
ヨドバシでエアコン設置すると工事費はいくら?本体+工事費の総額を徹底解説!
2025/06/01
2025/06/01
生活圏内にヨドバシカメラがある場合、エアコンの購入先として検討する方も多いのではないでしょうか。
新しいエアコンに買い替える際、本体代の他に設置工事費やその他オプション費用などがかかることがあります。
エアコンだけでも決して安い買い物ではないため、なるべく設置費は抑えたいものです。
また、事前にどのくらいかかるかを明確にしておけば、支払い時に慌てることなく安心です。本記事では、ヨドバシでエアコンを購入する際に発生する費用やメリットについて解説します。
※本記事の情報は2025年5月時点のものです
目次
ヨドバシでは、エアコン設置工事のみの受付を行っていません。ヨドバシでエアコンを購入した方に限り、取り付け工事をセットで付けられます。
基本的に、ヨドバシで表示されているものは工事費抜きの価格になっているため注意してください。また、環境によってはエアコン基本工事の他にオプション工事が必要な場合があります。なお、自身でエアコン設置をご希望の方は1階軒先渡しとなります。
ヨドバシでエアコンを購入し、標準的な環境で設置する場合、合計で「本体代金+約10,000円〜16,000円(税込)」が目安となります。オプションが必要な場合は、追加費用が発生します。
※エアコンの設置状況などによって、費用は変動することがあります
エアコン標準設置工事でかかる費用は下表のとおりです。
冷暖房能力 | 料金(税込) |
2.2kW〜3.9kW | 10,780円 |
4.0kW~ | 15,950円 |
ただし、下記の条件に当てはまる場合に限ります。
項目 | 要件 |
冷房能力 | 3.9kwタイプまで |
配管パイプ(室外機から室内機までのパイプ) | 取り付け4m未満まで(露出タイプのみ) |
室外機設置用の架台(プラロック) | 設置場所が平地置きまたはベランダ置きのみ |
なお、複数台購入する場合は、購入数だけ標準取り付け工事の代金がかかります。
室外機を地面に設置できない場合、標準工事費の他に室外機設置工事費がかかります。
工事内容 | 料金(税込) |
天井吊り | 15,400円~ |
屋根置き・壁面付け | 11,000円~ |
屋上置き | 5,500円~ |
2段架台取り付け | 17,600円 |
室外機オプション工事の一覧は下表のとおりです。
工事内容 | 料金(税込) |
エアカットバルブ設置 | 2,200円 |
配管カバー(屋外)※穴から真下に2mまで | 2分3分:5,500円|2分4分:8,800円 |
配管カバー(室内)※1mまで。曲がり2箇所まで | 2分3分:7,700円|2分4分:11,000円 |
配管断熱(1mあたり) | 2,200円 |
配管延長(1mあたり) | 2分3分:2,750円|2分4分:3,300円 |
穴あけ工事 ※マンションの場合は別途見積もり | 木造・モルタル:3,300円 ALC・タイル:4,400円 コンクリート:18cmだと14,300円/23cmだと17,600円 |
貫通スリーブ(※マンション、もしくはコンクリート戸建ての場合は、別途見積もり) | 1,650円 |
上記の他にも、必要に応じて追加費用が発生することがあります。
工事内容 | 料金(税込) |
石綿事前調査報告書作成 | 3,300円 |
飛散防止対策特別作業 | 11,000円 |
埋設配管接続料 | 6,600円~ |
ドレン断熱(1mあたり) | 1,100円 |
ドレンホース延長(1mあたり) | 440円 |
換気機能付き出口加算 | 1,100円~ |
既設カバー再使用 | 2,200円 |
エアカットバルブ設置 | 2,200円 |
スライダー作業 | 5,500円 |
見積出張料 | 3,300円 |
古いエアコンの取り外しやリサイクル回収についても、別途費用がかかります。
工事内容 | 料金(税込) |
古いエアコンの取り外し | 4,400円 |
古いエアコンのリサイクル回収 | 990円 |
古いエアコンの搬送 | 550円 |
搬送費については、新しく購入したエアコンと古いエアコンの数が同じで、かつ新しいエアコンのお届け日に同じ場所からの引き取りにのみ550円(税込)が適用されます。
古いエアコンの台数が新しく購入するエアコンの数より多い場合や、回収日時・場所が新しいエアコンの納品先と異なる場合は、リサイクル回収費として2,750円(税込)がかかります。
