洗面台のシャワーホースはホームセンターで買える?選び方・交換方法・費用を解説
2025/11/18
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2025/11/18
洗面台のシャワーホースは、毎日の使用で徐々に劣化しやすいパーツの一つです。経年劣化や内部パッキンの摩耗によって水漏れが発生したり、ホースの引き出しが重くなるなどの不具合が起きることもあります。
このような症状が出たとき、「ホームセンターで交換用ホースが買えるのか」「自分で交換できるのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ホームセンターで買える条件/買えないケースを整理し、型番の確認方法、ホースの種類と選び方、ワンタッチ型の交換手順、費用目安までを解説します。

目次

洗面台のシャワーホースはホームセンターで購入できる場合もあります。ただし“型番・接続方式の適合”が最重要です。ここを外すと水漏れや取付不可の原因になります。
購入前にいくつか注意すべきポイントを紹介します。
洗面台のシャワーホースは、ホームセンターで購入できる場合とできない場合があります。これは、水栓ごとに型番や接続方式が異なり、汎用品が使えないケースが多いためです。
一般的に、すべての水栓に共通して使えるホースはなく、製品によって適合可否が分かれます。誤って合わないホースを選ぶと、水漏れや破損などのトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
ホームセンターの店頭に置かれているのは、「メーカー純正」または「適合確認済みの互換(純正同等品)」が中心です。
LIXILやTOTO、KVKなど主要メーカーの現行モデルであれば店頭で見つかる場合もあります。一方で、古い型番や特殊な水栓の場合は、メーカー取り寄せになることが一般的です。
購入前に「型番」「接続方式(ワンタッチ/ナット)」「Oリング仕様」を必ず照合することが重要です。
間違った型番のホースを取り付けると水漏れや接続不良の原因になるため、購入前に必ず自宅の水栓の型番を確認しましょう。型番は水栓の根元やキャビネットの内側に貼られたラベルで確認でき、メーカー公式サイトやサポート窓口で適合するホースを照会できます。
ホームセンターで探す際は、型番をもとにメーカー純正品、または適合確認済みの互換ホースを選ぶことが大切です。
結論として、ホームセンターで購入を検討する場合は、まず「型番確認」を行うことが失敗を防ぐ最も確実な方法です。

洗面台のシャワーホースには大きく分けて「ワンタッチ接続型」と「ナット締め接続型」の2種類があります。自分で交換する前に、まずはどちらのタイプかを確認しておくことが大切です。
ワンタッチ接続型は、ジョイント部分を下にスライドして引き抜くだけで簡単に外せるタイプで、自分で交換しやすい構造になっています。近年の洗面台ではこの方式が主流で、工具を使わずに比較的スムーズに作業できます。
一方、ナット締め接続型は金属ナットで固定されているため、工具(ウォーターポンププライヤーなど)が必要です。
取り外しの際に水漏れやナットの損傷を起こす可能性があり、DIY初心者にはやや難易度が高いといえます。このタイプは無理に外そうとせず、専門業者に依頼するほうが安全です。
| 接続タイプ | 特徴 | 難易度 | 工具 | DIYおすすめ度 |
| ワンタッチ接続型 | 押し込むだけで装着可能 | 低 | 不要(清掃用のタオル等のみ) | ◎ |
| ナット締め接続型 | ナットで固定、パッキン調整が必要 | 高 | ウォーターポンププライヤー等が必要 | △ |
確認方法は、洗面台下の収納扉を開け、奥にある蛇口本体とシャワーホースのつなぎ目を目視することです。ここで接続部の形状を見れば、自分のホースがどちらのタイプか判断できます。
この確認をせずに購入してしまうと、「買ったのに取り付けられない」というトラブルにつながることもあるため、交換前のチェックが非常に重要です。
また、DIY初心者の方が挑戦する場合には、水漏れ防止のためにシールテープを用意しておくと安心です。

