エアコンの本当の寿命は?20年・30年過ぎても使える理由や使用し続けるリスク
エアコン
2026/05/18
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エアコン
2026/05/18
「エアコンって、20年くらい使っても平気なのかな」「うちのエアコン、30年選手だけどまだ動いてるけど、いつまで使えるの?」
エアコンは大切に使えば長持ちしますが、寿命やリスクを知らずに使い続けると、思わぬトラブルにつながることもあります。
この記事ではエアコンの本当の寿命や、20年・30年使える理由、長く使うためのコツなどについてわかりやすく紹介します。エアコンの調子が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

目次
エアコンの寿命は、一般的には10年前後がひとつの目安です。ただし、使用頻度や設置環境、メンテナンス状況によっては、10年を超えて使える場合もあります。
一方で、10年以上使っているエアコンは、部品の劣化や修理部品の保有期間、省エネ性能の低下などを踏まえて、修理だけでなく買い替えも比較した方がよいケースがあります。
| 使用年数 | 状態の目安 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 5年未満 | 比較的新しい | 保証期間や修理対応を優先して確認 |
| 5〜10年 | 不具合が出始めることがある | 修理費用と使用状況を見て判断 |
| 10年前後 | 寿命の目安に近い | 修理部品の有無や交換費用も比較 |
| 15年以上 | 経年劣化が進んでいる可能性が高い | 修理より交換を検討した方がよい場合がある |
| 20年以上 | 動いていても安全面・省エネ面の確認が必要 | 点検や買い替えを前向きに検討 |
「まだ動いているから大丈夫」と判断するのではなく、冷暖房の効き、異音・異臭、水漏れ、ブレーカーが落ちる、修理部品の有無などをあわせて確認することが大切です。
特に10年以上使用しているエアコンで不具合が出ている場合は、修理費用だけでなく、今後の電気代や再故障のリスクも含めて、交換するかどうかを比較してみましょう。


エアコンは、家電製品の中でも比較的長く使えるイメージを持たれることが多いですが、実際の寿命は「10年前後」とされています。
ここでは、なぜエアコンの寿命が10年程度とされるのか、その理由を詳しく解説します。
多くのエアコンメーカーは、内部の部品が10年間の使用に耐えるように設計しています。
10年を超えると、部品の劣化や性能の低下によるトラブルが発生しやすくなるため、安全性の観点からも使用期間としては「10年」が、ひとつの区切りとされているのです。
エアコンを修理するためには、メーカー側が部品を保管している必要があります。しかし、実際は製造終了品の部品を保管する期間は「10年間」と定めているメーカーがほとんどです。
修理できる体制が維持されるのもおおむね10年であることから、「エアコンの寿命=10年」と言われているのです。


参考:一般財団法人家電製品協会製品安全委員会「内閣府「消費動向調査」データによる家電製品使用年数調査報告書」を元に作成
一般財団法人家電製品協会製品安全委員会が調査したエアコンの残存率(=壊れずに使われている割合)は10年前後で大きく下がる傾向にあります。
こうしたデータからも、エアコンの現実的な寿命は10年程度と考えるのが妥当と言えそうです。


本来10年前後とされるエアコンの寿命ですが、なかには20年、30年と長く使われているケースもあります。
ここでは、長持ちするエアコンの使い方のポイントを紹介します。
エアコンを1年中使う家庭もあれば、夏の冷房と冬の暖房だけに使う家庭もあります。
使用時間が少なければ当然、内部の部品にかかる負担も少なくなり、劣化のスピードがゆるやかになります。
エアコンを長く使い続けるためには、こまめなメンテナンスが欠かせません。
定期的にフィルターを掃除し、1〜2年に一度は専門業者に内部クリーニングをお願いすることで、エアコンのパフォーマンスを維持しやすくなり、エアコンの健康寿命にも良い影響を与えます。
エアコンを使わない季節にも、ちょっとした気配りが大切です。
たとえば、室内機にカバーをかけてホコリの侵入を防いだり、室外機に直射日光が長時間当たらないように日除け対策をするなど、適切な管理を心がけるだけでも、エアコンの寿命に良い影響を与えます。
日常の使い方にも、エアコンを長持ちさせるコツがあります。
たとえば、設定温度を適切に保つことで、エアコンに過剰な負担をかけずに済み、機器の劣化を遅らせることにつながります。また、使用後には送風運転をして内部を乾燥させることで、カビの発生を防ぐことができます。
さらに換気を適度に行うことも大切です。室内の空気がこもらず、エアコンの効率もアップします。
こうした小さな工夫の積み重ねが、エアコンを20年、30年と使い続ける秘訣です。


