「便座だけ交換」に対応しているホームセンター一覧！費用相場と選び方のポイント

トイレの便座だけ交換したいとき、「ホームセンターでも対応できるの？」と気になる方は多いと思います。
ホームセンターでも便座交換のみの依頼が可能です。

この記事では、「便座だけ交換」に対応しているホームセンターの一覧や費用の目安・選び方のポイント、注意点などをわかりやすく紹介します。

これから便座交換を検討している方やどこに依頼するべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

便座だけ交換に対応しているホームセンター

トイレの便座交換のみに対応しているホームセンターは、次の5つです。

• カインズ
• コメリ
• コーナン
• 島忠ホームズ
• DCM

※下表の金額は各社の公式情報に基づく参考価格です。
カインズ・コメリ・島忠ホームズ・DCMは「工事費のみ」の目安、コーナンは「便座本体＋工事費込み」の総額となります。

ホームセンター名	便座交換費用の目安	特徴
カインズ	約9,000円〜	自社スタッフ対応。リフォーム対応範囲が広い。
コメリ	約7,000円〜	地域密着・費用が安め。シンプル工事に強い。
コーナン	約2〜10万円（製品代込）	製品込みプラン中心。機能性便座の選択肢が多い。
島忠ホームズ	約9,700円〜	都市部中心。オンライン見積もり対応。
DCM	約9,000円〜	自社ECから購入そた便座のみ交換工事対応あり。

コーナンのみ工事代のみの価格は設定しておらず、すべて製品代込みの金額になります。安価な便座であれば製品代・工事費込みで2万円台〜で対応しています。

ホームセンターで便座だけ交換した場合の費用相場

ホームセンターで便座だけ交換した場合の費用、相場は、工事代だけであれば9,000円前後です。この金額には、残材処分費用も含まれています。

製品代を含めた場合の費用相場は、2万円〜15万円前後と金額の幅が広くなります。機能性に優れ、見た目も良いトイレほど金額も高額になるため、予算とトイレの機能性・見た目などのバランスを考慮することが大切です。

ホームセンター以外の便座交換の依頼先

多くのホームセンターや家電量販店で、便座交換のサービスを提供していますが、工事は提携業者に外注されるため、迅速な対応が難しいことがあります。また、実店舗で便座の選定ができる利点はありますが、工事費用が高めであることも多いです。

便座のみ交換のリフォームは、ホームセンター以外にもさまざまな依頼先があり、それぞれ特徴が異なります。
以下でそれぞれの特徴を紹介します。

ホームセンター・家電量販店の特徴

• 実店舗で便座の選定ができる
• 工事は提携業者による外注が一般的
• 見積もりや工事日程の調整がやや遅れることがある
• 価格は他の選択肢と比べて高めになることが多い

地域の工務店・リフォーム店の特徴

工務店やリフォーム店は、基本的に大規模なリフォームを得意としています。便座交換のような単一の工事を依頼することは少なく、他の工事とセットで進められることが多いため、コストが高くなる傾向があります。特に、トイレ全体のリフォームを行う場合には便利ですが、便座交換だけを依頼する場合には、割高になる可能性もあります。

• 大規模なリフォームが得意
• 便座交換のような単工事はあまり行っていない
• 他の工事とセットで依頼する場合にはお得感がある
• 外注のため費用が高くなることがある

水道修理業者

水道修理業者は、水漏れ修理など緊急性の高い工事対応を主としており、交換工事よりも修理・修繕の作業を得意としています。急な相談への駆けつけ対応を売りにしているところが多く、その場で提示された見積りに対して、即時判断が必要となるケースがあります。

• 水漏れ修理などの緊急対応を得意としている
• 便座交換の技術には専門性がない場合が多い
• 工事内容によっては予算や時間が予想よりかかる可能性がある

住宅設備機器のネット業者

ネットで見積もりから注文まで手軽に完結できる業者も増えてきています。
インターネットで便座の型番や写真を送ることで、現地調査なしで簡単に見積もりを受け取ることができるため、時間や手間を節約できます。
オンライン完結型の業者は、訪問見積り不要で自宅にいながら依頼できる点が魅力です。
また、訪問営業や勧誘がないため、安心して比較検討ができるのもメリットです。

