TOTOオクターブ間口750mmの特徴と後悔しない選び方!間口900mmとの違いも解説
2025/12/01
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2025/12/01
「うちの洗面所には750mmと900mmの幅の洗面台、どちらが合うんだろう?」と迷う方はとても多いもの。幅のわずかな違いでも、使いやすさ・収納量・動線への影響が大きく変わるので、慎重に選びたいポイントですよね。
この記事では、TOTO「オクターブ」シリーズの間口750mmタイプについて、特徴や設置費用、900mmとの違いを解説します。
後悔しやすいポイントや、選び方のコツも紹介するので、750mmと900mmで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次
間口750mmの洗面台は、多くの住宅で採用されている「標準サイズ」です。
幅がコンパクトなため、1坪未満の脱衣所でも無理なく収まり、どんな間取りでも使いやすい魅力があります。
省スペースでありながら、必要十分な洗面カウンターの広さを確保でき、1人での使用が中心の家庭では非常に扱いやすいサイズです。

オクターブ間口750mmの設置費用は、選ぶ仕様によって幅がありますが、23万〜30万円前後が相場です。900mmに比べてサイズが小さいため、本体価格・工事費のどちらも少し安く済む傾向があります。
また、既存の洗面台サイズと大きく違わなければ、追加工事も少なく収まることが多いです。
ただし、洗面台交換の際にクロスや床の張り替えを同時に行う場合、その分の費用が発生します。

以下は、オクターブ750とオクターブライト750の違いを比較した表です。
| 比較項目 | オクターブ(OCTAVE) | オクターブライト(OCTAVE Light) |
| コンセプト | 高機能・高収納の上位モデル | 必要十分な機能に絞ったシンプルモデル |
| ボウル・天板の仕様 | ハイバックガード採用(つなぎ目レスで掃除しやすい) | 標準的なバックガード構造 |
| 水栓 | エアインシャワー+ハンドシャワー機能が充実 | 機能は必要最低限、節水性能は十分 |
| 収納 | 「奥ひろし」設計で引き出し奥まで使える | 標準引き出しでシンプル仕様 |
| 照明 | タッチレスワイドLED(手かざしON/OFF) | シンプルLED(照射範囲は標準) |
| カウンター | ちょい置きカウンターあり | カウンターなし |
| ミラー | 三面鏡・ワイドLEDなど幅広く選べる | 選択肢はやや少なめ |
| カラー展開 | 木目系やハイグレード系まで豊富 | スタンダード中心 |
| 本体価格帯 | 高め(多機能) | 比較的安価 |
| 向いている人 | 機能性・収納力・快適性を重視する人 | 必要十分な機能でコスパ重視の人 |
表を見てわかるように、オクターブは「高機能と収納力に重きを置いたモデル」で、オクターブライトは「必要な機能だけに絞って価格を抑えたモデル」という位置付けです。
オクターブは節水水栓やハイバックカウンター、タッチレスLEDなど、日常の使いやすさを高める機能が充実しています。一方のオクターブライトは機能を必要最低限にまとめており、使いやすさを保ちながらも価格を抑えたい人に向いた構成になっています。
収納力で大きな差が出るのは、オクターブに採用されている「奥ひろし」構造です。引き出しの奥までしっかり使えるため、タオル・ストック品・ドライヤーなどもゆとりを持って収められます。
一方、オクターブライトはシンプルな引き出し構造のため、収納量はやや控えめになります。
価格は、機能量と収納構造の差がそのまま反映されます。
オクターブは高機能モデルのため価格帯はやや高めですが、長く使うことを考えると快適性への投資として選ばれています。
一方のオクターブライトは価格が抑えめで、必要な機能だけを選びたい家庭や、予算を意識したリフォームに向いたモデルです。
オクターブ750mmは、収納をたっぷり確保したい人や、使い勝手・デザイン性までこだわりたい人に向いています。毎日の身支度をスムーズにしたい方にもおすすめです。
オクターブライト750mmは、最低限の機能があれば十分という家庭や、価格をできるだけ抑えたい人に向いています。賃貸物件のリフォームや、2台目の洗面台として選ぶケースも多いです。