エアコンの寿命や買い替えを考えるとき、まず大切なのは「今使っているエアコンがいつ製造されたものか」を把握することです。しかし設置から時間が経つと、正確な年数を忘れてしまうこともあると思います。
そんな時は、エアコンの室内機や室外機に貼られている製品ラベルをチェックしてみてください。ラベルには「型番」や「製造年」が記載されている場合があります。
また、型番とメーカー名がわかれば、インターネットで検索して製造年を調べることも可能です。型番検索を活用すると、製造時期だけでなく、当時の仕様や性能も確認できます。

20年・30年と、エアコンを大切に使い続ける家庭もあると思います。
長く使用していても故障もなく、不具合も感じないなら、すぐに買い替える必要はないかもしれません。
しかし古いエアコンは、電気代が高くなりやすく、冷暖房効率も落ちている可能性があります。また、ある日突然壊れてしまうリスクもあり、真夏や真冬にエアコンが故障すると、体調や生活に悪影響を及ぼすこともあります。
大きなトラブルを防ぐためにも、20年、30年経ったエアコンは、できるだけ早めに買い替えることも選択肢に入れておくと安心です。


家庭用エアコンの買い替え費用は、本体価格と取り付け工事費を合わせて10万〜25万円程度が目安です。
6〜8畳用の標準モデルであれば10万〜15万円前後で交換できることもありますが、部屋の広さやグレード、設置状況によって総額は変わります。
| エアコンのタイプ | 費用の目安 | 向いている部屋・特徴 |
|---|---|---|
| 6〜8畳用の標準モデル | 10万〜15万円前後 | 寝室・子ども部屋・小さめの個室 |
| 10〜14畳用の標準〜ミドルモデル | 12万〜25万円前後 | リビング・ダイニングなど |
| 18畳以上・高機能モデル | 20万〜35万円前後 | 広いリビング、省エネ・清掃機能重視 |
| 追加工事が必要な場合 | 上記に数千円〜数万円程度加算 | 配管延長、化粧カバー、室外機特殊設置など |
買い替え費用を比較するときは、本体価格だけでなく、標準工事費、既存エアコンの取り外し費用、処分費用、追加工事費、保証内容まで含めた総額で確認しましょう。
特に10年以上使用しているエアコンを交換する場合は、修理費用と交換費用の差額だけでなく、交換後の省エネ性能や今後の故障リスクも含めて判断するのがおすすめです。
エアコンの買い替え時には、国や自治体の補助金制度を活用できる場合があります。
2026年のリフォーム関連制度では、「みらいエコ住宅2026事業」において、空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置が補助対象となるケースがあります。対象製品や工事条件を満たす必要がありますが、冷房能力に応じて補助額が設定されています。
| 冷房能力 | 補助額の目安 |
|---|---|
| 2.2kW以下 | 24,000円/箇所 |
| 2.2kW超〜3.6kW以下 | 28,800円/箇所 |
| 3.6kW超 | 32,400円/箇所 |
エアコン交換で補助金を利用したい場合は、対象製品・対象条件だけでなく、購入先や工事業者が制度に対応しているかも確認しておくことが重要です。