多くのネット業者は実店舗を持たず、対面営業がないため、価格がリーズナブルであることが多いです。
ネット業者のメリットは、手軽さと価格の安さですが、実態が分かりにくいという不安を感じる方もいるかもしれません。
クチコミやお客様の声、施工事例、会社自体の運営実績など、総合的に判断して信頼のおける委託先を選ぶことができれば、コストパフォーマンスは最も高い選択肢といえます。

• 価格が他の業者よりもリーズナブル
• スマートフォンやパソコンから簡単に見積もりを取得できる
• しつこい営業が少なく、自由に選べる
• 信頼できる運営会社かチェックすることが大切

便座交換は自分でできる？

便座交換は比較的簡単な作業のため、DIYが得意な方であれば自分で行うことも可能です。交換手順は製品の取扱説明書に詳細が記載されています。工具が必要な場合もあるため、交換前に説明書を読んで確認しておいたほうが安心です。

交換時の安全・法的注意

• 電気式温水便座の取り付けには、アース接続が必要です。感電防止のため、既設アース線の有無を確認してください。
• 電源増設やコンセント増設を伴う場合は、電気工事士の資格が必要です。無資格工事は法令違反となるため注意しましょう。
• 止水栓の開閉はゆっくり行うことで、ウォーターハンマー（水撃音）による配管トラブルを防げます。

以下の記事で、便座交換を自分で行う場合の詳しいやり方を解説しています。DIYで便座交換をする予定の方は、参考にしてください。

TOTOの便座(ウォシュレット)交換は自分でできる？やり方や費用について

配管や水回りの作業に自信がない場合は、無理に自分で交換を行わず、専門の会社に依頼することをおすすめします。

DIYでの取り付けに失敗して水漏れが起きると、床材や壁を傷めて修繕費用が発生する恐れがあります。
自信がない場合は、資格を持つ専門業者に依頼するのが安心です。

ホームセンターで便座を選ぶ際のポイント

便座を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、便座選びでチェックすべき項目を紹介します。

自宅のトイレの形状

便座を選ぶ際には、自宅のトイレの形状に合ったものを選ぶことが大切です。トイレの便器には、ワンピース型や洋式型などさまざまな形があります。

トイレの便座には「普通サイズ（レギュラー）」「大型サイズ（エロンゲート）」「ワンピース型」などの種類があります。
便器の形状に合わない便座は取り付けできないため、型番や寸法、希望する便座の適合性を確認してください。

リモコンの位置

温水洗浄便座などを選ぶ際は、リモコンの位置にも注意が必要です。リモコンには便座の側面についているものと、壁に設置するタイプがあります。

便座にリモコンが取り付けられているタイプは、ベーシックグレードモデルであるケースが一般的です。壁に取り付けるタイプは、ミドル〜ハイグレードタイプのトイレになります。

価格と機能性のほかに、リモコンの使い勝手も考慮して、便座を選んでください。

機能性

便座には、さまざまな機能が搭載されています。温水洗浄機能や暖房便座、節電機能など、使いやすさや利便性を考慮して選ぶことが大切です。

特に、寒い季節に使用することを考えると、暖房便座の導入はおすすめです。

省エネ性

便座の省エネ性能も重要なポイントです。省エネ性能が高い製品を選ぶことで、年間の電気代や水道代を抑えることができます。

省エネ基準を満たしたトイレの便座を選ぶことで、トイレの利用に関する長期的なコスト削減が叶います。

価格

便座の価格は、製品の機能やブランドによって大きく異なります。予算に応じて、必要な機能を備えた便座を選ぶことが大切です。

シンプルな機能の便座であれば2万円前後から、高機能な温水洗浄便座は5万円以上かかることもあります。

便座を交換して日々の暮らしをもっと快適に！

ホームセンターでの便座交換は、費用を抑えつつ短期間で快適性を取り戻せる方法です。
「便座だけ交換したい」という方も、今回紹介したホームセンター情報を参考にしていただければ幸いです。

また、「せっかく交換するなら、この先長く使うものだし、色々な便座を比較検討して、今より少しいいものを安く設置できたら嬉しい」と思われる方もいらっしゃると思います。
コストパフォーマンス高く便座を交換したい方は、ネット業者であれば取扱商品も豊富で、写真を送るだけですぐに見積りが手に入るので、気軽に相見積りをとってみることをおすすめします。
製品の機能性や省エネ性能も比較しながら、自宅にぴったりの便座を選んでみてください。