いろいろな夢がふくらむ新婚生活。
新居にどんな家具を揃えようか、考えるだけでも楽しいものです。
一方で新婚生活のスタートは、なにかと物入りですよね。
本記事では費用を抑えながら理想の新居にしていくための、ちょっとした家具選びのコツを取り上げます。
目次
新婚家庭の家具は、なにから揃えるべき?

新生活をスタートさせるには、家財道具をひととおりそろえる必要があります。
引越しの最中なら何もない部屋で床に座って宅配のピザなどを食べるのも楽しいかもしれませんが、その後もずっとそのままというわけにはいきませんよね。
新婚家庭では、どの家具から揃えていくのがよいのでしょうか。
最低限あった方がよいものとは
家具の中でも、以下に挙げるものは必須と言えるでしょう。
【ダイニングテーブル&チェア】
ダイニングテーブルがないと、食事をするのに困るでしょう。
特に夫婦そろって食卓に向かうには、マストアイテムとなります。
ちゃぶ台もしくはローテーブルでもOKです。
【カーテン】
意外と忘れがちなのがカーテンです。
カーテンがないと、家の中が外から丸見えになってしまいます。
汎用的なサイズであればホームセンターなどで購入できますが、せっかくなら色やデザインなどにもこだわってみたいですよね。
あわててそろえる必要はない
あった方がよいものはいろいろありますが、なにもかもを全部揃えてから新婚生活を始めなければいけないということはありません。
とにかく一通り揃えなければとあせってしっかり相談もしないで購入してしまうと、好みが合わないなどでもめてしまうかもしれません。
実際に生活してみて「やっぱりソファはほしい」「どうしても本棚が必要だ」など、必要に応じ買い足していくのもありです。
新婚カップルで家具店を訪れて一緒に選んだりするのも、それ自体が楽しいものです。
新婚家庭で家具を選ぶ際の注意点

新婚の時期はまだ世帯としての生活スタイルが確立していないので、家具によっては購入のタイミングではないと思われる場合もあります。
子供ができたから買い換えたい場合など、「結構高かったのにもったいない」などということにならないよう選ぶ際のポイントを確認しておきましょう。
大きなものほど慎重に
新婚世帯では、その後いろいろなライフイベントが控えています。
ライフステージの変化によっては、買い替えていかなければいけない家具もあります。
まずは「一定の頻度で買い替えが必要なものか」「かなり長い間使用するものか」で線引きしましょう。
一定の頻度で買い替えが必要なものについては、あまり高価なものは避けた方が無難です。
たとえばベッドは出産など家族構成の変化や経年劣化などによって、何度か買い替えするかもしれません。
タンスも家族が増え衣類が収まりきらなくなったら、買い換えるか買い足す可能性があるでしょう。
ダイニングテーブルも、子供の成長などにつれてより大きいものが欲しくなる場合があります。
全般的に大きい家具ほど、慎重に選ぶべきだと言えるのではないでしょうか。
大型家具は値段が高いものが多いですし、買い換えるときも搬出や廃棄に苦労しがちです。
「せっかく購入するなら一生使えるよいものを揃えたい」という気持ちがあるかもしれませんが、子育てが一段落するなど生活スタイルが落ち着いてからにした方がよいケースもありそうです。
家具レンタルも選択肢
「とりあえず家具は揃えるけど、後からより良いものをじっくりと選んでいきたい」という場合は、レンタル家具を利用するのも選択肢のひとつです。
ひととおりの生活用品がセットになった「家具・家電レンタルパック」をいろいろな業者が提供していますので、とりあえず派の方は検討してみてもよいでしょう。
あるいは「家具サブスクリプション」というサービスもあります。
これはいろいろな家具を、月々定額でレンタルできるというものです。
最新モデルや、おしゃれなデザインのものなども選ぶことができます。
レンタルの良さは、レンタルをやめたらすぐに返却でき廃棄などの手間が不要な点です。
気に入らなかったりライフステージの変化に応じて買い替えが必要になっても、すぐに別の品物を選ぶことができます。
ただし長期間にわたりずっとレンタルし続けると、「買った方が安かった」ということになる可能性がある点については要注意です。
反対にお試し感覚でどんどん取り替えるような利用方法であれば、一考の価値があるサービスと言えるのではないでしょうか。
CLAS(クラス)
Subsclife(サブスクライフ)
airRoom
上記に挙げた以外にも多くのサービス提供事業者がありますので、新婚世帯で家具を検討している場合は一度調べてみてはいかがでしょうか。
意外な裏技!キャンプ用品活用

もうひとつ奥の手(?)をご紹介します。
全ての方におすすめするものではありませんが、「それもありかも!」と思っていただけたらぜひお試しください。
キャンプ用品は普段使いもできる
現在アウトドアブームと言われており、女子受けしそうなおしゃれなキャンプ用品もたくさん出ています。
キャンプ用品にはキャンプ場までの運搬を考慮して、コンパクトに収納できるようになっているものが多いです。
キャンプ用品とは言え、実際に屋外で使用する前であれば室内で使用することに特段の支障はありません。
そのため本格的な家具を買うまで、キャンプ用品で代用するという方法もあるのです。
新婚世帯でなくても「キャンプ用品が好きだから」「使わないともったいないから」「機能的に優れているから」などの理由で、キャンプ用品を普段使いするひとは実際にいます。
折りたたみテーブル・折りたたみチェア・コット(簡易ベッド)など、そのまま家具として使ってみてはいかがでしょうか。
ロゴス 丸洗いウッディオートテーブル 12070-BC
https://www.logos.ne.jp/products/info/10409
ラフマ バタフライチェア POPUPXL LFM2777
https://shop.xcspace.jp/view/item/000000000005
フューチャーフォックス 2WAYコット
将来はそのままアウトドアグッズに
新婚当初臨時で使ったキャンプ用品は、ちゃんとした家具を購入した後は押し入れなどにしまっておくことができます。
将来子供ができて家族でキャンプに行く時などに、改めてアウトドア用品として活躍することが期待できますよね。
アウトドア以外でもホームパーティなどで席が足りなくなったときなどに、折りたたみテーブルを臨時テーブルとして使うなどの応用がききます。
機能性の高いアウトドア関連用品は災害時の備えにもなりますので、しっかりしたものを買っておいても損はないでしょう。
新婚世帯におすすめな家具の裏技として、ご紹介させていただきました。
まとめ
以上で本記事を終わります。
新婚家庭では、全ての家具をあわてて揃える必要はありません。
ライフスタイルの変化なども予測しながら、じっくりと選んでいきましょう。
暫定的にレンタル家具を利用したり、キャンプ用品で代用することも可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。