「食洗機を使ってみたいけれど、工事が大変そう」「賃貸だから設置は無理かも」

そんな理由で、食洗機の導入をあきらめている方も多いのではないでしょうか。
実際に「工事の手間」や「賃貸での設置可否」を理由に、導入を見送るケースは少なくありません。

工事不要で設置できるタンク式食洗機なら、住まいの条件を選ばず手軽に使い始めることができます。この記事では、パナソニックのおすすめタンク式食洗機を中心に、メリット・デメリットや選び方、お手入れ方法までわかりやすく解説します。

交換できるくんビルトイン食洗機TOP

パナソニックの工事不要のおすすめ食洗機!

タンク式食洗機は、水道工事を行わずに設置できる点が大きな魅力です。(水道分岐工事は不要ですが、排水はシンクへホース接続、または排水用バケツを使用する形になります)

パナソニックのタンク式食洗機は、洗浄力や使いやすさが高く評価されており、初めて食洗機を導入する方にもよく選ばれています。
ここでは、人気の高い2モデルを順にご紹介します。

NP-TSP1(スタンダードモデル)

NP-TSP1は、パナソニックのタンク式食洗機の中でも、価格と性能のバランスが取れたスタンダードモデルです。

約3人分の食器を一度に洗える容量があり、1〜2人暮らしや、外食が多い家庭に向いています。

本体サイズも比較的コンパクトで、キッチンカウンターやワゴンの上など、設置場所の自由度も高め。温風乾燥を搭載し、基本的な乾燥性能を備えながら、価格を抑えたい方に向いたモデルです。

NP-TZ500(上位モデル)

NP-TZ500は、タンク式食洗機の中でも性能を重視した上位モデルです。
容量は約4〜5人分とやや大きめで、まとめ洗いをしたい家庭や、調理器具まで一緒に洗いたい方に向いています。

また、タンク式では風乾燥を採用するモデルが多く、ヒーター乾燥と比べると乾燥性能に差が出やすい点がありますが、NP-TZ500はヒーター乾燥を採用している点も特長です。
高温除菌コースや汚れセンサーなどの機能も搭載されており、洗浄力・清潔性を重視した設計となっています。

本体サイズはNP-TSP1より大きいため、設置スペースの確認は必須ですが、性能重視で選びたい方にはぴったりの製品です。

NP-TSP1とNP-TZ500を比較

NP-TSP1とNP-TZ500は、同じタンク式でも価格や容量・搭載機能などに違いがあります。どちらが合うかは「何を重視するか」で判断するとわかりやすくなります。

以下の表では、両者の違いをまとめています。設置スペースや家族構成、乾燥性能へのこだわりなどを照らし合わせながら、チェックしてみてください。

項目NP-TSP1NP-TZ500
発売年2023年モデル上位モデル
(最新世代)
参考価格(公式)88,110円104,940円
容量約3人分約4〜5人分
(大容量寄り)
給水方式タンク式
(工事不要)
タンク式
(工事不要)
乾燥方式温風乾燥ヒーター乾燥
(高い乾燥性能)
洗浄機能標準洗浄高温除菌
汚れセンサー搭載など高機能
運転コース標準・スピーディなど
基本的なコース
低温・高温・除菌など
コースが豊富
ドア構造前開き前開き+静音性高め
本体サイズコンパクトで
置きやすい
TSP1より大きめ
(要スペース)
おすすめな人少人数世帯(1〜2人)
価格重視
しっかり乾燥したい人
容量が必要な家庭

タンク式食洗機のメリット

タンク式食洗機は設置の自由度が高く、住まいの条件に左右されにくい点が、多くの家庭に選ばれています。
ここでは、タンク式ならではの代表的なメリットを整理します。

工事不要で食洗機を使える(賃貸OK)

タンク式食洗機の最大のメリットは、水道工事を行わずに使える点です。

本体に内蔵されたタンクへ給水する方式のため、分岐水栓の取り付けや配管工事が不要で、賃貸住宅でも導入できます。原状回復が求められる住まいでも、設置・撤去が比較的簡単なため、引っ越し時の負担も軽減ができるのは嬉しいポイントです。

「食洗機を使ってみたいけれど、工事がネックで諦めていた」という方にとって、心強い存在です。

埋め込み式と違い収納スペースを確保できる

ビルトイン食洗機は、シンク下や収納スペースを使って設置するため、キッチンの収納量が減ることがあります。

一方、タンク式はカウンターやワゴンの上などに設置できるため、既存の収納を減らさずに導入が可能です。
キッチンの使い勝手を大きく変えずに食洗機を取り入れたい場合、タンク式がぴったりです。

ビルトインより導入ハードルが低い

タンク式食洗機は、ビルトインのように、現地調査や工事日の調整、追加費用の心配が少なく、購入したらその日のうちに使うことができます。
費用面でも、本体価格のみで完結しやすく、初期費用を抑えたい家庭に向いています。
「まずは食洗機のある生活を試してみたい」という場合にも、取り入れやすい存在です。