ヨドバシでエアコンの購入・取り付けを行うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。大きく以下の3つが挙げられます。
ヨドバシでは、エアコンの本体価格とは別に標準設置工事費が記載されています。さらに、オプション工事内容や条件についても明記されているから安心です。
ヨドバシは購入してから設置工事までの対応が早いのもポイント。故障して早急に新しいエアコンが必要になった場合でも、短い期間で設置まで完了します。例えば、以下の地域は翌日配達と設置が可能です。
・伊豆諸島や小笠原諸島などの島嶼部(とうしょぶ)を除く東京都と神奈川県の全域 ・宮城県・栃木県・千葉県・埼玉県の一部地域 など |
ヨドバシでは、一部対象商品に限り、延長保証(ゴールドポイントワランティ)を行っています。エアコン購入金額の5%のゴールドポイントで5年間保証が付き、保証期間中なら自然故障に伴う修理代金を1回限りヨドバシカメラが保証します。
ただし、ヨドバシ・ドット・コムとヨドバシ・テレフォンショッピングで購入した商品は対象外となるので注意してください。なお、購入後の修理は「持ち込み修理」「引き取り修理」「出張修理」の3パターンで提供しています。
エアコンの購入や設置工事ができる場所には、ヨドバシなど家電量販店の他に以下のような場所が考えられます。
・ホームセンター ・地域の電気屋、工務店 ・インターネット販売業者 |
例えばホームセンターなら、店舗の中にショールームやリフォーム専用窓口が設けられていることが多く、実物を直接見たりリフォーム担当者に相談したりしながらエアコンを選ぶことができます。
インターネット販売業者は実物を見れないものの、比較的価格が安い傾向にあり、できるだけ費用を抑えたい方に適しています。どこに頼む場合でも、事前に見積りを取って明確な工事内容と金額を確認してから依頼するのがポイントです。
ここでは、エアコンの購入や取り付け業者を選ぶ際に注意したいポイントについて解説します。
「工事費込み」「工事一式」など、曖昧な表現でごまかさない業者はとても信頼度が高いといえます。標準工事の内容と費用はもちろん、追加工事が発生する条件や費用なども細かく明記しているかチェックすることをおすすめします。
Googleマップ、エキテン、価格.com、SNSなどさまざまな媒体でレビューをチェックすることをおすすめします。特に、「丁寧だった」「追加料金がなかった」「説明が分かりやすかった」といった具体的な声を確認することが大切です。なお、口コミサイトは、直近の傾向をみるためにも新しい順に並べ替えてチェックしてみてください。
極端に見積り価格が安い場合は、撤去費用や消費税が別表記になっている恐れがあります。「現地で追加料金の請求がないことを明記しているか」「駐車場代やリサイクル費用も含まれているか」といった点をチェックしてください。
インターネット業者を検討する場合、写真のみの見積りは不安に思われるかもしれませんが、各工事ごとにチェックすべきポイントは決まっているため、写真だけでも正確な見積りは十分可能です。現地調査の日程調整が発生しない分、見積りから工事までスピーディーに進められます。
エアコンのメーカー保証は、本体部分については購入日から1年間、冷媒回路については5年間とされることが一般的です。保証期間が終了したあとは、メーカー保証は受けられません。
長期保証があれば、設置後に水漏れや異音などの問題が発生したとしても、無償で修理を受けることができ、長期的な安心感が得られます。メーカー保証期間を超える長期保証については、最初からサービスの中に長期保証を含めている業者と、追加費用で対応する業者とがあるため注意が必要です。
保証内容が不明確だったり、保証期間が極端に短かったりする場合は、施工後の対応が不十分である可能性が考えられます。そのため、事前に保証期間や保証内容、対応範囲などを確認しておくことをおすすめします。
ヨドバシカメラでエアコンを購入することは、価格の透明性や明瞭な料金体系、そして長期保証やアフターサポートといった点で、多くのユーザーに非常に魅力的な選択肢です。
一方で、時間効率やコストパフォーマンスを重視する場合には、インターネット業者の活用も一つの手です。ネット経由でのリフォーム発注に不安を感じることもあるかもしれませんが、業者選びの際には施工実績や口コミ、法人の信用度などをしっかり確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
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