洗面台を選ぶとき、「間口900mmは広くて便利そう」「だけれど、うちの洗面所に合うのかな?」と悩む方は多いもの。とくに収納量や動線への影響は、使いはじめてから気づくこともあり、慎重に選びたい部分ですよね。

この記事では、TOTOの人気シリーズ「オクターブ」間口900mmタイプについて、特徴・費用・注意点をまとめて紹介します。750mmとの比較や、オクターブライトとの違いも解説しているので、サイズ選びで迷っている方は参考にしてみてください。

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TOTO「オクターブ」シリーズの間口900mmタイプとは?スペックと特徴

間口900mmタイプの洗面台は、一般的な750mmよりひと回り広く、ゆとりのある使い心地が魅力です。

洗面作業が多い家庭や、2人同時に使うシーンがある家庭では特に人気があります。

ここでは、900mmというサイズならではの使いやすさを紹介します。

間口900mmの特徴

間口900mmの大きな魅力は、まず広さです。

ボウル周りにしっかりスペースがあり、洗顔・メイク・ヘアセットなどがすべてスムーズに行えます。さらに、2人並んで使えるほどの幅があるため、朝の準備が重なる家庭でも使いやすい点もメリットです。

また、900mmになると収納量も大きくアップします。引き出しの奥行きや横幅が広がることで、タオルや洗剤・ドライヤーなど、日用品のほとんどを洗面台まわりだけで完結できます。

見た目にも高級感があり、洗面空間全体がスッキリ整いやすい点も人気の理由です。

オクターブシリーズの共通機能

以下は、人気の90cm幅洗面台シリーズの「オクターブ」で共通する機能です。

  • ・ちょい置きカウンター:スマホなどをサッと置ける便利なミニ棚
  • ・エアインシャワー:少ない水量でもしっかり流れる節水タイプのシャワー水栓
  • ・すべり台ボウル:傾斜設計で水が自然に排水口へ流れる形状
  • ・ハイバックガード:バックパネルとボウルに繋ぎ目のないデザイン
  • ・奥ひろし:引き出しの奥まで広々収納
  • ・タッチレスワイドLED:手をかざすだけで点灯できる広範囲を照らすLED照明

これらの機能がそろっているため、使い勝手・掃除のしやすさ・収納力のバランスがとてもよく、日常的なストレスを減らしてくれます。

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間口900mmタイプの設置工事にかかる費用相場

間口900mmタイプの洗面台の設置費用は、15万〜30万円前後が目安です。これには、本体価格も含まれています。

また、既存の洗面台が750mmの場合、取り外し跡の補修やクロス・床材の張り替えが必要になるケースもあり、その場合は追加費用が発生します。

「オクターブ」と「オクターブライト」間口900mmタイプの違い

オクターブライトは、オクターブの品質を保ちつつ、機能を少し絞ることで価格を抑えたシリーズです。

違いが出るのは主に収納力・デザイン性・カラー展開です。

オクターブは収納機能が充実し、引き出し内部の構造が工夫されているため、細かいアイテムも整理しやすい点が魅力です。一方、オクターブライトはシンプルな構造で、収納プランの工夫がしやすい点が特徴になります。

見た目もよりシンプルで、すっきりした印象です。カラー展開も絞られていますが、スタンダードなカラーは引き継がれています。

価格も抑えられることから「とりあえず不便なく使えれば良い」という家庭に人気のラインです。

オクターブ900とオクターブライト900・それぞれに向いている人

オクターブ900は、収納力をしっかり確保したい家庭・見た目の高級感も重視したい人に向いています。機能性が高く、長く使うほど満足度が高まりやすいモデルです。

オクターブライト900は、コストを抑えつつ900mm幅の快適さを求める人におすすめです。最低限の使いやすさがそろっているため、シンプルで十分という家庭にはぴったりです。

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オクターブは間口900mmと750mmのどちらを選ぶべき?後悔・失敗ポイントから比較

900mmと750mmはわずか15cmの違いですが、使い心地や洗面所のレイアウトに大きく影響します。実際の後悔ポイントを知っておくことで、サイズ選びの失敗を防ぎやすくなります。

900mmを選んで後悔・失敗したケース

900mmの洗面台は幅が広いぶん、洗面所のサイズによっては動線を圧迫することがあります。

また、ボウルの広さが増す分、水はねの位置が変わり、床に飛び散りやすくなったという声もあります。家族の身長や使い方によって水の流れ方は変わるため、ショールームでの確認が大切です。

750mmを選んで後悔・失敗したケース

750mmの洗面台はコンパクトで扱いやすい反面、収納量が不足しがちです。

タオルや化粧品など多くの日用品を収納したい家庭では「結局、棚を追加した」という声もあります。また、ボウル周りが狭いため、2人同時に使う場面では作業スペースが足りないと感じることも。

洗面台を使用する機会が多い人ほど、コンパクトな幅の洗面台に不便さを感じてしまうかもしれません。

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オクターブ間口900mmタイプを選ぶ際のポイント

900mmは便利なサイズですが、設置場所との相性をしっかり確認することで満足度が大きく変わります。

ここでは、設置前にチェックしておきたいポイントを紹介します。

脱衣所・洗面室の幅に対して900mmが収まるかをチェックする

900mmの洗面台は、実際には「本体の厚み+扉の開閉スペース」が必要です。開き扉タイプの場合は、洗濯機・壁・収納扉に干渉しないかも確認してください。

また、搬入経路が狭い場合は、900mmのキャビネットが曲がり角を通らないこともあるため、事前に業者へ確認しておくと安心です。

収納量が暮らしに合っているかをチェックする

900mmは収納量が多いのが魅力ですが、物を入れすぎると管理しにくくなることもあります。

引き出しの奥行き・内部の仕切り・鏡裏収納のサイズを見て、普段使うアイテムがどこに収まるかイメージしておくと失敗しにくいです。

カラーが洗面所のデザインと調和するかどうか

洗面所のイメージに合うカラーの洗面台を選ぶことも、押さえておきたいポイントです。

オクターブシリーズで人気が高いのはパナシェホワイトや木目系のカラーで、清潔感を出したい方は白系、温かみを出したい場合は木目を選ぶ傾向があります。

照明の色によっても見え方が変わるため、実物サンプルを確認しておくと安心です。

まとめ|洗面台は毎日使うもの!暮らしに合っているかよく検討しよう

間口900mmのオクターブは、広さ・収納力・使いやすさのバランスがよく、日常使いの快適度がぐっと上がる洗面台です。ただし洗面所の広さによっては、窮屈さや使いにくさを感じることもあります。

サイズやカラー・収納量や動線などを総合的にチェックし、家族の暮らしに合う1台を選ぶことが後悔しないポイントです。ショールームで実際に立ったときの感覚も参考にしながら、最適な洗面台を選んでみてください。

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