間口750mmと900mmは、たった15cmの差ですが、使いやすさや収納量の違いがはっきり出ます。洗面所の広さや家族構成、使う人数によって最適なサイズが違うため、後悔を避けるためには事前のイメージが大切です。
間取りがコンパクトで、洗濯機や収納棚との距離をしっかり確保したい家庭には、750mmのタイプが向いています。少人数で住んでいる家庭や、1人用として使う場面が多い場合も750mmで不便を感じることは少ないはずです。
2人同時に使いたい家庭や、洗顔・メイク・ヘアセットなど作業が多い人には900mmのタイプが向いています。
また、広めの脱衣所がある場合は、900mmにしても圧迫感が少なく、収納量と作業スペースの確保を両立が可能です。
以下は750mmと900mmの比較をまとめた表です。こちらもあわせて確認し、どちらのサイズが自分たちに合うのか、確認してみてください。
| 比較項目 | オクターブ(間口750mm) | オクターブ(間口900mm) |
| 幅の特徴 | 多くの間取りに収まりやすい省スペースサイズ | ゆったり広く、作業・収納スペースが十分 |
| 向いている洗面所の広さ | 1坪未満・コンパクトな脱衣所 | 1坪以上・広めの脱衣所 |
| 使い勝手(作業性) | ボウルがやや小さめで水はねしやすい場面も | ボウルが広く、洗顔やヘアセットが快適 |
| 同時利用 | 基本は1人向け | 2人並んで使いやすい |
| 収納量 | 標準的(引き出しは十分だが横幅に制約あり) | 奥行き・横幅ともに大きく収納力◎ |
| 動線への影響 | 通路が狭い家でも圧迫感が出にくい | 幅を取るため動線の事前確認が必須 |
| 設置可能性 | ほとんどの家庭で設置しやすい | 間取りによっては“収まらない”ことも |
| 価格帯 | 本体価格・工事費ともに安め | 本体価格+工事費は750よりやや高い |
| おすすめの人 | ・間取りが狭い ・価格を抑えたい ・1人使用が多い | ・2人で使いたい ・収納を重視 ・洗面所に余裕がある |
| 後悔ポイント(よくある声) | ・つけ置き洗いがしづらい ・ボウルがコンパクト | ・洗面所が狭く感じる ・水ハネが気になる家庭も |


750mmの洗面台は「ちょうどいいサイズ感」が魅力です。ここでは具体的なメリットを整理します。
間口750mmは、狭めの脱衣所や洗面スペースでも無理なく収まり、動線を邪魔しにくいサイズです。洗濯機との距離が近い間取りでも使いやすく、扉の開閉による干渉も少ないため、どんな家でも取り入れやすい魅力があります。
750mmでも、引き出しタイプを選べばタオルや日用品をしっかり収納できます。必要な物が一箇所にまとまるため、洗面所の見た目も整いやすく、片づけの手間が減る点も嬉しいポイントです。
オクターブ750mmは本体価格・工事費のどちらも900mmより抑えやすく、リフォーム費用に余裕がない家庭でも導入しやすいサイズです。追加の壁補修や設備移動が発生しにくい点も、750mmならではのメリットです。
オクターブの750mmは幅が広すぎないため、洗濯や脱衣、身支度など、家族が同時に動いてもぶつかりにくい点が魅力です。
廊下が狭めの住宅でも圧迫感が少なく、暮らしの動きを妨げません。
既存の洗面台が750mmの場合は、同サイズへの交換で済むため、工事がスムーズです。
給排水の位置調整が最小限で済み、床や壁の補修も少なくトラブルなく工事を終えられます。
750mmは扱いやすいサイズですが、人によっては不便を感じる場面があります。
オクターブの750サイズはボウルがやや小さめなため、洗顔時に水が外へ飛び散りやすいことがあります。すべり台ボウルの角度で軽減されますが、広さを求める人には物足りなく感じる場合もあるかもしれません。
つけ置き洗いや衣類の部分洗いを頻繁に行う方には、オクターブの間口750mmは窮屈に感じることがあります。ボウルに深さはありますが、広さが必要な作業にはやや不向きです。
オクターブの間口750mmは基本的には1人で使うことを前提とした幅のため、朝の準備が重なる家庭では使いにくいことがあります。複数人で身支度をこなしたい場合は、900mmのほうが快適です。


オクターブのカラーは、洗面所全体の雰囲気に合わせて選ぶと失敗を減らせます。
迷ったときは、ホワイト系やグレー系を選ぶのがおすすめです。清潔感があり、どんな内装にも調和します。落ち着いた空間を演出したい場合は、木目調を選ぶのがおすすめです。
また、洗面台のカラーは照明の色で見え方が変わるため、サンプルで確認して選ぶと安心です。
間口750mmのオクターブは、省スペースでも使いやすく、多くの間取りにぴったり収まる万能サイズです。価格も抑えやすく、初めての洗面台リフォームを検討する家庭にも選ばれやすいモデルと言えます。
一方で、作業スペースや同時利用が必要な家庭は900mmが快適な場合もあります。家族の使い方や洗面所の広さを踏まえながら、ぴったりのサイズを選んでください。



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