皆さんどのくらい自炊されていますか?

自炊と聞いても「自炊の方が楽だ」と思う方は、なかなかいないかも知れませんね。

 大抵は、自炊といえば面倒なもの、料理のレパートリーが少ないから飽きてしまったり、1人分は材料代がかえって高くついたりして、それが長続きしない原因をつくっているようです。

でも本当は自炊した方が、油や塩分の調整ができるので体には良いですし、上手にやりくりすればとても経済的で、おすすめなのです。

 「そうは言っても、どうすれば自炊が楽に続けられるの?」そう思う方のために、この記事では「自炊を楽に続けられるコツ」をご紹介します。

自炊を楽に続けるコツ

自炊を楽に続けるコツは、ズバリ「頑張らなくてもいいこと」です。

毎日じゃなくても構いませんし、格別たいしたことではないと気軽に思うことが、自炊を続けるコツになるのです。

例えば、まとめ買いしたブロッコリーやカボチャを茹でて冷凍保存したり、日持ちのする煮物や酢の物を作り置きしておけば、毎日料理しなくても、疲れて帰って来た日だって手間をかけずに食事を摂ることができます。

調味料・調理器具は最低限揃えておけば大丈夫

自炊のハードルを上げないためにも、難しいメニューや味付けは避ける方が良さそうです。

 自炊は「材料を切って焼くか煮るかして、何か味を付ければ良い」くらいに楽に考えると、調味料は最低限のものがあれば十分かも知れません。

基本のさしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)、コンソメやコショー、鶏がらスープの素、ソースやケチャップ、マヨネーズなど、シンプルな和洋中の調味料ですが、これで案外、味のバリエーションが豊富になります。

 ほかにも、溶かすだけのルウでカレーやシチューも手軽に作れますし、ビン詰やチューブタイプの薬味などを使えば、同じ食材でも味の変化を楽しむことができます。

また調理器具も同様で、包丁・まな板はもちろんですが、ザル・ボウル・フライパンに鍋、菜箸とお玉くらいの、最低限のセットで十分かと思います。

ちなみにザルは金網製のものとプラスチック製のものがありますが、扱いやすさで言うとプラスチック製のものがおすすめです。

 金網製のザルは、上下の縁と金網の隙間に食材の欠片が挟まって取りにくかったり、金網が尖って出てきたりするトラブルの可能性があるようです。

フライパンは直火専用、IH専用、直火IH両用がありますので、選ぶ際には必ず確認することをおすすめします。

通販などで便利そうに見えるカッコいい調理器具も売っていますが、購入してもあまり出番がなかったり、結局しまい込んで収納スペースの幅を取ってしまったりしますから、まずはシンプルな調理器具から揃えてみてはいかがでしょうか。

名もなき料理で簡単に作る

レシピ本にあるような、凝った料理を毎日作ろうというのは、自炊を楽に続けたい方には向かない方法のようです。

 自分が調理しやすい食材で、かつ冷蔵庫にあるものを使って、シンプルで簡単、失敗なしのものを作った方が、経済的で気負わずに長続きさせることができるからです。

手軽に作れるカレーやシチューは冷凍保存も可能ですので、作り置きのおかずとして忙しい時には便利です。乾物のわかめやお麩のように、水やお湯でもどして簡単に使えるものも非常に助かる食材です。