タンク式食洗機のデメリット・よくある後悔

手軽に導入できる一方で、タンク式ならではの注意点もあります。
ここでは、購入後に挙がりやすいポイントを解説します。

給水がめんどう

タンク式はおおよそ5L前後のタンク容量のモデルが多く、使用のたびにシンクから水を運ぶ作業が発生します。
慣れれば大きな負担ではありませんが、忙しい時間帯には手間に感じるかもしれません。

5L程度のウォータージャグを使えば給水が楽になり、設置場所によっては給水ホースをつないで対応できるケースもあります。

少人数向けモデルが多い

タンク式食洗機は、構造上コンパクトな設計が多く、容量は1〜3人分を想定したモデルが中心です。
家族が多い家庭では、食器が一度に入りきらず、複数回運転が必要になることもあります。
使用人数や洗い物の量を想定したうえで、無理なく使えるサイズかを確認しておくことが重要です。

風乾燥タイプが多い

タンク式食洗機の多くは、風乾燥を採用しています。ビルトイン食洗機で一般的なヒーター乾燥と比べると乾燥力は控えめで、水滴が残ってしまうことも。
ヒーター乾燥を備えたタンク式モデルもありますが、その分価格は高くなります。

タンク式食洗機を便利に使うコツ

タンク式食洗機は、設置や使い方を工夫することで、手間や不満を大きく減らせます。ここでは、日常的に使いやすくするためのコツを紹介します。

シンクの近くに設置する

タンク式食洗機は、給水と排水の動線が使い勝手を左右します。

シンクの近くに設置しておくことで、水の補給や残水の処理がスムーズになり、作業の負担を減らせます。また、予洗いした食器を食洗機に移動する際に水滴が垂れてしまうリスクも、シンクの近くに設置することで軽減が可能です。

乾燥機能を比較検討する

タンク式食洗機を選ぶ際は、洗浄力だけでなく乾燥方式にも注目しておきたいところです。

乾燥方式には主に「ヒーター乾燥」「風乾燥」「オートオープン」の3種類があり、それぞれ仕上がりや使い勝手が異なります。

乾燥方式乾燥の仕組み乾燥性能メリットデメリット向いている人
ヒーター乾燥ヒーターで庫内を加熱し、水分を蒸発させる◎ しっかり乾く食器が乾きやすく拭き取り不要/衛生的消費電力がやや高い/本体価格が高め洗い終わり後すぐ収納したい人
風乾燥送風で自然に水分を飛ばす△ 乾燥は弱め省エネ/本体価格が比較的安い水滴が残りやすい/拭き取りが必要な場合あり価格重視・多少の手間を許容できる人
オートオープン洗浄後にドアを自動で開け、自然乾燥○ 比較的乾きやすい電気代を抑えつつ乾燥力も確保設置スペースや周囲環境に注意が必要省エネと乾燥力を両立したい人

しっかり乾かしたい場合はヒーター乾燥、価格や省エネを重視するなら風乾燥など、重視するポイントで向き不向きが分かれます。

タンク式食洗機の洗い方

タンク式食洗機を長く快適に使うためには、定期的なお手入れが欠かせません。

ここからは、タンク式食洗機を使う上で日常的に意識したいポイントを解説します。

基本は食洗機クリーナーを活用しよう

内部の油汚れや水垢は、食洗機専用クリーナーを使って落とすのが基本です。
月に1回程度、空運転でクリーナーを使うことで目に見えない汚れもまとめて洗浄できます。
クリーナーは種類が豊富ですが、メーカー推奨のクリーナーがある場合は、それを選ぶと安心です。

自然派はクエン酸がおすすめ

市販のクリーナーを使いたくない場合は、クエン酸を活用する方法もあります。水垢や軽い汚れであれば、クエン酸を入れて空運転するだけでも十分な効果が期待できます。

環境や成分に配慮したい方には取り入れやすい方法ですが、油汚れが多い場合は洗浄力が物足りないこともあります。

フィルターのお手入れは毎回行う

食洗機のフィルターには、食べかすや汚れが溜まりやすくなっています。使用後に軽く水洗いする習慣をつけるだけで、ニオイや詰まりを防ぐことができます。

汚れを溜めたまま使い続けると、洗浄力が落ちる原因にもなるため、毎回行う習慣をつけておくと安心です。

パッキン部分の水滴も毎回拭き取る

ドア周りのパッキンは、水滴が残りやすく、カビが発生しやすい場所です。使用後に乾いた布で軽く拭き取ることで、湿気がこもりにくくなります。

特に湿度が高い時期は、放置すると黒ずみやニオイの原因になります。毎回のひと手間が、カビ予防と本体の長持ちにつながります。

まとめ|手軽に食洗機を導入したい場合はタンク式を検討しよう

タンク式食洗機は、工事が不要で設置のハードルが低く、賃貸住宅や省スペースのキッチンでも導入しやすい点が大きな魅力です。
一方で、給水の手間や容量、乾燥性能など、使い方によっては気になる点が出てくることもあります。

そのため、設置場所や家族人数、乾燥機能の種類などを事前に整理したうえで、自分の暮らしに合うモデルを選ぶことが大切です。