洗面台のシャワーホースはホームセンターでも購入できますが、事前に準備をしておかないと「買ったのに取り付けられない」というトラブルにつながることがあります。水栓の型番やメーカーによって対応するホースが異なるため、正しい情報を持っていくことが大切です。ここでは、購入をスムーズに進めるためのポイントを解説します。
まずは、水栓の型番とメーカー名を確認し、スマートフォンなどで写真を撮っておきましょう。
型番は水栓本体の根元やキャビネット内側に貼られたラベルに記載されています。また、吐水口キャップ裏・取扱説明書・保証書にも記載されることがあります。
ラベル全景の写真+拡大写真をスマホで保存しておくと照合が確実です。
店員にこの情報を伝えることで、どのホースが適合するかを正確に判断してもらえます。自分で判断するのが難しい場合でも、写真を見せるだけでスムーズに案内を受けられるため、最も確実な方法です。
もう一つの方法として、取り外した元のシャワーホースをホームセンターに持ち込むのもおすすめです。実物を見せれば、店員が形状や接続部分を確認できるため、より確実に適合する製品を選ぶことができます。
ただし、すべての型番が店頭にあるわけではなく、流通していない製品や古いモデルの場合は取り寄せ対応になることもあります。取り寄せには数日から1週間ほどかかるケースが多いため、時間に余裕をもって対応するようにしましょう。
洗面台のシャワーホースは、型番・接続方式・パッキン規格が少しでも違うと取り付けできません。店頭で間違えないために、以下のチェックリストを購入前に確認しておきましょう。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| ① 型番の写真 | 水栓根元・キャビネット内のラベルをスマホで撮影 |
| ② メーカー名 | LIXIL/TOTO/KVK/タカギ等 |
| ③ 接続方式 | ワンタッチ接続/ナット締め接続 |
| ④ Oリング状態 | ひび割れ・つぶれがないか(必要なら交換) |
| ⑤ ホース長さ | 既存ホースと同等の長さを確認 |
| ⑥ ストップシャワー機能 | 互換品は機能非対応の場合あり |
| ⑦ 必要工具 | ワンタッチ:不要/ナット締め:プライヤー必要 |
| ⑧ 店員への確認 | 「この型番に適合しますか?」と照合依頼 |
このチェックリストを事前に準備しておくと、ホームセンターでの購入ミスを大幅に減らせます。
洗面台のシャワーホースを交換しようとすると、ホームセンターでなかなか合うものが見つからないことがあります。その場合は、ネット通販のほうが種類が豊富で、正確に適合するホースを見つけやすい傾向にあります。ここでは、ネットで探すメリットと具体的な探し方を紹介します。
ネット通販では、ホームセンターに比べて取り扱いメーカーや型番のバリエーションが圧倒的に多く、純正品から互換ホースまで幅広く揃っています。LIXIL、TOTO、KVK、タカギなどの主要メーカー製品はもちろん、旧モデルや生産終了品にも対応した互換品が見つかる場合があります。
店頭では在庫スペースの関係で限られた製品しか扱えませんが、ネットでは在庫制限がないため、より適合率の高いホースを探しやすいのが特徴です。
ネット通販の大きな利点は、型番検索ができる点です。水栓の型番に「シャワーホース」と加えて検索するだけで、対応製品が一覧で表示されます。たとえば、「LIXIL SF-800S シャワーホース」や「KVK KM8001T ホース」などのように検索すると、該当製品を簡単に見つけることができます。
商品ページには「対応型番」や「取付可否」が明記されていることが多く、誤って合わない製品を購入するリスクを減らせます。
ネット通販は、複数の販売店が価格を競い合っているため、同じメーカー純正ホースでもホームセンターより安く販売されていることがあります。特にセール時期やポイント還元を活用すれば、送料を含めても総額が抑えられることが多いです。急ぎでない場合は、納期と価格を比較しながらネット通販を利用するのが賢明です。
シャワーホースをネットで探すときは、「型番+シャワーホース」と検索するのが基本です。型番は水栓の根元やキャビネットの内側に貼られたラベルで確認できます。検索結果からメーカー公式サイトや大手通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)を確認し、商品説明欄に記載された「対応型番」「適合水栓」をチェックして購入すれば安心です。
特に純正品や公式互換品を選ぶことで、水漏れや接続不良などのトラブルを防ぐことができます。
互換品はストップシャワー機能の可否やOリング寸法の微差で微細なにじみが出ることがあります。商品ページの「対応機能」「同梱パッキン」を必ずご確認ください。


洗面台のシャワーホース交換にかかる費用は、購入先や交換方法によって大きく異なります。自分で交換する場合と業者に依頼する場合では費用差が出やすく、またネット通販を利用すると部品代を抑えられるケースもあります。
| 購入・交換方法 | 費用の目安 | 内容・特徴 |
| ホームセンターで購入し自分で交換 | 約3,000〜9,000円 | 応急交換用や純正品の一部を購入。自力で作業できる場合は材料費のみで済むが、型番を間違えると取り付け不可のリスクあり。 |
| 業者に依頼して交換 | 工賃8,000〜10,000円+部品代3,000〜9,000円(出張費・駐車費・時間外加算で前後) | 作業保証付きで安心。ナット締め型などDIYが難しいタイプにも対応可能。ただし総額は1.2〜2.2万円前後になることが多い。 |
| ネット通販で購入(純正・互換品) | 約3,000〜6,000円前後 | 型番検索で正確に適合品を入手しやすく、価格も比較的安価。自分で交換できる場合に最もコスパが良い。 |
費用を抑えたい場合は、まず水栓の型番を確認してネット通販やホームセンターで適合ホースを購入し、自分で交換する方法がおすすめです。ただし、接続部分が複雑なタイプや作業に不安がある場合は、無理をせず専門業者に依頼するのが安全です。
洗面台のシャワーホース交換にかかる費用は、交換方法によって異なります。自分で交換できるタイプであれば部品代だけで済みますが、構造が複雑な場合や不安がある場合は、業者に依頼するのが安全です。
自分で交換する場合は、3,000~9,000円ほどで済みます。必要なのは部品代のみで、ワンタッチ接続型など交換がしやすいタイプであれば、比較的簡単に取り替え可能です。自力で交換できるタイプであれば、この方法が最も費用を抑えられます。
業者に依頼する場合は、工賃が8,000~10,000円に加えて部品代(3,000~9,000円程度)がかかります。ナット締め型など工具が必要なタイプや、作業に不安がある場合には無理をせず、専門の水道業者に依頼するのが安心です。
無理にDIYを行うと、接続不良や水漏れを起こすリスクもあります。作業に不安がある場合は、費用はかかっても専門業者へ依頼するのが安全です。
シャワーホース交換は比較的簡単ですが、下記のポイントを守らないと 水漏れ・逆流・部品破損 が起こる可能性があります。作業前に必ずチェックしてください。
この4点を守るだけで、初めてのDIYでも安全性がぐっと高まります。