また、東京都では「東京ゼロエミポイント」が実施されています。通常の買替えでは、エアコンの省エネ性能や冷房能力に応じて9,000〜23,000ポイントが付与されます。製造年から15年以上経過した長期使用家電からの買替えでは、条件を満たすと20,000〜70,000ポイントの対象になる場合があります。
補助金制度は、対象製品・申請条件・予算・実施期間が変更されることがあります。利用を検討する場合は、購入前に公式サイトや販売店で最新条件をご確認ください。
参考:各自治体によるエアコンの補助金制度まとめ|交換できるくん


エアコンを安く買い替えたい場合は、夏本番や冬本番を避け、春や秋など比較的需要が落ち着く時期に検討するのがおすすめです。
ただし、10年以上使用していて不具合が出ている場合は、価格だけを理由に先延ばしにすると、真夏や真冬に突然使えなくなるおそれがあります。
修理部品が手に入りにくくなることもあるため、使用年数と状態を確認しながら、早めに見積もりを取っておくと安心です。
特に、エアコンのニーズが高まる夏の7~9月にかけては、「今すぐ来てほしい」という人が増えるため、業者の工事のスケジュールが埋まり、希望どおりの日程に来てもらうことが難しくなります。
「そろそろ寿命かも…」と思い当たる方は、ぜひ早めにご検討ください。

エアコンの買い替え・交換の検討を始めた方へ、人気の高いおすすめ機種をピックアップしました。
初夏~夏にかけては工事日程が混み合いやすいため、早めの比較検討がおすすめです。
「エアコン2027年問題」としてよくニュースにも取り上げられていますが、経済産業省による省エネ基準の引き上げによって、2027年4月以降、省エネ基準100%未満の安価なエアコンは、製造・販売ができなくなります。
これに伴い、「10万円前後でエアコンが交換できるのは今年が最後かも」「安いエアコンが買えなくなる前に、今のうちに交換しておこう」という消費者の動きもあり、特に2025年型のエアコンが人気を集めています。
気になっている方は、在庫切れに備えて特に早めの検討をおすすめします。

エアコンは、寿命が近づいてくるとさまざまなサインを発します。普段とは違う動きに気づいたら、修理で済むのか、買い替えた方がよいのかを早めに確認しましょう。
特に、10年以上使用しているエアコンで次のような症状がある場合は、修理費用が高額になったり、部品が手に入りにくかったりする可能性があります。
| 症状 | 考えられる原因 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 電源が入らない・途中で消える | 基板・電源まわりの不具合 | 10年以上なら交換も比較 |
| ブレーカーが落ちる | 漏電・電気系統の異常 | 使用を止めて点検を依頼 |
| 異音・異臭がする | ファン・モーター・内部汚れ・電気部品の異常 | 焦げ臭い場合はすぐ停止 |
| 冷暖房の効きが悪い | 冷媒ガス不足、コンプレッサー不具合、汚れ | 修理費用と交換費用を比較 |
| 水漏れが続く | ドレンホース詰まり、内部汚れ、設置不良 | 繰り返す場合は点検・交換検討 |
軽いフィルター汚れやリモコンの電池切れなど、故障ではないケースもあります。
ただし、異音・異臭・水漏れ・ブレーカー落ちなどが続く場合は、無理に使い続けず、早めに専門業者へ相談してみてください。


エアコンに不具合を感じても、実は故障ではないケースもあります。焦らずチェックしてみてください。
【故障ではないエアコンの不具合と考えられる原因】
エアコンをできるだけ安くお得に買い替えるためには、国や自治体などが提供している補助金制度を活用することをおすすめします。
対象製品を選べば、数万円単位で費用を抑えられる場合もあります。
また、家電量販店のセール時期を狙うのも有効です。夏前や年末など、大型セールが行われる時期には型落ちモデルのエアコンが大幅に値下げされることもあるため、チェックしてみてください。

エアコンは適切に管理すれば20年、30年と使い続けられる場合もあります。しかし安全面や省エネ性能を考えると、一定の年数を超えたら買い替えたほうが安心です。
突然の故障リスクを防ぎ、快適な室内環境を整えるためにも、設置年数をしっかり確認し、早めの準備を心がけてみてください。
エアコンの買い替えをスムーズに進めるための参考として、この記事が役立てば幸いです。




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