また、冷凍の野菜や業務用の冷凍食材を使うのも良い案だと思います。冷凍なら長期保存が効くので、無駄にならずに経済的です。

 冷凍の野菜は、切ってあるので面倒な下ごしらえが要りません。すぐに炒めたり電子レンジでチンしたりすれば、あとは好みの味付けですぐに食べることができます。

業務用の冷凍食材は加熱してすぐ食べられるものが売られていますので、とても重宝します。

 例えば肉団子や唐揚げ、チャーシューなどはそのままでも良いですし、野菜や卵と組み合わせれば、丼ぶりや麺類などのバリエーションも広がりそうです。

レシピ通りに作ろうとすると沢山の材料費がかかりますし、下ごしらえの時間や光熱費もかかり、せっかくの自炊も経済的ではなくなってしまうかも知れません。

あるものでさっと作れる時短の名もなき料理は、自炊を楽に続ける強い味方とも言えそうです。

良い食材と良い調理器具を使う

食材は是非、旬のものを取り入れて頂くことをおすすめします。旬のものは美味しいだけでなく、体を元気にしてくれる効果があると言われています。

 また旬の野菜や魚は価格も安くなっていますから、経済的な意味においても、旬の食材を選ぶことは自炊のメリットになります。

また使用する調理器具ですが、値段が高ければ良いというものでもありませんので、使いやすいもの、使い慣れたものでスムーズに料理ができる、ということを重視されると良いでしょう。

 しかし使い古して汚れている器具や、切れない包丁などを使っては、せっかくの料理の美味しさが半減してしまいます。

 衛生的で使いやすく、メンテナンスされた調理器具で自炊を楽しんで頂きたいと思います。

自炊を楽にしていくためには

自炊するには、生鮮食材が手に入るスーパーでの買い物が必要不可欠になります。

食材の無駄が出ないように、一週間分のメニューをある程度決めておくなど、買い物や食材管理が楽になる工夫も良いかも知れませんね。

 買うべき食材を決めておけば、余計なものに目が行かずに済むので、無駄遣いや衝動買いも防ぐことができそうです。

もし忙しくて自炊できない日があったとしても、あとで余った食材をまとめて煮込み、オリジナルの鍋にチャレンジする、なんていうのはいかがでしょうか。

商店街やスーパーが近くにある所に住む

自炊に買い物が必須である以上、やはりスーパーや商店街は近い方がとても楽です。

 帰り道にちょっと寄ることができたり休日にササっと行ける距離なら、買い物が億劫にならずに済みますし、重い荷物を運ぶ手間も少なくて済むのが大きな利点です。

また生鮮食材を扱うスーパーだけでなく、業務用の食品を扱う店舗が近いというのもアリかも知れません。

 冷凍食品や缶詰など、長期保存ができてすぐ使える食品があるというのは、自炊において非常に便利でおすすめです。

また大型スーパーなら品数が豊富で、営業時間も長い所が多いので、帰宅が遅くなったときも安心して利用することができます。

 一方、小さな店舗や商店街は、掘り出し物や旬のものを安く買えることや、親しみやすい雰囲気で顔なじみになれるなどの利点があり、買い物に行く楽しみにもなります。

お気に入りのお店が近くにあれば、自炊も楽しみながら続けることができそうですね。

1K以上の部屋に住む

自炊をすると、どうしてもニオイが気になるという方がいるかも知れません。

 換気ができる環境であることはもちろんですが、できればキッチンと寝室が別になっている間取りがおすすめです。

 キッチンと寝室を別にすることで、衣類や布団につく料理のニオイを防ぐことができます。

いずれにしても、調理中や調理後は換気扇をまわしたり、窓を開けたりしてニオイを外へ逃がすほか、ニオイの強い食材や生ゴミは、フタ付き容器に入れるなどの対策をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

とにかく自炊を楽に続けるコツは、頑張らずに簡単に取り組めること。

ですから最初は、ご飯を炊くだけでも良いかも知れません。

 味噌汁だけでも、おかず1品だけでも、ひとつの食材を焼くだけ煮るだけでも、シンプルなやり方だからこそ、自炊が楽に続けられるのではないでしょうか。

長く続けるためには頑張りすぎず、時には市販のものもうまく活用しながら手を抜くこともおすすめです。

自炊を敬遠していた人も、自炊したけど挫折した人も、ぜひこの「自炊を楽に続ける」方法で、ライフスタイルに合ったご飯作りにチャレンジしてみてくださいね。