ワンタッチタイプのシャワーホースは構造がシンプルで、自分でも比較的簡単に交換できます。ただし、作業の際には必ず止水栓を閉め、水漏れや破損を防ぐために慎重に進めることが大切です。以下に必要な工具と交換手順をまとめます。
プライヤー、バケツまたは洗面器、マイナスドライバー、タオル(またはボロ布)を準備します。必要に応じて新しいパッキンも用意しておくと安心です。
洗面台下のキャビネットを開け、止水栓を右回りに回して閉めます。止水栓を閉めたら、蛇口のレバーを上げて水を出し、ホース内の残水をしっかり抜いておきましょう。
※給水・給湯の両方の止水栓を閉めてください。レバーを開放して残圧を抜くと作業が安全です。復帰時はゆっくり開栓し、逆止弁やカートリッジに衝撃を与えないようにします。
蛇口本体とシャワーホースの接続部分を確認します。ジョイント部分を下にスライドさせながら下方向に引くと、ホースが外れます。ホース内や接続部に残った水がこぼれるため、あらかじめバケツやタオルを用意しておきましょう。
古いホースを外したら、ジョイント部分のパッキンを確認します。劣化やひび割れがある場合は、新しいパッキンに交換してください。ここを怠ると水漏れの原因になります。
新しいシャワーホースをジョイントにしっかりと差し込み、スライド部分を元の位置に戻します。カチッと音がするまで確実に差し込むことが重要です。
最後に止水栓を開けて水を通し、接続部やホースの根元から水漏れがないかを確認します。もし少しでも水がにじむようであれば、接続部分を一度外して締め直すか、パッキンを再確認しましょう。
作業途中で水がこぼれることがあるため、作業前に必ず水受け用のバケツやタオルを準備しておくのがポイントです。丁寧に確認しながら進めれば、安全かつ確実に交換できます。
なお、水栓金具の一部交換作業には、水道工事業者の資格が必要となる場合があります。配管部分まで外す必要がある場合や、接続構造が複雑な水栓では、無理に作業せず専門業者に相談することをおすすめします。
ナット締めタイプのシャワーホースは、金属ナットでしっかり固定されているため、工具を使わなければ取り外せません。
接続部を無理に回すと無理なトルクで、ねじ山損傷/本体固定ナット緩み/配管のねじれが起きることがあります。締付トルク管理が必要なため、DIYに不慣れなら業者依頼を推奨します。
特に、蛇口周りの構造が複雑なタイプや、ホースを交換しても不具合が改善しない場合は、専門の水道修理業者へ相談することをおすすめします。

水栓本体が古い場合には、本体ごと新しいシャワーホース付き水栓に交換したほうが安心です。
蛇口・水栓の寿命は一般的に10年ほどといわれており、長年使用していると内部のパッキンやカートリッジが劣化して水漏れや操作不良を起こしやすくなります。
ホース部分だけを修理しても、別の箇所がすぐに不具合を起こすことがあり、結果的に修理費がかさんでしまうケースも少なくありません。
そのため、ホースの劣化が目立つ、もしくは使用から10年以上経過している場合は、根本的に水栓本体を交換することをおすすめします。
最新の水栓は省エネ設計や節水機能が搭載されているものも多く、長期的に見ればコストパフォーマンスにも優れています。
業者に依頼すれば、適合する製品の提案から取り付けまで一貫して対応してもらえるため、安全かつ確実に交換作業を終えられます。
洗面台のシャワーホースは、ホームセンターでも購入できますが、必ず水栓の型番を確認してから選ぶことが大切です。型番が合わないと取り付けができなかったり、水漏れの原因になったりするため、購入前の確認が必須です。
ワンタッチタイプのホースであれば、自分でも比較的簡単に交換可能なうえに、費用を抑えながらメンテナンスできます。一方、ナット締めタイプのように工具が必要な構造や、接続部が固くなっている場合は、無理をせず業者に依頼するほうが安全です。


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