることが多いものの、施主側でも確認しておくと安心です。
工事着手後は、条件を満たせば交付申請の予約を行える場合があります。交付申請の予約は、補助金の予算枠を一定期間確保するための手続きです。
その後、工事完了・引渡し後に交付申請を行います。申請内容に不備がある場合は審査に時間がかかったり、修正対応が必要になったりすることがあります。
交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも2026年12月31日までとされています。ただし、予算上限に達した場合は期限前でも受付終了となるため、早めに動くことが大切です。
交付決定後、補助金は登録事業者に交付されます。
その後、あらかじめ合意した方法で工事発注者へ還元されます。工事代金に充当されるのか、後日現金で還元されるのかは、見積りや契約時に確認しておきましょう。


内窓リフォームで補助金を利用する場合は、対象製品や申請条件、工事内容に注意が必要です。
補助金を前提に予算を組んでいたのに、後から対象外とわかると、想定より費用負担が大きくなる可能性があります。工事前に確認すべきポイントを押さえておきましょう。
先進的窓リノベ2026事業では、制度の性能要件を満たす対象製品を使用する必要があります。
見た目が同じような内窓でも、性能区分や登録状況によって補助対象になるかどうかが変わります。商品を選ぶ際は、補助対象製品として登録されているかを事業者に確認しておくことが大切です。
内窓設置でも、設置方法によっては補助対象外になる場合があります。
たとえば、開口面と平行に設置しない内窓や、開口面から50cmを超えて設置する内窓は対象外になる可能性があります。また、既存の外窓1つに対して3つ以上の内窓を新たに取り付ける工事も、原則として対象外とされています。
出窓部分への内窓設置も、出窓の形状や躯体の状況によって対象外になる場合があります。判断が難しい場合は、現地確認や写真をもとに事業者へ相談するのがおすすめです。
同じ窓や同じ工事について、複数の国の補助金を重複して受けることはできません。
先進的窓リノベ2026事業とみらいエコ住宅2026事業のどちらにも該当しそうな窓であっても、同じ窓に対して両方から補助を受けることはできません。
一方で、内窓リフォームとは別に、給湯器や食洗機、レンジフードなど別の住宅設備を交換する場合は、別の補助事業を組み合わせられる可能性があります。複数の工事を検討している場合は、どの制度を使うとよいか事業者に確認しておくと安心です。
補助金制度は、申請期限より前でも予算上限に達した時点で受付終了となる場合があります。
特に窓リフォームの補助金は関心が高く、申請が集中することがあります。内窓リフォームを検討している場合は、見積りや現地確認、契約、工事日程に時間がかかることも考えて、早めに相談しておくのがおすすめです。
過去の先進的窓リノベ事業で補助金の交付を受けた窓やドアは、2026年度の補助対象外になる場合があります。
以前に窓リフォームの補助金を使ったことがある場合は、同じ開口部が今回も対象になるか確認しておきましょう。


国の補助金とは別に、自治体が独自に内窓リフォームや断熱リフォームの補助金・助成金を実施している場合があります。
自治体の制度では、内窓リフォームそのものではなく、省エネ改修、断熱改修、住宅リフォーム、バリアフリー改修などの名称で募集されていることもあります。
| 確認したいこと | 内容 |
|---|---|
| 対象エリア | 住んでいる市区町村で利用できる制度か |
| 対象工事 | 内窓設置、ガラス交換、断熱改修などが含まれるか |
| 申請時期 | 工事前申請か、工事後申請か |
| 補助額 | 定額か、工事費の一部か、上限額があるか |
| 併用可否 | 国の補助金と併用できるか |
| 必要書類 | 見積書、契約書、工事写真、住民票などが必要か |
自治体の補助金は、年度途中で受付を終了することがあります。また、国費が充当されている自治体制度では、国の補助金と併用できない場合もあります。
内窓リフォームを検討している場合は、お住まいの自治体公式サイトで「内窓 補助金」「窓リフォーム 補助金」「断熱リフォーム 助成金」などの名称を確認してみてください。

内窓リフォームの依頼先には、窓リフォーム専門会社、地域の工務店、ネットの住宅設備業者などがあります。
補助金を利用したい場合は、価格だけでなく、先進的窓リノベ2026事業への対応可否や、申請実績、対象製品の取り扱いも比較して選ぶことが大切です。
窓リフォーム専門会社は、内窓設置やガラス交換、外窓交換など、窓まわりの工事に詳しい点が強みです。
部屋ごとの寒さや結露、防音性の悩みに合わせて、内窓の種類やガラス性能を提案してもらいやすいでしょう。複数の窓をまとめて施工したい場合や、窓の断熱性能を重視したい場合に向いています。
一方で、対応エリアや取り扱いメーカー、補助金申請の対応範囲は会社によって異なります。見積り時に、対象製品かどうか、補助予定額はいくらか、申請手続きに対応しているかを確認しておきましょう。
地元の工務店は、住まい全体の状況を見ながら相談しやすい依頼先です。
内窓だけでなく、床・壁・天井の断熱改修や、外壁、屋根、間取り変更なども含めて相談したい場合に向いています。長く付き合える地域の事業者を探したい方にも選びやすいでしょう。
ただし、補助金制度に詳しいかどうかは事業者によって差があります。先進的窓リノベ2026事業に対応しているか、登録事業者として申請できるかを事前に確認しておくと安心です。
ネットの住宅設備業者は、商品代と工事費を含む総額を比較しやすい点が特徴です。
現地調査や写真見積りに対応している会社であれば、店舗へ行かずに検討を進められる場合もあります。内窓設置の費用感や、複数窓をまとめて施工した場合の概算を知りたい方にも利用しやすい選択肢です。
補助金を利用する場合は、対象製品の取り扱い、工事前後写真の対応、交付申請や交付申請の予約への対応可否を確認しておくことが大切です。

内窓リフォームでは、条件を満たせば国や自治体の補助金・助成金を活用できる可能性があります。
2026年度に中心となるのは「先進的窓リノベ2026事業」です。内窓設置は、既存窓の内側に新たな内窓を設置する工事で、窓のサイズや性能区分、建物の種類によって補助額が変わります。住宅では1戸あたり最大100万円まで補助を受けられる場合があります。
ただし、すべての内窓が補助対象になるわけではありません。対象製品かどうか、設置方法が条件を満たすか、登録事業者が申請に対応しているかを事前に確認することが大切です。
また、同じ窓に複数の国の補助金を重複して使うことはできませんが、内窓リフォームと別に給湯器やキッチンまわりの住宅設備を交換する場合は、ほかの補助事業を組み合わせられる可能性があります。
内窓リフォームを検討する際は、補助金の対象になるか、いくら補助されるか、工事費込みの総額がいくらになるかを比較しながら、補助金申請に対応している事業者へ早めに相談してみてください。




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